屁理屈

 静かな湖面に一石を投じると円形の波紋が湖面全体に広がる。波紋は四方八方に広がる為に次第に波高は減衰するが、波速は代わら無い、波速は水深に起因する。時間を逆戻しにすると円の中心に波紋は次第に収束する。世の万物原因と結果が明白で有る。万に一つも例外が無いのが不思議でも有る。
 未来は未だ作られて居無いので誰にも判ら無いが、波の到達時間は波動方程式の計算で予知出来る。チリの津波が意外と早く日本に到達するのは太平洋が非常に深い為でも有る。異常な程に巨大な天災地変が起き、壱千年に壱度の大津波が起き、福島の原発事故が起きた。多くの人が安全対策の不備を指摘するが其れをしとけば事故が防げた事を意味する。其れを教訓に安全対策を強化すれば良いので有る。芸人は反原発を唱えるとテレビに出して貰えるし、弁護士は原告住民を煽てると仕事が増える。騙され原告住民は敗訴で賠償金で破産しても債務は残る。異常な程に巨大の程度が判ら無いが日本の法律に外国のスマトラの地震を持ち出した頓珍漢裁判官も居た。裁判官は定年後の弁護士活動に有利な様に名を売って置きたい。

 夜空の星を望遠鏡で眺めると遠くの銀河程程早く遠ざかって居る様に観える、二倍遠くの銀河は二倍速く遠ざかって居る様に観える、光の速さで遠ざかる銀河は最早観え無い、其処が宇宙の地平線と成る。全天を観測すると望遠鏡を中心に遠ざかって居る様に観えるが望遠鏡が宇宙の中心の筈が無い、そう観える丈の話で有る。時間を逆戻しにすると或る時点で大宇宙が一点に爆縮する事を意味する。大宇宙に始まりが有った事を意味する。宇宙の開闢後の事は詳しく研究されて居るが、開闢前に何が有ったのかが判ら無い。光年と言う単位は時間と空間を結びつける便利な単位、大宇宙の年齢が138億年なら宇宙の地平線が138億光年と成る、大宇宙は更に向こうにも有るが観れ無い。宇宙の元素比と生命の元素比が似て居る、地球の元素比とは似てい無い、生物は宇宙の在り来たりのもので出来て居る事を意味する。宇宙の初期には生物に必須の元素は未だ出来て居無かったので生命は未だ発生して居無かった事を意味する。生命の発生は必然とも取れるが進化は生命の奇跡で有る。退化も進化の一部、南海の孤島の海鵜は餌が豊富で天敵が居無い為に飛ぶ必要が無い為に羽の退化が見られる。人の進化では火の利用が大きな意味有り、

 昼間の青空には星は観え無いが星は有るんだよ。4千年前の中国の古文書に昼星が観えたと言う記述が有る。超新星の爆発で有る。超新星の爆発は何十億年に一度の椿事では有るが空には数多の星が有るので有り得ない事では無い。