前提次第



 釈迦に説法と言う諺が有る。裁判官を非難するは心苦しいが、原発訴訟で原告の勝訴の判例丈何やら少し可笑しい、弁護士は被告の弁護をするのが仕事と思って居たら、原告側について数多の訴訟を起して居る。原告住民を募って裁判を煽って居るふしが有る。福島の原発事故以後恐怖を煽り、不評被害迄出して居る。経済産業省の土地を不法に占拠し脱原発テント成る物を張って脱原発訴訟の闘争の拠点にして仕舞った弁護士が中心に成って日本の原発全てを停めようと必死に成って居る。弁護士協会も反原発思想で有る。共産思想とも取れる。定年退職での退官前の裁判官は退職後の職に有利な様に、大胆な決定を出す傾向が有る、鼬の最後っ屁で有る。法律を悪用する法匪で有る。

 裁判には裁判を始める前の前提事項で既に分かって居る既存の事実や、既に有る判例や、原告の立証すべき事、被告が立証すべき事を確認し、其の次第に沿って裁判をしていく。

 〇判例
  本件は原告住民四名が起した仮処分訴訟が広島高裁で破毀された為の抗告審、伊方原発訴訟には最高裁の判例が既に有る。

 〇裁判を起した理由
  阿蘇山の噴火の火砕流が伊方の原子炉を損壊させ、放射能もれを起し、広島の住民四名を被爆させ身体に著しい害を無し人格権が奪われる急迫の危険が有る為に、予防的に原子炉を停めろ。

 〇原子炉の型、安全装置の有無
  伊方の原子炉は福島で事故を起した原子炉とは原子炉メーカーも型式も違う、安全性は遥かに高い。非常用炉心冷却ECCSが有る。地下に二台の非常用電源を設置する設計では無い。大津地裁の高浜原発仮処分訴訟では非常用炉心冷却装置ECCSの洩れの誤審で有った。

 〇原告の立証すべき事
  阿蘇山の噴火の火砕流で伊方原子炉が損壊し、放射能が漏れ出て広島県の原告住民四名を被爆させ身体に著しい害を与え人格権を奪う急迫の危険の立証、被告に急迫の危険の不在を立証させるは不適。

 〇被告の立証すべき事
  被告は急迫の危険の不在を立証する必要は無く、原子力規制委員会の原子炉設置審査を合法的に受け、審査に合格した事を示し、避難計画や避難訓練も行って居る記録を見せる必要が有る。非常時の訓練記録も必要。放射能漏れのモニタリングや原子炉内の放射線量のモニタリングの記録は必要。
  原子力規制委員会は被告で無いので。原子力規制のガイドラインを悪用して、原子力規制基準が脆弱と言い、原子炉設置審査が不合理で原子炉の設置を認め無いと言うは不適。
  三菱重工は被告でないので、原子炉に欠陥が有り危険な為に動かしては成ら無と言うは不適。

 〇何故避難命令が出ても避難をしないの
  四国電力の主張は放射能が漏れたら、すぐに当該知事は避難命令をだす、急迫の危険は回避出来ると主張も裁判官は破壊。先に原告は裁判を起こす前に阿蘇山の噴火を予知して居た筈、気象庁は火山情報をだして避難を呼びかける。当該知事は住民に避難命令を出す。三度も避難命令が出るのに被爆するは道理が立たない。平成阿蘇山大変は原告住民四名は予知して居て、避難もせずに裁判何かをして居る不可解が有る。
  
 〇何故阿蘇山が噴火したら原子炉を停め無いの?
  広島高裁の決定が出た後で、原子力規制員会は火山噴火の危険警戒レベル4で原子炉を停める策定を出した。日頃は事実誤認が有ると文句を言うも自分は当事者で無いと知らん振りして居たのに異例の速さで有る。事情が大きく替わったが、異議審で仮処分の執行停止の申請は破毀して仕舞った。

 〇未来の事は誰も判ら無いが
  活断層論議に良く出て来る、13万年は動いて居無い事は立証出来るが将来も動かい保障が無いと専門家は言う。9万年間もカルデラ破局的大噴火は 無かった事は立証出来るが将来起きない保証が無いと言うので有る。原子力規制委員会は原子炉の使用期限の40年を鑑み、40年に1度の噴火を危険として居る、伊方原子炉は使用期限が18年程で、18年に1度の噴火が危険と成る。仮処分の対象の本審の判決出る迄なら数年に1度の噴火が対象の筈。統計学的確率論で噴火の確率は予想出来る。

 〇根拠法は何
  原発を停めるにも根拠と成る法律が必要、裁判官の想い丈では停められ無い。原子炉を起動停止する権限の無い者が起動停止するは原子炉等規制法違反、原子力規制委員会設置法違反。原発を停めて電力不足に対処しないは、電力事業法違反。合法的に営業運転する原子炉を停めるは、財産権の侵害で日本国憲法違反。原子力規制委員会が行った原子炉設置審査は法の遡及で日本国憲法違反、被告でも無い原子力規制委員会を裁き原子力規制基準が脆弱で原子炉設置審査が不合理で原子炉の運転を認めないは、民事保全法違反で原子力規制委員会設置法違反。被告でも無い原子炉メーカーを裁き、原子炉が欠陥があり危険で動かしては成らないというは、民事保全法違反。原子炉等規制法違反。被告でも無い者の罪で被告を罰するは民事保全法違反。

 〇目には目を、歯には歯をの諺も有るが
  原告の主張が正しくとも、原告の得と被告の損が余りに違う場合は仮処分にはそぐわない。


  ☆原告住民四名の得

  ・広島の住民四名の安心。日本を衰亡させ政局を混乱させ中国や北朝鮮に合邦させる布石が出来る。大東亜の共産主義統一支配、赤化の念願の野望が実現可能に。最高裁での勝訴の判例は今後の数多の訴訟に有利。司法の信頼を喪失させ世間を混沌に貶める事が出来る。コミンテルンの洗脳、進駐軍のGHQの日本弱体化の洗脳、米国の分散共同体、国際金融機関の陰謀の魔性を呼び覚ませる。



  ☆被告の四国電力の損

  ・燃料費の増大で420億円の損。序に大津地裁の高浜原発原発訴訟では2000憶の損、因みに民主党の当時首相の菅直人が不法に日本の全原発を停めた損は25兆円、因みに日韓併合時代に統治の為に使った血税は80兆円にのぼる。因みに浜岡原発の膨張堤は3000億円。

  ・原子炉が停まっても維持管理費、冷却の為の電気代、燃料税等の税金は必要。因みに7年間も原子力規制委員会の原子炉設置審査で停められた損は計り知れ無い。使用期限が来て仕舞い廃炉にする費用が数千億円掛る。

  ・電力不足での大停電を回避する為の、法規制付きの節電や計画停電の計画で顧客が逃げる、売上が落ちる。停電が起きると四国電力の信頼が失墜する。計画停電の計画でも企業は大幅な生産計画の見直しを迫られる。第停電が起きる其の被害額は原発事故の比では無い。北海道で実際にブラックアウト大停電が起きた。極寒の冬なら多くの人が亡くなって居た。

  ・電気代の高騰で中小企業では採算割れが起き、廃業や倒産が起き雇用が失われる、大企業は工場を海外に移設し産業の空洞化が起きる。当然人生を憂いて自殺者も増える。海外からの工場の移設が減り、日本侵略の抑止力が減る。電力が安定しないとデーターベースやスーパーコンピュータの誘致も無塚強い。

  ・炭酸ガスの排出が増え、地球温暖化を停められ無い。異常気象が増え、台風の大型化も見受けられる。大気汚染の公害も起きる。酸性雨や海水の酸性化も起きる。海水面の上昇で高潮の被害が増える。極地方の氷床が大量に融け、真水が海に大量に流れ込むと深層海流の流れが滞り、無酸素状態に成り生物の生態系に影響がでて漁獲量が減る。海水温の上昇はメタンガスの排出を促しオゾン層の破壊を招く、暖冬は越冬する害虫を増やし、疫病や森林の立ち枯れを増やす、其れが更なる温暖化を招く。国際地球温暖化防止協定の公約が守れ無く成り、日本の信頼が失墜する。

  ・裁判に関係の無い、電力利用者や株主が大損で有る。会社の信用も落ちる。四国電力が最終的に勝訴ならそれらの者にも還元しなければ四国電力自身が株主訴訟を起される。

  ・燃料費が嵩み、経営不振に成り、債務超過に成ると銀行からの融資が受けられ無い、社債の発行も出来無い。東証2部に降格と成る。東芝の事例が有る。日経平均から外される場合も有る。日経平均から外れると更なる株価の低下が起きる、投資信託の組み込みも外される。燃料代が払えぬと燃料が入荷しない。2年連続の債務超過では上場廃止で有る。米国には経営破綻で停電を起した電力会社が実際に有る。政府は助け無かったので有ろうか。

  ・日本はっ核兵器は持た無いが、何時でも持てる技術が有る事が抑止力に成って居る。原発を已めると優れた技術者が北朝鮮や中国に流れる。其れは日本にとって脅威と成る。

  ・次世代には原子力熱核融合発電が有るが、其れ迄原発を動かし、技術の伝承を保持するは必須の事。新たな原発の建設も必須。電気料金が安く成ると海外の工場が遣って来て其れが日本を守る抑止力にも成る。

  ・原発はエネルギー保障にも役立つ、玉子を一つの篭に盛るなと言う教訓が有る。産油国の中東で動乱や戦争が起こりそうで有る。ホルムズ海峡の機雷封鎖が囁かれて居る。油断が起きるとネオンサインが消え、テレビの深夜放送が消え、冷暖房機の設定が煩く成る。

  ・阿蘇山がカルデラ破局的大噴火を起すと日本全土が降灰被害を受ける、農業が壊滅で有る。碍子に積もって短絡事故が発生する。悠長に裁判などして居る場合では無い。

  ・四国が衰亡すると矢賀て日本全土が衰亡する、政治的混乱が起き、共産革命が起きる。日本の中に、日本を赤化したい北朝鮮や中国の工作員が反日活動を行ない、反原発闘争を行って居る、帰化人や在日外国人や日当を貰って活動するプロ市民も多い。大東亜の共産化統一が最中の狙い、コミンテルンの洗脳や進駐軍のGHQが行った日本弱体化計画の専横か、米国の軍産共同体や国際金融資本家の陰謀も未だに息づいて居る。経産省の土地を不法占拠して脱原発テントを張った弁護士や弁護士協会が中心に行って居る。法廷で映画の上映までした。

  ・ブラックアウト大停電が起きると水道やガスまで停まる危険も有る。北海道で実際に起こたが極寒の真冬なら多くの死者が出て居た。豆炭や練炭を使っての一酸化中毒も増える。蝋燭や菜種油での照明では家を灰にする危惧も有る。学生は蛍の光や窓の雪で苦学を続けるを強いられる。

  ・日本を赤化し大東亜の共産支配の野望が読み取れる。一帯一路の野望に等しい。高裁レベルでも赤化が進んで居る事がこの事で判る。司法試験の問題を作る東大の法学部の教授まで赤化が進んで居る事が判る。数多の訴訟を起し、赤化した裁判官に当たるのを待って居る。四国電力は裁判情報を開示しないが原告の弁護団はインターネット上に開示し、決定文や判決文まで公表して居る。弁護団の方が只いい事をして居るかの如くに思える。マスコミは即刻異議を申し出ると報道するも異議の内容は報道し無い。大企業を敵に見立てるは共産党の何時もの手口、労働組合を傘下に入れる常道手段でも有る。

  ・日本共産党は戦後長く反核闘争を行って居た、日本が世界で唯一の原爆の被爆国の為でも有る。原子力発電は原子力の平和利用とした推奨して居たので有る。日本ペンクラブも反核の署名運動もして居た、福島の原発以降は風評を煽り、政争の具にして仕舞った。プルトニュームは持って居る丈で危険な放射能物質の毒。原発で使用して仕舞うが一番。悪童も納得の道理で有る。

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  日常生活に必須の電力、ガス、水道の運転差し止め訴訟は仮処分はそぐわない。火砕流が海を渡った事例は報告されて居るが、9万年前の阿蘇山は富士山より高い標高、外輪山も其の時は無かった。今の阿蘇山で火砕流が海を渡り、やまを超えるかは、火山学者が火山学会で議論して決めるべき事。火山学に素人の裁判官が安易に判断すべき事では無い。

  兎に角25日1時に広島高裁の異議審の決定が出る。異議が認められようと、破棄されようと10月1日からは原発は動かせる。何の為の異議審か解ら無い。