蒙昧

 だいぶ前の事、前代未聞の珍事が起きた。事も有ろうに日本国の行政府の経済産業省の一等値の敷地内の一画の土地を不法占拠し、テントを不法に張り、内部に不法に四年以上居座った。経済産業省は警察力を使って排除出来た筈で有るが、裁判に立ち退きの訴訟を起こした。脱原発テントと称し、反日・反原発のデモや集会の拠点とした。裁判中は裁判中で有る事を理由に平然と居座った。内部には怪しげな祭壇れ敷物まで有り、韓国を闘争のビラ迄有った。ボヤ騒ぎの事件まで起こした。最高裁の判決が下りて深夜に強制撤去され代表に立ち退きと土地の使用料が請求された。自分達の闘争は正義で有り不法も許される自論で有る。



 熊本で大きな地震が連続して起きた、後の地震の方が大きかった為に先の本審を余震に替えて、余震を本震に替えた。至る所で停電が起き、停電の復旧に大童の最中に九州電力に川内原発を止めろと抗議の電話をした人が多数いて外線がパンクしそうに成った。政治家までも国会で大臣に停めろと提案した。旧民主党の元首相の菅直人氏迄が環境大臣に停めろと提案した。川内原発の地震の加速度は8.6ガルで有った。160ガルで原子炉は自動停止する設定に成って居る。原子炉の設計の機銃と成る基準地震動は620ガルで有る。原子力規制委員会も停める必要無しと結論を出した。熊本には南北に5万ボルトの送電の鉄塔が走って居る。又の地震で送電線が断線すると原発が止まって居ると南九州は大停電で原発も非常用電源を起動する事態と無る。



 多重当選を阻止を掲げ反原発はと連携し、川内原発を止める事を公約し選挙に当選した三反園知事が九州電力の社長を鹿児島県庁に呼び付けて、知事には原発を止める権限が無いと言った其の口で川内原発の停止を要請し、要請を書いた紙切れを渡した。其処に何故カメラマンが居たのかが不可思議で有る。川内原発は間も無く通常の定期点検に入る。九州電力にも原発を止める権限が無く、原発停止の申請をしても許可が出るのに時間が掛かる。九州電力の社長は大人で有ったので停止しなかったら再度要請をした。政府も動いて居る原発は安全として停めず、定期点検が済んで安全が確認された原発を危険とした動かさなかった悪例が有る。法を超えて権限を行使する知事にファシストで有ると言う人迄居る。定期点検誤の原発を止め無かったのは幸いで有る。



 鹿児島県地裁の川内原発差止め仮処分訴訟で九州電力が賠償金の担保の積み立てに当たる供託金1日2基で5億5400万円を求めたら、10名程の原告一部住民は訴訟をとり下げて仕舞った。さいばんを起こした時にしらされて無かったことが判って仕舞った。騙されていたと言うことで有る。原告が敗訴すれば原告自身が人格権を奪われる事に、関西電力も賠償の話を口にすると、原告側は恫喝だと詰った。




 ●原告住民の誤報
 マスコミは原告住民で無く、原告一部住民と報じなければ成らない。原発周辺の住民総てが訴訟を起こしたものと誤解して仕舞う。
 福井県の高浜原発原発から30キロ以上も離れた他県の滋賀県の住民が大津地裁に起こした仮処分で有る。仮処分は本審と並行して行われる裁判制度、本審の判決を待って居ては被害を被って仕舞う窮迫性が必須。其の窮迫性の立証は原告に課せられる。



 ●目には目を、歯には歯を。
 債務者の罪と罰が天秤に掛からなければ成らない。裁判に関係の無い第三者を裁いては成ら無い。                          



 ●大津地裁は土俵を間違えて居る。
 債務者以外の者を債務者の如くに裁いては成ら無い。                                              



 ●大津地裁は上級審の判例を尊重し無いのか。
 大きな紙に大きな表を書いて項目毎に照査すれば誤審の原因も判る。

 ✖福井地裁の関西電力大飯原発差止め。零リスクを要求した誤審。
 ✖福井地裁の関西電力高浜原発差止め仮処分。名古屋家裁に左遷された裁判官を態々呼び戻して裁判官代行で誤審。
 ○福井地裁の関西電力高浜原発差止め仮処分異議審。異議審で同じ地裁の別の裁判官が破毀                              ✖大津地裁の関西電力高浜原発差止め仮処分。一次で破毀した同じ裁判官が決定の誤審。
 ✖大津地裁の関西電力高浜原発差止め仮処分異議審。決定した同じ裁判官が異議審を担当し踏襲。
 ○鹿児島地裁の九州電力川内原発差止め仮処分。破毀
 ○最高裁の四国電力の伊方原発差止め。破毀。 裁判官が模範とすべき尤もな判例。
 ○大阪高裁の関西電力大飯原発差止め仮処分。破毀
 ?大阪高裁の関西電力大飯原発差止め仮処分抗告審。破毀?裁判中。                                      


 ●将来起きるかも知れ無い事故の妄想夢幻を裁いては成ら無い。
 今起きて居る事、過去に起きた事を裁くのが裁判、未だ起きて居ない事故の対策は行政の仕事。司法は国法の是正を求める事は出来るが立法府の国会で法が改正される迄は現行法で判決を出すべきで有る。司法は法の番人、法律の基で法律の範囲内で裁く必要が有る、判決には根拠法が必要。裁判官が国語の定義を自論の持論でするのは避けるべきで有る。
 大津地裁は将来起きるかもしれない天災地変に因る原発事故を裁判し、琵琶湖が汚染し、関西の水道の水源が汚染され関西は壊滅すると思い。安全に動いて居る高浜原発を止めた。電力不足で大規模停電が起きて多くの人が亡くなったら誰が責任をとるので有ろうか。関西電力の社長が引責辞任をする必要が無いのは確かで有る。法規制付きの節電や計画停電の計画はして置くべきで有った。政府が原発を停めたのに、其れをさせた前例が有る。制裁金を払ってでも動かす方法も有った。制裁金の額を聞いてから停める手も有った。株主訴訟を懼れたのか、大阪市の株主提案を懼れたのか。


 ●天災地変を裁く事は神を裁く事に成る。
 異常な程に巨大な天災地変の定義が難しい、マグニチュード10の地震は現実には起こり得無い、理論上の数値にしか過ぎない。有史以来の最大の物でもない。日本の法律に過去のチリ地震やスマトラ島沖地震やアラスカ地震を持ち出した頓珍漢な裁判官も居た。1000年に一度の地震が異常な程に巨大な天災地変で無いと言うには炉の使用期限を見逃して居る。


 ●原発を動かす権限が無い関西電力に原発を動かしては成らないとは?
 原子炉は原子炉等規制法等の原子力法に基づいて停止、起動をしなければ成らない、原子力規制委員会のみが其の権限を持つ。首相や知事や市長や町長に原発を止める権限が無い。裁判官は原子力規制委員会が被告の場合にのみ原発の停止を命じる事が出来る。原子力規制委員会は事実誤認が有ると公言し乍も自分は被告では無いのでと知らん振りで有る。



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