太陽に向かって走れ

 『太陽に向って走れ』(たいようにむかってはしれ、原題:Run for the Sun)は、1956年に公開されたアメリカ合衆国の映画。本作は、リチャード・コネル原作の短編小説「The Most Dangerous Game」の『猟奇島』(1932)、『恐怖の島』(1945)に続く3回目の映画化である。監督:ロイ・ボールティング
主演リチャード・ウィドマーク、トレヴァー・ハワード、ジェーン・グリア。上映時間99分。
    



       あらすじ                                                          

 メキシコに来た記者のキャサリン・コナーズは、蒸発したアメリカ人作家マイケル・ラティマーを探す。
 漁村で彼を見つけたキャサリンは、彼と接触を試みる。彼は、妻と別れたことで小説を書けなくなったと話す。翌日ラティマーは、キャサリンを自分の飛行機でメキシコシティまで送ることにした。しかし、キャサリンの磁石がついた手帳によってコンパスが狂い、ジャングルに不時着する。考古学者だというブラウンらに助けられ、一緒に食事をする。不時着地点に向かうと飛行機がなくなっていた。ラティマーはブラウンと会った記憶があり彼に聞くが、会ったことはないという。ラジオでキャサリンが記者であることを知ったラティマーは、彼女との間に不協和音が生じる。ブラウンらが怪しいと感じたラティマーは、深夜に地下室を探ると飛行機の荷物があった。
 ラティマーとキャサリンは、飛行機を探しにあたりを捜索する。ブラウンの飛行機に近づくと、見張りが2人を彼の元に連行する。ラティマーは推理し、ブラウンがドイツに移りドイツ人の女性と結婚したことを話す。ラティマーはドイツから妻を連れてくるといい、代わりにキャサリンを逃がすことを要求する。だが、ブラウンは妻はイギリスの爆撃で死亡しており、ヴァン・アンダースは妻の弟だということを話すと、ラティマーたちを幽閉する。2人はブラウン邸から逃げ出すことにした。 (Wikipediaより)


   スタッフ

 監督:ロイ・ボールティング
 製作:ハリー・テートルマン
 製作総指揮= ロバート・ウォーターフィールド
 脚本:ダドリー・ニコルズ、ロイ・ブールティング
 撮影:ジョセフ・ラシェル
 音楽:フレデリック・スタイナー
 編集:フレデリック・ナッドストン