幸せになるための27のドレス




 『幸せになるための27のドレス』(原題:27 Dresses)は、2008年公開のアメリカ映画。2006年公開のヒット作『プラダを着た悪魔』の製作スタッフによるロマンティック・コメディ。

 監督 アン・フレッチャー
 脚本 アライン・ブロッシュ・マッケンナ
 製作 ロジャー・バーンバウム、ゲーリー・バーバー、ジョナサン・グリックマン
 製作総指揮 ボビー・ニューマイヤー、ベッキー・クロス・トルヒーリョ、マイケル・メイヤー
 出演者 キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マースデン
 音楽 ランディ・エデルマン
 撮影 ピーター・ジェームズ
 編集 プリシラ・ネッド・フレンドリー
 配給 20世紀フォックス
 公開 アメリカ合衆国の旗 2008年1月18日
    日本の旗 2008年5月31日
 上映時間 111分
 製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 言語 英語



              あらすじ

 ジェーンは人に頼まれたら嫌とは言えない世話好きな性格で、今まで花嫁の付添い人として幾つもの結婚式に出席しており、クローゼットにはブライドメイドのドレス(花嫁の付添い人が着るもの)が27着も捨てられずに入れられていた。彼女自身も結婚に強い憧れを抱いていたが、恋愛にはとことん臆病で、ずっと想い続けている上司のジョージに自分の気持ちを伝えられず、いつか気付いてくれるはずだと願う毎日だった。
 そんなある日、彼女の妹のテスがニューヨークに帰ってくる。テスは美人なのだが、とてもわがままな性格で、ジェーンはいつも彼女に振り回されてきた。ところが、そんなテスにジョージが一目惚れしてしまう。しかもテスは得意の嘘でジョージと親しくなり、二人はついに結婚することになってしまう。この信じられない出来事にショックを受けるジェーン。ケビンはテスの結婚式を取材するふりをしてジェーンを取材しようと考えたが、正体がばれてしまう。しかし頼まれると断れないジェーンは、後日アパートを訪ねてきたケビンの取材を受ける。花嫁付添い人として着た27着のドレスをケビンに発見された彼女は、照れ隠しにエピソードを披露しながらファッション・ショーを演じる。ケビンはその写真を撮りながら、彼女を愛おしく感じ出す。ケビンがサンプルに書いた記事を、上司が日曜版のトップにしようとする。記事にすることに後ろめたさを覚え始めたケビンは、掲載延期を願い出る。雨の中、2人は車が動かなくなって近くのバーで"Bennie and the Jets"を歌って盛り上がり、ベッドインした翌朝に記事が掲載される。テスは母のウェディングドレスを原型をとどめないほどにリフォームしてしまうし、好意を持ち始めたケビンに裏切られ、母のドレスを着る夢も奪われたジェーンはある決意を胸に、自分でプランニングしたジョージとテスの婚約パーティに乗り込んでいって全てをバラす…。


    キャスト

 ジェーン・ニコルズ  キャサリン・ハイグル 岡寛恵
 ケヴィン・ドイル  ジェームズ・マースデン 檀臣幸
 テス・ニコルズ  マリン・アッカーマン 浅野まゆみ
 ケイシー  ジュディ・グリア 田村真紀
 ジョージ  エドワード・バーンズ 咲野俊介
 ジーナ  クリステン・リッター