公理と前提

 ☆数学の公理と定理
 数学の公理は説明する必要の無い自明の事を指す、主に数学で使う用語等の説明が多い。合同と相似の違いの如くで有る。定理は公理を使って証明出来た場合に定理と言う、証明が出来無い内は仮定の予想で有る。フェルマーの最終予想は長く予想で有ったが近年ワイルズよって証明されたのでフェルマー・ワイルズの定理と言う。 ブルバギの数学原論には本書で使う公理や数学の記号の説明が詳しい。日本薬局方は本書で使用する言葉迄決めて居る、多くの医薬品企業がその用語に従って文書を作成している。日本語は漢字の持つ造語力の為に辞書に無い言葉を勝手に作って仕舞う作家も多い。NHKのアナウンサーが喋る言葉が一番正しい日本語で有ると思い込んで仕舞う人も多く。方言は廃れ気味では有るが、老人には方言で喋って方が良く心が通じると思われるが。


 ☆司法の前提
 裁判を始める前に審議の必要の無い自明の事実を原告と被告で確認するのが前提で有る。数学で言う公理の様な存在で有る。原発訴訟の場合は原子炉のメーカーや型式や安全装置等や放射線量測定器等の確認が必須と成る。原発訴訟の場合は東京電力の福島の原発事故が問題に成るが国会福島原発事故調査委員会や政府福島事故調査委員会が詳細な報告書を既に出して居る。原子力規制委員会も結論を出して居る。地震では無く、其の後の津波で非常用電源が海水を被ったのが主因。地下の2台の非常用電源の1台を屋上に設置しておけば何の問題も起き無かった。2台共地下に置いて良しとした人災で有った。周辺住民で放射線で死亡したり、治療を受けた人すら居無いのに訴訟の狂訴が有る。狂った様に乱訴が繰り返されて居るという現状で有る。避難の為の基準放射線量の設定を間違えて避難させた為に、受け入れ先も決まらずに病院の患者を避難させた為に3000人のい近い人が避難所で心苦で亡くなった人災で有る。
 大津地裁の裁判長が福島の原発事故の究明も道半ばと書いて居るは間違い。主因は津波で有るので防潮堤の嵩上げ工事が審議の中心に成るべきを誤審した。 前提で非常用炉心冷却装置ECCSが欠落して居る為の誤審で有る。福島の原発事故は津波でECCSが機能しなく成ったた為の事故で有る。
 周辺住民が放射線被曝を受ける要因にベントが有るがフィルターを付けると其れを防げる。フィルターさえ取り付けたら原発を停めるは不要、誤審で有る。

 ☆定理と判例
 同じ様な訴訟で裁判所が替わったり、裁判官が替わったり異議審ででオセロのゲームの様に引っ繰り返って居る。此の異常さをマスコミが報じない狂気が日本に有る、司法の信頼の喪失で有る。数学では自明の公理のみを使って証明を行う。証明された予想は定理と成り、新たな仮説予想で利用する事が出来る。いちいち再度証明をする必要が無い。
 裁判官が同様の訴訟裁判で上級審の判例に言及し乍真逆の決定を出すは誤審で有る。判例を言及するので有れば同様の決定にすべきで有る。裁判は数学の定理と言える様に、法律に根拠する決定を出すべきで有る。法律に根拠を求めれば裁判官が替わっても法律道理の決定に成るが道理。
 上級審の判例を無視するは裁判官の将来の人事に不利で有る。定年真近の裁判官が定年後の弁護士の仕事に有利な様に売名の為に態と誤審をしたと言う噂さえ有る。
 原発訴訟には既に多数の判例が有る。裁判官が上級審に言及し乍真逆の決定を出すは常識を疑う。法匪とも言える。
 各判例を大きな紙に大きな表を作り項目ごとに要約して照査すればどれが誤審かが学生にも判る。
 ・伊方原発の最高裁の判例
 ・大飯原発の福井地裁の判例
 ・高浜原発の福井地裁の仮処分の判例(上述と同じ裁判長、名古屋家裁に左遷されたのを態々呼びも戻して裁判官代行で決定を出した。
 ・川内原発の鹿児島地裁の仮処分破毀の判例
 ・高浜原発の福井地裁の異議審の仮処分破毀の判例(同じ福井地裁の別の裁判官が破棄した)                             ・大阪高裁の破毀の判例                                                            ・高浜原発の大津地裁の仮処分
 ・高浜原発の大津地裁の仮処分の異議審も仮処分(上記の裁判官と同じ)


 ☆合同と相似
 我々の現実は今しか存在しない。昨日はもうこの世には無い。記憶丈の世界で有る。昨日の行動次第で今日の今が替わって居る。今日頑張って仕事をして置けば明日の仕事が楽に成る。夜空の星は何年も前の姿で有る。今の星は如何なって居るのかが判らない。大宇宙は138億年の悠久の時を経て今が有が宇宙の果ても同じ今しか無い。昨日すら無いのに死んだら彼の世が有るかの如くに講談師の如くに見て来たかの如くに嘘を吐いて蔵を建てた俳優も居た。浦島太郎は未来に行って仕舞い玉手箱を開いても過去には戻れ無い。
 目に見える現実も遠くの物は小さく見えて仕舞うが実際に小さく成る訳では無い、見える丈の世界で有る。右手と左手でも距離が2倍に成ると半分の大きさに見える。
 原発訴訟裁判でも錯覚が有る。原発を動かしたり停めたりする権限が無い債務者に停めろと言う。債権者は原子力規制委員会が定めた原子力規制基準が脆弱と言いたいし、基準地震動を超える地震が5回も起きて居る、耐震強度に問題が有り危険と原子炉メーカーに言いたいが敢えて債務者に入れて居無い。入れると騙せ無いで敗訴する為で有る。電力会社のみを債務者にして原子力規制基準が脆弱と言い、原子炉の設計に不備があり欠陥炉で有ると言いたいので有る。人の錯覚を利用して裁判官を誤審に誘導して居る。債権者は裁判官が理工学の専門的知識が無い事を悪用して別の土俵で相撲を取ろうとして居る。
 原子力規制委員会が債務者に入って居なけっれば原子力規制基準が脆弱で審査に合格しても安全と言える合理性が無いとは言え無い。原子炉の設計をした原子炉メーカーが債務者に入って居なければ基準地震動を超える地震が5回も起きて居るので危険とは言え無い筈。全国の地震を持ち出し債務者を関西電力から国に勝手に広めて仕舞って居る。日本の法律の天災地変裁判に外国のインドネシアの大地震を持ち出した頓珍漢裁判長も居た。
 今後どんな大きな地震が来るかも知れ無いので危険と言いたいので有れば。地震が本審が結審する迄に起こると予知した地震学者の立証が必要。
 債務者が放射線の被曝したか如何かが裁判の筈。どんな大きな地震が未来に来るかも知れず、事故の起きる危険が有る。と未来の事故の妄想、夢幻を仮処分で裁いて居る 債権者は債務者を間違えて居る。


 ☆債権者の得と債務者の損が合同で無く相似で有る。
 債権者の得人格権を勝ち取った妄想、夢幻に陶酔出来る。
 債務者の損
  人格権は原発丈を停めても完全には保障され無い。ロケットは爆発や軌道離脱が起きる、飛行機は墜落する、飛行船や熱気球は炎上落下が起きる、豪華客船も沈没する。列車は脱線転覆するし、車は衝突を起こすし、自転車に乗ってても転倒する。燃料棒の保管プールの冷却が滞ると危険は起きる。
  下がると言って居た電気代が下がらずに益々上がって行く。廃業や倒産が増え雇用が喪失する。                            電気代が上がれば電気を使って作った総ての製品の価格は当然上がる。高い買い物に成る。
  炭酸ガスの排出が増え、地球温暖化の被害や世界的異常気象の被害も受ける。国際地球温暖化防止の協定の公約が守れ無い。
  温暖化で暖冬に成ると害虫の越冬が起き害虫で苦しむ事に。疫病が増えたり、森林の立ち枯れも増え更に増え温暖化が進む。
  酸性雨や海水の酸性化等も有る。海流が乱れ魚の漁獲量にも影響が。異常気象で野菜等の高騰が起きる。高い買い物に成る。
  本審で敗訴に成れば損害賠償をしなければ成らない義務が法的に発生する。1年間停めると1825億円で有る(1日2基で約5億円)
  大阪市や神戸市は関西電力の大株主、株価の暴落は市の資産の目減りで有る、配当金の無配が続けばしの財政にも影響しう、市のサービスが悪く成る。
  関西電力が債務超過に陥れば銀行の融資が受けられ無い、社債の発行も出来無く成る、火力発電の新設も出来無い、倒産し国有化されれば国を相手の訴訟と成って敗訴が確実で巨額の賠償金を請求させられる。

 債務者の損
 火力発電の焚き増しや他電力の買電等のコスト高で1日2基で約5億円の損で有る。1年間停まると1825億円の損害で有る。

 債権者の損に同じ。






 ☆予想と定理
 予想が定理に成る為には公理や定理を使って証明する必要が有る。素人にはフェルマーの最終予想の証明は何を証明したら証明した事に成るのかも判ら無い 異常な程に巨大な天災地変が起きると原発事故も起きるだから停めろと言う理論で有る。予想と定理を間違えて居る。起き無い事を証明出来無い事を悪用しての決定でも有る。中世の魔女さいばんの如くに、無い事の証明は悪魔の証明。活断層の論議にも通じる。
 異常な程に巨大な天災地変での原発事故は政府が肩代わりする。国が債務者に入って居なければ成ら無い。明日起きるかもしれない地震に因る原発事故を今日の裁判でその妄想、夢幻を裁いて居る。
 地震が起きると予知しマスコミに発表した地震学者に出廷を求め証言を求めるべきで有る。予知をして地震がこず地震学者に賠償訴訟が起こされた事例が外国には有る。未だ起きても居ない事で訴訟が起こされるは異常でも有る。戦前では戦争反対の共産党員を危険思想を持って居ると言う理由丈で未だ何も犯罪を起こして居ない人を逮捕して居た事例は有る。


 ☆原子力規制基準が脆弱
 原子力規制基準は原子力規制委員会が決めたが、法律で有るとも言える。司法は法律の不具合を指定出来るが法が改定される迄は旧法で裁判は行われる。司法で原子力規制基準を替える事は司法が法を勝手に変えた事に成る。原子力規制基準が脆弱を理由に原発を停める事は出来無い。原子力規制委員会も債務者に入って居なければ成らない。債務者以外のものを裁判する矛盾が有る。基準地震動を超える地震が5回も起きて居るので安全と言え無い。関西電力の高浜原発の裁判を国相手の裁判に広げて仕舞って居る。原子炉を設計した原子炉メーカーが債務者に入って居無いのに原子炉に欠陥が有り危険だと屁理屈を言って居る裁判の土俵を間違えて居る。原子力規制委員会が勧めて来た安全審査に不合理が無いか如何かを裁判すべきで有る。
 どんな大きな地震が起きるかもしれないので原発は危険だと言いたいので有れば、異常な程に巨大な天災地変の場合は国が責任を取ると成って居るので、国も債務者に入って居なければ成らない。地震が起きる事を予知してマスコミに発表した地震学者の承認喚問が必須。当然地震が起きなかった場合の賠償義務が働く。原発のメーカーも型式も違う福島の原子炉を引き合いに出して危険と言うは間違い。事故を起こした原発はアメリカのGE製の裁判で欠陥炉で有ると判決が出て要るが。高浜原発は三菱重工の国産品で有る。アメリカのハリケーンを避ける為に置換非常用電源を設置して居た。原発の技術をブラックボックスかして居た為の人災で有る。




 ☆大津地裁は法匪か?
 異議審の裁判長は通常は私情が入ら無い様に別の裁判官が当たるが通例。持論で決定が替わることを避ける為でも有る。今回も事実誤認が有る為に別の裁判官が異議審を担当して居れば破毀された可能性大で有った。常識的に自分の出した決定を自分で破毀する事等有り得無い。大津地裁自身に問題有りか。