正理


 関西電力の高浜原発か稼働差し止め仮処分の異議審で大津地裁の山本義彦裁判長は自分の決定を破毀し無かったのかが大問題で有る。異議審を大津地裁の同僚の別の裁判官が審議して居たら確実に破毀して居た筈、大津地裁の司法理念に問題有りか、通例として裁判官の持論で誤審を避ける為に別の裁判官が当たるが常識。大津地裁丈では無い、福井地裁も関西電力が裁判官の忌避を求めたが名古屋家裁に左遷された裁判官を態々呼び戻し裁判官代行で決定を出させ誤審を同じ福井地裁の同僚の別の裁判官の異議審で破毀した恥曝し判例も有る。


 ☆関西電力は前提に非常佯炉心冷却機能ECCSの記載が欠落を指摘したが大津地裁の山本義彦裁判長は訂正し無かったのか。
 非常用炉心冷却装置ECCSが設置されて居無いと原発を建てる事が出来無い。在る物を無いとして居る。福島の事故は異常な程に巨大な天災地変の大津波でECCSが機能しなかった為の事故で大津波対策が充分で有れば防げた。福島の原発はアメリカのGE製で旧型で欠陥炉でも有った。ブラックボックスかして日本の技術者に技術を供与し無かった。ハリケーンを避ける為に非常用電源を2台共地下に設置した。其の内一台を最上階に設置して居れば何の問題も生じ無かった。


 ☆関西電力は上級審の判例を不尊重を指摘するも大津地裁の山本義彦裁判長は訂正し無かった。
 同じ様な訴訟の伊方原発訴訟の尤もな最高裁判例が既に有る。裁判官は判例を言及するも真逆の決定を出した。関西電力が指摘するせずで有った。他にも大阪高裁の破毀の尤もな判例も有る。川内原発の鹿児島地裁の破毀の尤もな判例も有るし、福井地裁の異議審の尤もな判例も有る。其々の判例を照査すれば誤審は防げた筈。


 ☆関西電力が求める根拠法を大津地裁の山本義彦裁判長は明示しなかった。
 憲法が謳う三権分立はそれぞれが勝手気儘に出来ると言う事では無い。国民が選んだ国会議員が立法した法律を内閣府は其の法律の範囲ないで行政を行う。司法も其の法律の範囲ないで判決を出す。法律の不備は国会に訂正を求める事は出来るが、国会で訂正される迄は現行法に従う必要が有る。原発は債権者の主張する様に危険な物で有るから、特別に原子炉等規制法等の原子力法に従わなければ成らない、地裁の裁判官も根拠法を明示しないで原発を停める事は出来無い。

 ☆関西電力は29名の債権者の人格権のみの決定を指摘するも大津地裁の山本義彦裁判長は訂正し無かった。仮処分では債権者の得と債務者の損が吊り合いが取れて居なければ成ら無い。
 原発を停めても仮処分の債権者の29名の人格権は保障され無い、燃料棒は冷却し続ける必要うが有る。原発を停めると電気不足が発生して大規模停電が起きる危惧も有る、法規制付きの停電や、計画停電の計画等も有り得る。電気料金が下げると言って居たものが下がらずに高騰する。火力の炊き増しで炭酸ガスの排出が増え、地球温暖化や異常気象、地球環境の悪化は債権者自身も受ける。

 原発を停めた債務者の損害は甚大で有る。火力の炊き増しの燃料費の増は1日2基分で5億5000万円(川内原発)で有る。原発の発電量の売り上げで有る。原発を停めても原子炉の維持管理費や電気代、人件費も掛かる。経営が悪化し債務超過に陥ると銀行の融資が受けられ無く成る。社債の発行も出来無く成る。火力発電の新設も出来無く成る、使用済み燃料の再処理の研究も出来無く成る。再生可能発電の研究や蓄電池の研究や次世代の原子力熱核融合発電の研究も出来無く成る
 関西電力管内の利用者は電力の窮迫での大規模停電の危惧が発生する、停電が起きれば病院の患者や養護施設の弱者は命を落とす人も増える。法規制付きの節電や計画停電の計画も有り得る。下がる筈の電気代が益々高騰する。 電気代の高騰は大企業は安い安定した電力を求めて工場を移設する、中小企業は採算割れを起こし廃業や倒産が増える、雇用が失われ、リストラや解雇が増える。失業の心苦で自殺する人も増える。過度の節電は熱中症等で命を落とす人も増える。

 大阪市や神戸市は関西電力の大株主でも有る、株価の暴落は市の資産の目減りでも有る。配当金の無配が続けば市の財政に影響も出る。社債の発行を望む個人投資家も多い。

 関西経済の衰退は日本経済の衰退を招き、日本経済の衰退は世界経済の衰退を招く。失業者が増えると自殺者も増える。

 炭酸ガスの排出の増大は地球の温暖化を招き、世界的な異常気象を招く。極地方の氷が溶けると海水面の上昇を来す、極地方の海水温の上昇は海流の流れを妨げ酸素の循環を留まらせる。プランクトンの死は食物連鎖が乱れ、魚の漁獲量の低下を産み、食料ききにも成る。酸性雨や海水の酸性化も有る。海水温の上昇はメタンガスの排出を促しオゾン層の崩壊に通じる。紫外線が強く成り、皮膚がんも増える、生物の生態系に乱れも起こる。暖冬は越冬する害虫を増やし森林の立ち枯れを増やす、其れは更なる炭酸ガスの増加を招く。ツンドラの凍土が溶けると泥炭の腐敗が起きメタンガスが増える、将来の石炭として地中に閉じ込める必要が有る。


 ☆関西電力は福島原発の原因究明が道半ばの認識の決定を指摘するも大津地裁の山本義彦裁判長は訂正し無かた。
 福島原発国会事故調査委員会は福島原発政府事故調査委員会や原子力規制委員会等が其々が詳細な事故原因の報告書を既に出して居る。彼の津波さえ来無かったら事故は起き無かった事が既に判って居る。津波対策のみ審査すれば良い筈が。裁判官は報告書を照査して決定を出すべきなのにし無かった。



 ☆関西電力は債務者間違いを指摘するも大津地裁の山本義彦裁判長は訂正し無かった。
 関西電力に原発を停める権限が無い、原発を停めるには原子力規制委員会も債務者に入って居なけ成ら無い、原子力規制委員会に停止命令を出ささせ無ければ成ら無い、原子力規制基準が脆弱と言うので有れば原子力規制委員会に見直しを求めなければ成らない。審査の合格が不適切と言うので有れば原子力規制委員会に審査の遣り直しを求めなければ成ら無い。原子力規制委員会の安全と言える合理性の説明は原子力規制委員会に説明させなければ成らない、原子炉に欠陥が有り危険だと言うので有れば、原子炉を造った原子炉メーカーが債務者に入って居なければ成らむい。どんな大きな地震が来るかも知れないと言うので有れば、地震を予知した地震学者を証人に呼んで地震が起きる根拠を立証させなければ成らない。
 原子力規制委員会は事実誤認が有ると言い乍も自分は当事者で無いと知らんぷりで有る。                              

 ☆大津地裁の山本義彦裁判長は証拠品の物件の検証は何故し無いのか。
 刑事事件では凶器が証拠物件と成るが、債権者は原発は動かすと事故を起こす危険な施設と言って居るので有るから、重要な証拠物件の筈、大き過ぎて法廷には持ち込め無い場合は現地確認も有り得るのでは無いか、原子力規制委員会も書類審査丈では無く、現地視察も行って居る。実際に現場を見れば危険か如何かは判ると思うので有るが。


 ☆大津地裁の山本義彦裁判長は零リスクの指摘も訂正し無かった。                                         零リスクを要求するは物理数学工学の無視で文明開化の否定でも有る。多くの製造メーカーは操業出来無い。
 ロケットは爆発するので打ち上げては成らない。
 飛行機は墜落するので飛ばしては成らない。
 熱気球や飛行船は炎上するので飛行しては成らない。
 大型豪華客船も氷山に衝突して沈没するので航行しては成らない。
 列車も脱線転覆するので走行しては成らない。
 自動車も衝突するので運転しては成らない。
 馬車も暴走するので乗っては成らない。
 自転車も転倒するので押して走行しなければ成らない。
 エレベーターも落下するので昇降しては成らない。
 遊園地の遊具施設も危険なので動かしては成らない。
 橋も強風で崩落するので渡らせては成らない。
 石油や天然ガスやガソリンのタンクは炎上爆発するので備蓄したは成らない。
 高い煙突は倒壊するので火を燃やしては成ら無い。


 ☆関西電力が懸念するエネルギー保障や国家安全保障を大津地裁の山本義彦裁判長は気にも留めて居ない。
 エネルギー保障を無視しては成らない、石油資源産出国の動乱、内戦、クーデターや戦争でホルムズ海峡の海上封鎖も有り得る、油断と言うドラマも有ったオイルショックの教訓も有る。原発を動かす意味は大きい。ウランの産地は世界に分散して居て産油国と重複し無い。13ヵ月は法的に連続稼働が出来る、物理的にはもっと長くは動かせる。風力や太陽光が増えてもバックアップの火力のスタンバイが必要。原子力が動かないと揚水はつでんのコストが掛かる。
 世界が原子力に走れば反対に日本は原子力を推進しなければ成ら無い。石油も何時かは枯渇すると粗悪な石油も高い値段え取引される。石油は色んな資源にも成る燃やして仕舞うには勿体無い。プラスチックの原料にも成る。


 ☆司法では裁判官に高度な専門的判断を下す知識を要求しては居ない。
 裁判官は司法試験の成績で決まる。原子力物理工学の試験は無い、専門的な事は専門家に任すべきで有る。


 ☆大津地裁の山本義彦裁判長は関西電力の説明不足を理由の一つに掲げて居るが審辱の回数を決めたのは誰でしたっけ。
 異議審で充分に説明を聞く機会は有った筈なのに説明不足とは。


 ☆仮処分で債権者が最終的に敗訴した場合、債務者は仮処分の間に受けた被害は法的に正当に賠償出来る筈では有るが、債権者が恫喝だと罵った。
 仮処分は金持ちが得する制度、当然原告が敗訴なら賠償しなければ成らない、そう言う制度でも有る、嫌なら通常の訴訟で行えば良い丈の話で有る。
 大阪高裁には原発訴訟の尤もな判例が既に有る。伊方原発の最高裁の尤もな判例も既に有る。大津地裁の仮処分には決定的な事実誤認が有る。