猛暑で唐柿が喘ぎ、冷夏で茄子が嘆く



 長く人類は化石燃料を利用して来た。近年枯渇の問題も出て来た、資源が少なく成ると価格が上がり、コストが掛かっても採算がとれる様に成り直ぐに枯渇する訳では無い。炭酸ガスが増えて地球温暖化の問題も発生する。原子力の推進派は一つの理由でも有った。しかし、最近大雪が降ると氷河期が近づいて居ると言う学者も出て来る。されど、アルプスの氷河は前進して来て居るとは思え無いし、日本の気象はラニーニャやエルニーニョの影響も受けるので一概に言え無い。中国は安価な褐炭を利用する為に大気汚染の公害が問題に成って居る。炭酸ガスの他に、煤塵や二酸化窒素やPM2.5等の問題も発生して居る。観測記録の無い昔は古文書等の花の開花時期などで当時の気温を推定出来る。火山の噴火で冷夏に成った事も有る。今年は大雪で騒がれたが子供の頃はモット大雪の年も有った。モット寒い年も有った。猛暑の夏は熱中症に罹る人も多い。節電で命を落として居ては採算が取れ無い。たった数人の原告住民が何百万もの顧客を持つ電力会社に原発運転差し止め仮処分で停めれるのか日本の不思議で有る。原発の運転停止の権限は原子力規制委員会が担う事は原子炉等規制法に明記されて居る。電力会社が定期点検で停止する場合でも事前に停止の許可を申請する必要が有る。1か月程掛かる事が九州電力の川内原発の停止を熊本地震に怯えた鹿児島県知事の三反園氏が原発の停止を定期点検前の原発の停止を要請した事例で判って仕舞た。原子力規制委員会の停止の申請に時間が掛かり結局知事の要請には答えずで有った。反原発を訴えて選挙に当選した手前のパホーマンスで有った。旧民主党の当時首相で有った菅直人氏も首相にも原発を停める権限が無いと言い乍お願いで浜岡原発を停めた。中部電力は3000億年の巨費を投じて防潮堤の嵩上げ工事を完了させたが原発は動かさずで有った。原発を停めたいので有れば、原子力規制委員会が被告の仮処分訴訟が必要。原子炉に欠陥が有り危険な為動かすなといいたいので有れば原子炉メーカーが被告の仮処分が必要。原子炉を停める権限の無い電力会社に停めろと命じるは原子炉等規制法違反、合法的に営業して居る原発を停めさすは、憲法で認められて居る財産権の侵害の憲法違反。被告で無い原子力規制委員気の犯し罪で、被告の債務者の電力会社を罰するは民事保全法違反。仮処分に必須の急迫の危険の立証を原告の債権者にさせず、起きない事の立証を被告にさせるは、民事保全法違反。原発を停め電力不足で停電が起きる事を考慮せず原発を停めるは電力事業法違反。原発事故が起きた場合は当該知事は避難指示や避難命令を発令する。火山の噴火も気象庁が火山情報を発信する、当該知事も避難指示や避難命令を出す。避難して自宅に居ない原告住民の安全の為に原発を停めた事に成った。

 氷河期が来て仕舞うったら夏は冷夏に成り、農業が打撃を受ける。食料が不足し多くの人が餓死する事に成る。極寒の冬の停電は命取りに成る。昔ながらの練炭や豆炭では一酸化炭素中毒も起きる。蝋燭で明かりをとって蝋燭が倒れての裁も発生する。地球温暖化で極地方の氷が大量に溶け、真水が大量に海に流れ込んで深層海流が滞って一時的に寒冷化が進む場合も有る。深層海流が滞ると海水が無酸素状態に成りプランクトンが激変し漁獲量も減る。生態系に影響も出る。海水の酸性化も起きる。海水の温度が上がるとメタンガスの放出も増え其れが更なる温暖化を招く。暖冬は害虫の越冬を許す。虫の媒体の疫病の蔓延が起きる。森林の立ち枯れも増える、其れが更なる温暖化を招く。