三文の得 　早起きは三文の得で有る。奈良人の早起きは有名で有る。春日大社の遣いの鹿が家の前で死んで居たら大変で有る。役人に余計な疑いが掛けられるかも知れないので有る。早起きして死んで居無い事を確認して置く必要が有ったので有る。万が一死んで居たら、他所の家が起き出す前に何処かへ移してしまったので有る。一番最後に起きた人が損をしたので有る。昔は照明用の蝋燭や菜種油も貧乏人に取っては中々手の出無い高価な物で有ったので有る。日が暮れると直ぐに寝てしまったので有る。当然の事乍、早起きに成ります。日の出と共に置き出し、朝飯の用意が出来る迄に朝飯前の一寸した仕事もして居ったので有った。 　現代に於いても老人は相対的に早起きが多い。先が短く成って来ると一日が貴重で有る。しかし余り早起きは考え物で有る。暗い内にウロウロ散歩をしたら事故の元でも有る。新聞配達の人も未だ来無いし、テレビも放送して居ない局も有る。夏は涼しくて良いが冬は大変で有る。程々が一番か。 　会社を定年で退職し年金生活を強いられて居る老人に取っては年金が頼りで有るが、其の年金の支給も遅らされ、支給額も減らされて居る。老後の悠々自適の生活を夢見て、営々と預金に努めて来た人も多いが、史上最低の金利の時代でも有る。普通預金を投資に廻せば良いのが分かって居ても、足腰の悪い老人も多く金融機関での取引も大変で有る。得をする事等滅多に無い。宝籤に期待する人も多いが当るのは一握りの人丈で有る。電話での取り引きも可能だが、耳の遠い老人も多く慣れ無いと要領を得無い。老人は自宅で出来るインターネット取引にもっと挑戦すべきで有る。金融機関に行くのに電車やバスを利用して居たのでは利息分の儲け等直ぐに吹っ飛んでしまいます。 　インターネットで取引を行うには金融機関や証券会社に口座を開き登録してＩＤとパスワードを取得する必要が有ります。インターネット上で申し込み用紙の郵送を依頼し、本人の確認用の書類を添えて郵送するといＩＤとパスワードの書いた書類が郵送されて来ます。自宅のインターネットで銀行の残高照会や振込みや振り替えが自宅のパソコンで出来る様に成ります。自宅に居ながら、金利の高い外貨預金を行ったり、投資信託を購入したりも出来ます。投資信託の中には毎月分配型の物迄有り毎月配当を受け取る事も可能で有る。運が良ければ価格が上がる場合も有ります。証券会社のインターネットトレンドを利用すれば自宅に居乍、株の売買も出来てしまいます。株はリスクも大きく高額な物も多い、一般の人向けにミニ株の購入も出来る。株は今まで上がったからと言って、今後も上がる補償が有る訳では有りませんが最近は可也上がって来ました。株を多数持って居る富裕層の人々は可也得をした事に成る。益々貧富の差が出来てしまうので有る。外貨建てＭＭＦも各種揃って居る。外貨建て債券の購入もで来ます。金利は円の普通預金よりは可也良い。外貨建て金融商品は為替のリスクも伴うので注意は必要で有る。カード会社の使用状況の照会も出来る。金融機関に拠っては利用額に拠ってポイントが付く場合も有る、ポイントが貯まれば商品が貰えたり、割引に利用出来たりもします。 　インターネットで映像の配信を行って居るサイトも有る。無料で有ったり、有料でストリーミングやダウンロードが出来る場合も有ります。自宅で映画も見れるので有る。パソコンに録画も出来たりもしますダウンロードが得かＤＶＤの購入が得かは迷う所でも有る。ダウンロードした映像は其のパソコンでしか再生出来無い場合が多く、ＯＳのバージョンアップで再生出来無く成る場合も有ります。ハードディスクも壊れる時が有ります。長く見続けたいので有れば、少々高価でもＤＶＤを購入すべきで有る。専用のＤＶＤデッキでも何時でも再生出来ます。最近はレンタルビデオ店に於いてビデオテープからＤＶＤへの移行が進んで居ます、レンタルビデオ店の古いビデオテープが格安で販売されて居ます。安いが将来性が有りませんビデオデッキ自体が無く成る可能性も有ります。既に８ミリビデオデッキも滅多に御目に掛かりません。インターネット上の無料でもインターネット自体に御金が必要で有る。回線の使用料や接続料、パソコンの使用料や勿論電気代も必要です。 　インターネット上で商品の購入も出来ます。交通費を使って御店まで行って値切って買うのと余り変わりません。御店に行って店員の話えを聞くのも良いが、インターネット上で仕様を充分に確認も出来ます検索機能を活用して膨大な商品の中から自分が求めて居る物を探せます。値切るのが嫌いな人に取っては充分で有る。一人暮らしの人は配達日を休日指定も出来、運送業者に拠ってはインターネットで配送状況の確認や再配達日の指定も出来便利で有る。ＤＶＤ一枚程度ならメール便でポストに投入して貰えます。アダルトＤＶＤなら御店で恥ずかしい思いをして迄購入する事も無い。 　ＰｉＴａＰａやＩＣＯＣＡが得か定期券が得かは大問題で有る。インターネットで区間指定をすれば定期券より高くは成らないらしいですが。 　百円ショップで此んな物が此んな値段で何で作れるのか首を傾げたく成るのも有ります。東南アジア等で可也の低賃金で働かされて居るので有ろう。又安いからと言って使わ無い物まで衝動買いして居たのではかえって高く付きます。 　スーパー等で朝一番に行くと半額で売って有る物に出会います。賞味期限切れの場合が多い、昨日までは通常の値段で売られて居ったので有る。コンビニでは賞味期限の商品をを客の居る前で捨てる所も有ります。其の廃棄分の費用も値段に入って居るので有る、コンビニは相対にスーパーより高い２４時間開いてて便利では有るが値段に入って居るので有る。消費者にとって複雑な気持ちに成ります。一日賞味期限が切れたからと言って急に不味く成ったり、腐ったりはしない筈だが気分の問題でも有る。 　買っても余り利用しない人も居ます。新聞を購読して置き乍、パラパラとしか読ま無い人も居る。書籍を買って置き乍、読ま無い人も居ます。勿体無い話で有る。最低一度は最後迄読みましょう。 　テレビのコマーシャルや新聞や雑誌の広告も実に良く、人々の購買心を擽ります。欲望の儘に買って居たのでは結局損をさせれれるので有る。広告が無ければパソコン雑誌等成り立ちません。買わ無い人には関係の無い記事も多いが。 　電子辞書は便利では有るが、偶に使用しょうとすると電池が切れてしまって使え無い場合が多い。何十年も前の学生時代の辞書が未だに役立って居るのを思うと複雑な気持ちに成ります。辞書はぼろぼろに成る迄使いたい物でも有る。言葉の不変性の神秘に感動しますよ。 　早起きして三文の得を手に入れましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ２００６−０２−１８−１０４−０１−ＯＳＡＫＡ

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