パソコンの不具合について

 パソコンの組み立てを趣味にして居る人にとって、自作のパソコンが壊れ無い事は悲願で有る。しかしで有る、実際は市販のメーカー品に比べたら不具合の発生率が高い様に思えて成らない。ハードディスクも良く壊れるので有る。ハードディスクを詰め込み過ぎか、廃熱不足か、電源の容量不足か何故か良く壊れるので有る。マザーボードの取扱説明書が英文や中国文で書かれて居て、良く理解出来ずに組み立ててしまう為に何か注意事項を見落とし居るのか、パーツの相性の情報不足か何故か不具合の発祥率が高い。新しい酒は新しい皮袋にと言う西洋の諺も有る。何時までも古いパーツ、ハードディスク等を使い廻すのも問題か。
 市販のパソコンには飽き足らず、一ランク上のサーバー・ワークステーションクラスのパソコンを組み立てたい人も多い。マザーボードも高価だし、CPUがヂュアルで有れば倍の経費が掛かる。メモリーも高価な特殊な物が必要にも成る、壊れたら大損でも有る。電源も特殊な端子の大容量の物が必要に有る。グラフィックカードも高速、高性能な物は目玉が飛び出る程高価で有る。サーバークラスのマザーボードはサーバーとして業務用にも使われる筈、出荷前の検査も入念にされて居る筈なのに壊れる時も有る。
 パソコンの不具合も身勝手にクラス分けをすると千差万別でも有る。


    <不具合レベル1>
 アプリケーションソフトのプログラム自体の不具合で有る。プログラムには常にバグが潜んで居る。自作のプログラムは特に多く注意が必要か。ポインター変数と数変数の混同のバグが多い。アクセスの禁止されたメモリーの番地(0番地が多い)をアクセスしたり、数をゼロで割ったりで有る。画面が動か無く成る場合もCtrl+Alt+Delete キーを押すと、タスクマネージャーが起動し強制的にタスクを終了させる事が出来る。システムに迄障害が及ば無い事が重要で有る。システムが使用するメモリにはアクセス出来無い様に成って居るので有ろう。システムは保護されて居るので有る。ワープロソフト等では作成中の文書が消える場合も有り。こまめに上書、バックアップを取って置く事が重要か。作業ホルダーエリアに作業用のファイルが残って居る場合はファイルの再生の可能性も有る。コピーガードの付いたビデオ信号は旨く録画出来無い場合も有る。此れはパソコンの不具合では無い。


    <不具合レベル2>
 システムに迄影響の及ぶ不具合で有る。画面が動かなく成ったり(フリーズ)したりで有る。マウスのカーソルが動か無く成る丈でも使い物に成ら無い。パソコンのスイッチ釦を入れ直したり、リセット釦を押したりして、再起動すれば通常に稼動する場合も多い。インターネットのプラウザでホームページを多数開き過ぎるとメモリー不足でか、不具合が発生する場合も有る。パソコンのプロパティやオプションで設定を変えたり、レジストリを弄ると不具合の発生する場合も有る。素人は余り弄ら無い事が慣用か。
メモリー不足や、ハードディスクの空き容量が不足すると不具合の発生も多く成り、増設をしましょう。

     <不具合レベル3>
 稼動中に突然再起動が強制的に掛かったり、電源が突然落ちたりする不具合も有る。パソコンが壊れる前兆でも有り、注意が必要で有る。再起動で通常に起動する場合も有る。電源が突然落ちた場合はディスクのチェックが掛かる場合が有る。スキップする事も出来るが。悪質なコンピューターウイルスの中には強制的に再起動を掛ける物も有り、注意が必要。システムの異常で強制的に再起動がかかった後、正常に起動すれば、インターネットを通じて異常の原因を表示して呉れる場合も有る。ハードに原因が有る場合はそうこうして居る内に又、再起動が掛かったり、挙句に壊れてしまうて。起動しない場合も有る。ハードの異常は注意が必要、廃熱が旨く行か無い場合に発生する場合も有る。CPUのファンが止まると高価なCPUが壊れてしまいます。CPUファンの放熱板がへしゃがるって不具合が発生した場合も有る。
 夏場に空調の無い部屋での使用は問題で有る。


    <不具合レベル4>
 ヂュアルブート構成の場合、ハードディスクの増設等でハードディスク構成の変更で指定のブートドライブから起動出来ませんと異常表示される場合も有る。システムドライブ(通常はCドライブ)からでは正常に起動する筈。SCSIのハードディスク等を増設すると、ハードディスクの順番が変わってしまい起動しない場合が有る。新しいウィンドウズのバージョンでは9台以上のハードディスクにOSをインストールすのは何故か無理か旨く起動しない。以前のバージョンでは、10台のハードディスクにインストール出来、更にデホルトを利用すると11台のハードディスクにインストール出来たのに如何成ったので有ろうか。10台のハードディスクにOSをインストールしたがる人も少ないが。此の場合は何回OSをインストールしても旨く行か無いので注意が必要か。一度インストールに失敗すると再度インストールしても旨く起動しない場合が有る。ハードディスクの情報が書き込まれてしまって変更が何故か難しいので有る。


    <不具合レベル5>
 起動時に悪夢のブルー画面に成り、英文で異常の説明と対処方法と異常停止エラーコードの表示画面に成る場合も有る。グラフィックカードを交換した場合等に相性が悪いと成る場合も有る。元に戻すと正常に起動する場合も有る。異常停止エラーコードで異常の原因が分かります。ウィンドウズの薄っぺらな取扱説明書の後ろの方に書かれて有る。エラーコードが分かればインターネットでメーカーの専用サイトで検索し対処の情報を手に入れる事も出来る。ドライバーの不具合も有り。最新のドライバーを手に入れましょう。OSの修復インストールや、新規のフルインストールで解決する場合も有る。一般的にレジストリを弄る人も少ないが、レジストリが壊れると起動出来無い場合も有る、弄るのも程々に。


    <不具合レベル6>
 電源は入り、ファンは回っても画面に何も表示しない。起動し無い。CPUやマザーボードが壊れたら当然起動はしないが、物理的に挿入出来ても、メモリの種類を間違えて挿入した場合も起動すらしない。BIOSに不具合が有る場合はリセットのジャンパースイッチの切り替えでリセット出来、工場出荷時の状態に戻す事も出来る。BIOSが壊れたら当然起動しない。マザーボードのメーカーによっては予備のBIOSのチップを付けて有る場合も有る。壊れた場合には予備のBIOSが起動すると言う優れ物でも有る。BIOSのアップデートも可能では有るが、一度失敗すると二度と起動すらしない。素人にはマザーボードの釦電池が気に成る処で有る、電池が切れるとBIOSの設定変更が保存出来無い、電池は市販の物も使える筈では有るが。不具合の度に高価なCPUやマザーボードを買い替えて居たのでは御金が何ぼ有っても足り無く成る。パソコンを見捨てるのも一つの選択支でも有る。思案の為所でも有る。


    <不具合レベル7>
 電源自体が入ら無い。スイッチ自体の不具合かマザーボードのリセット端子やスイッチ端子を外し、直接スイッチヘッドを短絡(ショート)させて起動するか試して見ましょう。電源自体の不具合か電源コネクターのパワーオーケーの端子を短絡させ電源が起動するか確かめましょう。別のマザーボードが有れば差し換えて様子を見ましょう。マザーボードの交換で起動する場合も有る。物理的に一度に一台しか利用出来無いのに、高性能なパソコンが次々に欲しく成るのも病的な道楽で有る。欲望に勝つ強い意志が必要か。


    <不具合レベル8>
 パソコン自体が物理的に破損し修復不可能な状態で有る。粗大ゴミでしか無い。ハードディスクが壊れて無い場合は他のパソコンに取り付けて重要なデーターの回収は可能、壊れた場合もハードディスクの重要データーの回収サービスを行って居る業者も存在する、しかし新のハードディスクを買うより高い。重要なデーターは日頃からDVD等にこまめにバックアップを取って置く事が慣用か。パソコンを粗大ゴミとした簡単に出せ無い難儀な時代で有る。御金を払って処理をしてもらわねば成らない時代でも有る。自作パソコンを廃棄する場合は廃棄物に関する充分に法律に注意しましょう。其の辺に捨てると罪に成ります。


 素人には高価なCPUやマザーボードが人体の静電気如きで壊れるとは理解出来ません。ドライバーをマザーボードの上に落とした丈で壊れるとは理解しかねます。高価なパーツが一瞬にオシャカに成るのは余りと言えば余りでも有る。細心の注意を必要とする部分で有る。パーツも日々進化し、一寸古いパーツはもう売って居無いので有る。最新のパーツで無いと、OSの最新バージョンのドライバーをインターネットで手に入れられ無い、パーツを其の度に買い替えて居たら、又出費で有る。古いパソコンの処理も大変で有る。最近では粗大ゴミに簡単に出す事も出来ず、御金を払って処理して貰う必要も出て来る。捨てかねて、其の古いパソコンの不具合の度にパーツを交換して居たら、又、出費が嵩むので有る、良く考えるべき時でも有る。自作パソコンがあっけ無く壊れて行く度にもう止めよう、メーカー品を買っとけば良かったと後悔し乍も、又、月日が経ち高性能なCPUが発売される度に組み立てたい虫が騒ぐので有る、或る種の病気でも有る。何やら性欲に似て居るので有る。鉄の意志を持た無いと資産管理等出来無い。
 大空は余りに広く、世界は余りにも魅力的なので有る。一度狭い鳥かごから逃げ出した小鳥は飢え死にしても、二度と元の鳥かごには戻って来無い。



            2006−05−21−125−01−OSAKA


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