C a t   a n d   D o g

 或ペットのテレビ番組を観て居たら、家の中で、犬と猫を飼って居るお家の紹介が有りました、犬がひつこく猫を攻撃して居ました。犬は遊びのつもりでも、猫は攻撃と受け取り、毛を逆立てて唸って居ました。にも拘らずレポーターはじゃれ合って遊んでいますと言って居ました。本当に遊んで居るんでしょうか。鋭い爪を持った猫で無く、兎だったら犬は如何して居たのでしょうか。
 猫にとって真に迷惑な話で有る、何世紀もの間、犬はお外、猫はお家の中と住み分ける事で余計な争いをさけ、猫にとっても平穏な日々を暮らせたものを、人の一時の気まぐれで、犬に怯えタンスの上の狭い場所しか安住の地が無いとしたら・・・。
 猫のとっては飼い主は親に近い存在です、私は猫に何度か咬まれ、随分痛い思いをしましたが、不思議と一度も血が出た記憶が有りません、おそらく加減をして居たのでしょう幼い親戚の子が猫を捕まえて玩具にしても、じっとされる儘に成って居て、爪一つ立てませんでした。
 犬にとっては飼い主も犬なので有る。以前、会社へ来る途中の下水場の所で、飼い主と盛りたがって居る犬を見てしまいました。飼い犬に咬まれる被害の報告が後をたたないのを見ると、おそらくは加減はしないのでしょう、親とは思って居ないのでしょう。飼い犬に手を咬まれてから、初めて犬が猛獣で有る事に気が付くとしたら、其れは愚かな事で有る。
 子供の頃、台所で一人で居たとき、突然裏の障子がスーと少し開いたのを見て、びっくりした経験が有ります、野良猫が開けて中を窺って居たのでした。何匹もの猫を飼いましたが一度も障子を開ける猫にはついに出会いませんでした。野良猫のほうが賢いので有る野良猫も生きる為の知恵は飼い猫以上です。
 昔は、野良犬もようけ居たので有る、襲われたら如何しようと怯えて居たので有る。他所の犬が我が家の座敷に上がり込んで、襖に見事な地図を描いて行ったあの不愉快感は、一生忘れられ無い。
 昔、「白い線」と言う洋画が有りました。平和だった或村に、戦争で突然国境を示す白い線が引かれてしまし。次第に、村人が戦争に巻き込まれる様子を描いて居ました。
 世界には、パレスチナ問題等未だに解決して居無い問題も多い。
 以前のアフガニスタン戦争の時、或る人が言った事はニュースで流しておきながらもアメリカの攻撃の是非に付いてのコメントは一切しません、アメリカが何処を攻撃したかは地図を使って事細かく報道するのに、その是非は一言も言いません、人の言った事は平然と報道するのに、其の是非は放送しません。人の言った事までマスコミは責任を取らないのである。何人もの人にインタビューをしても、ニュースで流されるのは、ほんの一部である。マスコミの都合の良い事だけ流れるので有る。其の人は「アメリカは政府で無く、ウサマ・ビン・ビンラディン氏個人の為に、戦争をして居る」と言って居ました。
 ウサマ・ビン・ビンラディン氏を捕らえる事が出来無かったアメリカは戦争の正当性を証明出来て居ない。アメリカは同じ過ちを又、イラク戦争で犯しました。大量破壊兵器を隠し持って居ると言って、国連の決議を待たずに戦争を始めてしまい、未だに大量破壊兵器が見つけられない以上、戦争の正当性が証明されていません。
 早々と戦争終結宣言をしてしまったが、未だに戦闘は終わって居ない。
 アメリカはかっては、世界の優等生で有り、アメリカのする事を、ただ真似て居れば良かったが。今や日本も良く考えるべき時が来て居ます。アメリカの言う通りにしていたら血税を湯水の様に使っておきながら、日本は世界からは、戦争犯罪国の汚名を着せられてしまします。
 犬も年老いてヨボヨボして攻撃性が無く成ると、猫も仲良く犬と暮らすのを見た事が有ります。飼い主が犬を散歩に連れて行くと猫も一緒に付いて来て、付かず離れず自分の生活を楽しんでるようでした。外国の田舎で優れた牧童犬を育てる為に、小犬を飼主しか見せないで育てたりもしたりする所もあるそうな。そうすれば、飼主を親と思って良く働く犬に成るらしいです。最近人の子は親を親とも思わ無い、子が増えていますが。






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