鏡の中の自分

 人は皆、朝な夕なに鏡の前で歯を磨き、顔を洗い、自分の顔を見詰めたりも為ます。歳と共に若い頃の自分の顔を想うと余り見たくも無く成るが健康状態の把握の為にも必要か、女性は御化粧の為に鏡は必須でも有る。一枚では足らず三面鏡を遣う人も居る。最近では電車の中でコンパクトを片手に平気で化粧直しを為る女性さえ居る。最近では工場等では入室時の服装の点検に大きな姿見の設置を義務付けて居る所すら有る。毎日の事丈に鏡に映る自分の顔を真の顔と思いがちで有るが、実際は左右が逆の虚像の世界でも有る。偶に写真の自分の顔を見ると違和感さえ覚える事も有るのも不思議で有る。人は毎日目に為る物の真の姿は見え辛い。朝には太陽が東から出、夕には西に沈む、大地は余りに広く地球が丸いとは想像も出来無い、恰も太陽や月が自分を中心に回って居るが如くでも有る。誰もが信じて居た事を正そうとした先人の偉業が偲ばれる。天動説が主流の昔、地動説を主張し裁判に迄成った、ガリレオ裁判や、地球が丸い事を実証しようと、世界一周を目指し地の果てを目指したマゼラン等の航海士達の勇気。
 三日月の中に迄星を描いてしまう人も居ます。昼間の星は見え無いが星は有るので有る。陰で見え無くても月は真ん丸で在るので有る。戦時中は大本営の発表を誰もが信じて居たので有る。最近でもテレビ番組の捏造が話題に成って居る。アメリカが一方的に起こした戦争も結果しか報道為無いニュース番組。毎日聞かされると誰も間違いに気が付か無い。
 昔、太陽の向こうにもう一つの地球ににた惑星が有り。其処では地球と何もかも同じなのに左右丈がう鏡の国を描いた可笑しな映画が有った。日本や英国の車の左側通行が他の国には珍奇に思えたので有ろう赤道と言う名の国が有ります、エクアドルで有る。赤道を跨いでの北と南では穴の開いたバケツの渦巻きが違うと言うので有る。僅か数メートルの誤差の世界でで有る。
 可也以前に11PMで地球には何箇所か重力異常の場所が在ると真面目な顔して司会が評論家風の人と話しをて居ました。下り坂なのに側溝の水が逆に流れて居ると言うので有る。近くには重力異常を売り物にした土産物店迄有ると言うので有る。其の司会者とは彼の、国会議員を辞任した大橋巨泉氏で有った。何ヶ月後に同じ場所の特集をNHKが行い。現地の測量技師を雇い実際に測量を為たので有る。結果は一目瞭然で下り坂と見えた坂も実際は上り坂で有ったので有る。目の錯覚で有ったので有る。
 ネス湖に怪獣が巣食って居る写真まで公表され多くの観光客が訪れて居た、見たと言う目撃例もテレビで紹介もされて居たが、或る人が死に際に写真のトリックを告白して死んでしまい。一件落着と成った、ロマンが消えてしまったので有る。
 世の中の人は大多数が右利きで有る。左利きは少数で有る。包丁や鋏等右利きを前提とした商品も多い左利きのグッヅも売られて居るが特注と成り高価でも有る。北半球では地球の自転の影響で右回りが優位でか、右利きが有利で有る為、親は右手で箸を持ち字を書くように躾ける。右手を怪我して、左手で字を書かざるを得ない事に成って唖然と為るので有る。簡単な作業はどちらでも出来るが、此処一番の大事の手仕事は利き腕で無いと用を為さ無い。右利きの人は目隠しをして歩くと左に曲がってしまいます。砂漠や雪原で迷った時に大きく円を描いて元の場所に戻ってしまう悲劇も有る。非常階段の螺旋階段は右回りに下りる様に成って居る場合が多い。
 世の中には両手利きの人も居るので有る。真に器用な人も居るので有る。才能に恵まれ二足の草鞋を履く人も居ます。日頃教室でフザケ、耐寒マラソンの最中に駄菓子屋の万引きした男が答辞を読んで卒業して行ったりで有る。人望と学歴が一致し無い現実で有る。教育に色々問題有るのは最近の年少者の親殺しの重犯罪の多さに誰もが思うが、其れを悪用して教育基本法の改悪が進められて居ます。大量破壊兵器を隠し持ってて居る事でアメリカが始めたイラク戦争の巻き添えで、日本の自衛隊もイラクに派兵して湯水の様に血税を使ってしまった。其れなのに海外の評価は今一で有った。大量破壊兵器は未だに見つかって居無い、フセイン大統領は裁判後即死刑が執行されてしまった。是が世の中で有るか。アメリカが全て正しいとは限ら無いのが気が付か無いので有る。日本国憲法を改定しようと言う目論見も有る。当然改定の中には改正の他に改悪も含まれる。世の中には悪い事を悪い事だと知らずに悪い事をしてしまう人も居ます。更に悪いのは悪い事を悪い事と知り乍悪い事をする人も居ます。最も悪いのは悪い事を良い事と思い平然と悪い事をする人も居るので有る。
 左右が対称のシンメトリーの建物は美の完璧性の象徴でも有る。10円硬貨の平等院鳳凰堂や愛妃の為に、二度と同じ物が造れぬ様にと棟梁が目を潰された曰くのインドのタージマハール等で有る。半分の設計で全部をまかなえるからか。生物自体が左右対称で有る為にか、完璧な美を感じるので有ろう。右手の手袋を引っ繰り返すと左に挿せるのも不思議で有る。生物の遺伝子其の物の合理性が作用して居るので有ろう。
 鏡と同様に人が好く観る物にテレビが有るが2011年にアナログ放送が終焉を迎える。当然受信契約が解約される。問題はマンション等の共同住宅のデジタル放送用の共同アンテナの設置の費用の問題で有る。アンテナ設置よりケーブルテレビの導入を検討する所も有る。凡人に判り辛いのはNHKの存在で有る。予算が国会で審議されるので国営と思って居る人も多いが。公共放送では有るが受信料を徴収する為に民放の一種には違い無い。昔、テレビを買えたのは一部の富裕層で有った名残でも有る。税金で運営すれば不公平で有ったので有る。多チャンネルのスカイパーフェクTV等も有り、NHKの地上波デジタル放送の受信契約を新たにしたく無い人はデジタル放送用のチューナーの付いて居無い、モニター丈を買えば良い事と成る。勝手に電波を発信して置き乍、テレビを買ってもNHKを観無い人も多い筈。テレビを買った丈で受信契約させるのは余りに横暴でも有る。訳有って受信料を納め無い人迄犯罪者扱いで有る。 単純な数式の方程式の物理の法則程真実みが有るのも不思議で有る。単純な法則程美しくも有るので有る。アインシュタインの相対性理論は未だに色あせては居無い。可也昔に反重力理論を書いた複雑な数式だらけの書籍が実際に出版されて居た。何やら怪しげな装置を電子天秤の上に載せて通電すると僅かに軽く成るので有る。通電に因る装置の熱膨張に因る浮力のせいで有ろうに。当時から可也の年月が経って居るが未だに反重力エンジンが出来た言う噂すら聞か無い。
 万華鏡は小学生の図工の時間の工作の最適の教材でも有る。出来上がった時の感動も大きい。
宝石箱を引っ繰り返した様な世界でも有る。中学の理科室で顕微鏡で見た植物の細胞の精緻な構造に感動し無い学生も少ない。虹は直ぐに消えてしまうので感動的では有るが、プリズムで光を分離する事も出来る、人工的に七色の虹を作れるので有る。
 物理の法則を表記する方程式の数学も又不思議な学問でも有る。一度証明された事は定理として以後は使えるので有る。フェルマーの最終定理が大分前に証明されました。多くの大数学者が挑戦し続けて360年間も解かれ無かった超難問で有った。ワイルズによって証明された今はフェルマー・ワイルズ定理として利用出来るので有る。多くの人が其の恩恵を以後受ける事に成ったので有る。ブルバギの数学原論には最初に用語や文章の記述形式や記号の説明に可也のページが割かれて居る。第一巻は凡人にも理解しやすいが二巻に成ると急に難解に成る。日本薬局方が使用の言葉まで事細かく記載されて居るのと良く似て居る。岩波の数学辞典を見て唖然としてしまった人も多いはず。初学者には余りに高いハードルが有るので有る。学生時代に読んだスミルノフ高等数学教程全12巻が今だにインターネット上で販売されて居るのを見ると驚異でも有る。世界的な名著の所以でも有ろう。
 大分前に霊界の事、彼の世の事をテレビで見た来たかの様うに言われて居た人が亡くなられた。書物や映画まで作られたので有る。今頃は彼の世で何を思って居られるので有ろうか。此の世は自分の想像して居たのと同じで有ったと思われて居る事で有ろうか。                        鏡には人の心迄は写ら無いので有る。カメラに向かって微笑む女性に如何に多くの殿方が心を悩まして来た事か。かって美しかった女優達も今や年老いては、映画丈が今も輝いて居るので有る。外国の賞を狙ってか監督独自の芸術論に翻弄される最近の映画より、昔乍らの観客を楽しませる事に徹した映画も見直されても良い時期でも有る。涙有り、笑い有り、母と娘、父と息子の死に別れ、生き別れと再会、人の心の芸術は余りに奥が深い。精神分析学のフロイドの存在は余りに偉大でも有る。夢は直ぐに忘れてしまうので普通は何も覚えた居無い。途中で目の覚めた印象深い夢丈で有る。死ぬ体験等した事が無いのに死ぬ夢も見たりもする。死の予行演習か。恋をした事が無いのにして恋をして居る夢を見たりもする。見た夢を書き止めて置けば自分の心を探るきっかけに成りそうでも有る。夢は無尽蔵で有る。列車の車窓の過ぎ去る風景はどうやって作り出して居るので有ろうか。夢は又物理法則の通用為無い世界で有る。振り向いたら全く違う場所に自分が居るので有る。夢の中では完璧に動き廻る鶏も絵に書かせると4本足の鶏を描いてしまう大学生すら居る。人間の推在能力は高くても凡人には利用出来無いので有る。夢の中で今見て居るのが夢だと判ると夢をもっと楽しむ事も出来る筈では有るが、其れが判ら無いのが夢で有る。
 子供の頃直射日光を鏡に当て、反射光を色んな所に映し、動かして遊んだもので有った。世の中には魔鏡と言う不思議な鏡も存在する。鏡にの裏に刻まれた、模様が反射光に模様と成って出現すると言うので有る。隠れキリシタンが密かに隠し持って居たと言う秘話も有る。微妙な凹凸が像を結ばせるので有る。 古代、鏡は三種の神器の一つで、昔から割れると不吉なので大事に扱って来たので有る。見無い時は被いを被せたりもしたので有る。無闇に映すと魂迄吸い取られと思ったので有る。
 天体望遠鏡の巨大な反射鏡を造るのは至難の業でも有る。ガラスを造るのも難しいが、冷やすのにも時間も掛かる、磨きも又大変で有る。天体望遠鏡なら天地が逆でも問題は無いが望遠鏡が天地が逆に成っては大変で有る。天橋立の叉覗きの如くに成ってしまいます。地上では鏡の自重で歪みが生じるので人工衛星の天体望遠鏡にも期待が掛かて居る。昔は鏡を作るのに鍍金の技術も悪く、有害な水銀が使われて居て大事で有ったので有る。人の心の如くに絶えず磨いて居無いと曇ってしまったので有る。
 人の心の中には時々悪魔が巣食うので有る。人が人を裁き死刑を執行する死刑制度に疑問を抱く人も多い昨今、其の裁判の聖域に国民の中から無作為に選んだ裁判員を立ち会わせると言う裁判員制度が有る。裁判官や弁護士に成る為には難関の司法試験に合格為なければ成らない、其の同じ裁判の場に法律用語も判らぬ素人を引き摺り出そうと言うので有る。選ばれれば余程の病気持ちや無能力者以外は断れ無い、会社も休まねば成らない、秘密を漏洩為ると守秘義務違反で今度は自分が裁判に掛けられ刑務所に入れられる。国家権力の横暴でも有る。資格試験を設けて合格者から選べば好いものを。多くの人は自分は当ら無いと勝手に決めて安心為て居る丈で有る。宝くじは買た人しか当ら無いが其れよりかは当る確率が高いので有る。何やら戦時中の赤紙の如くで有る。自衛隊が海外に派兵し犠牲者が多数出ると自衛隊の入隊希望者も減り徴兵制度の再来を考えて居る政治家も居る。徴兵制が有った昔ですら徴兵検査が有って合格者から選んだので有るのに、無作為に選ぶと言うので有る。米国の陪審員制度の猿真似か、怒れる12人の男達の映画の様には現実は巧くは行か無いもので有る。当った裁判員も大変だが、素人に裁判が任される被告も悲惨で有る。素人の曇った心で裁判が進めれれるのが目に見えて居るので有る。口の巧い弁護士を大金を出して雇えば黒も白に成ってしまうので有る。弁護士丈が大儲けをする事と成るので有る。自称超能力者の手品、僧侶の嘘の方便、弁護士の二枚舌、政治家の弁明、役人の袖の下、偽善家の猫糞、教師の大嘘を見抜為にも、心が曇らぬ様に、日頃から良く心を磨いて起きましょう。
 この様な事を書いて居ると世の中不満だらけの様にも思えるが、良く研がれた手入れされた包丁程、手を斬ら無いもので有る。日頃の手入れ、精進が大事か。







           2007−02−10−199−02−01−OSAKA




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