嘆きのハードディスク

 パソコンのハードディスク(HDD)が或る日突然壊れて、読み書き出来無く成って唖然とする人も多い。オペレーティングシステム(OS)のインストールされて居るHDDなら起動すらしない。苦労して作ったワープロの文章や、自分で撮ったデジタル写真の画像、御金を払ってダウンロードしたソフトや映像も一瞬に消える。市販のパソコンのHDDの故障の保障とは利用出来る様にする事を意味する、新品に交換する場合も有る。中に入って居るデーターの保証の事では無い。重要なデーターはDVD等に頻繁にバックアップを取るのが一番か。パソコンを長期間使用し無いで居ると電源を入れても巧く起動しない場合が多い。HDDも使用しないで居ると不具合を発生する場合も多い。定期的に使用するのが長持ちさせる秘訣か。
 二台のHDDの両方に同じデータを保存し一方が壊れても一方は助かると言うミラーシステムを利用する事も出来る。何も起きなければ一台は無駄では有る。4台のHDDを1台のHDDの様にも使用出来ますが、其の内1台でも壊れると全部使用出来無く成ります。原始的な個別の使用が最も得策か。
 USBの外部増設用のHDDは増設が簡単で利用者も多いが、OSのインストールが出来ません。データーの保存用か。OSをそっくりバックアップは出来る。
 パラレルATAのHDDは最もスタンダードでも有る。マザーボードには通常2つのIDEコネクターが有り、一つのコネクターに2台のHDDを接続出来る。OSのインストール用のDVD等に1台分を使用してしまうので通常は3台迄利用出来る。マザーボードに拠ってはIDEコネクターの一つをフラッシュカード用に利用する物も有るので1台しか使え無い場合も有る。
 シリアルATAのHDDのマザーボードのポートは通常4ポートしか無い。ポートとHDDが細いケーブルで一対一で接続出来る。ケーブルは最大1mで有る。ポートの番号順にHDDの順番が決まる。電源のコネクターがパラレルATAのHDDとは変わります。HDDに拠っては両方のタイプが使える物も有るが。さらにポート数っが必要な場合はPCIコネクターにシリアルのコントロールボードを装着する事でポート数を増やす事が出来る。しかし、最近のマザーボードはPCIのコネクター自体が少ない。
 SCSIのコントロールボードをPCIコネクターに装着すると、SCSIのHDDが利用出来ます。2チャンネルなら理論的には30台程利用出来る筈では有るが、ケーブル自体が4台迄が多い、最大で8台迄は利用出来ます。SASのHDDも利用出来ます。主にサーバー用で連続使用に耐える高性能仕様でも有る、一般に使用するには高価で有る。
 HDDを増設するには大容量の電源も必須で有るし、大きなフルタワーのPCケースが必要と成ります発熱の多く成ますし、騒音も大きく成る。 ケースの蓋を開けた儘で使用する気なら方法は無い事無いが が、しかし、不細工には成りますが。
 通常OSをインストールするHDDは高性能な高速な物を、データー用は大容量の物を利用しましょうインストールするパーテーションのみアクティブに設定しましょう。一度アクティブにしてしまうと元に戻すのが大変です、注意しましょう。インストール出来る様に、BIOSを設定して起動ディスクのリストに上げて置く必要が有ります。そおで無いとインストールは出来ても起動しません。マザーボード自体は8パーテーション迄の起動をリザーブして居る物が多いがOSに拠っては全てにはインストール出来ません。ライセンスの認証に問題有り。CPUのコアの総数に関係か、コアの総数が8個のパソコンなら一つのパーテーションにしかインストール出来ません。8個のOSのパッケージを購入する必要に成る。嘆きの時でも有る。以前のOSでは5ライセンス丈のパッケージも売って居た。安いものかと思ったらパッケージ版と余り変わらぬ程の高価で有った。パソコンを手作りで更新する予定が今後有るなら、魅力的な商品では有るが。
 最近はSCSIのHDDを買う人も少ないのか、パーツの専門店でも余り置いて居無い。ケーブルも4台用が置いて居無い事も有る。3台用が多い。パラレルATAのHDDはケーブルも細く束ねた物も売られて居るが、今後は細いケーブルのシリアルのHDDが主流に成りそうで有る。アクセススピードで勝って居る。パソコンの内部用のケーブルと外部増設用のケーブルの仕様が違うのには気を付けましょう。外部ケーブル一本で4台迄のシリアルATAのHDDをコントロール出来るシステムも有る。
 一般用のパソコンは連続使用を想定されて作られて居ません。会社のパソコンも電源を落として帰る必要が有ります。サーバー用の様に24時間連続使用をする場合はSAS等の高性能HDDを使用する必要が有る。連続使用に耐える様に、製造規格も厳しく管理されて居ます。壊れては困る重要なデータを扱う部署では必須のHDDでは有るが可也高価な物に成ります。
 外部増設用のHDDの他にLANディスクも売られて居る。Linux等を利用したドライブ自体が一種のパソコンでも有る。更にUSB増設ディスクを接続出来る。家庭内LANを構築して居る家庭はどの部屋からもデータを利用出来る様にも成ります。家族でコンテンツ・データの共有も出来るので有る。
 インターネットディスクと言うサービスも有る。インターネット上のレンタルディスクスペースに自分のデータを保存出来るサービスでも有る。定額料金は必要では有るが。自宅のパソコンが壊れてもデータは無事と成る。別のパソコンからデータを取り出す事も出来る。ホームページを公開する、レンタルサーバーとは別のサービスですが。仲間で公開してデータを共有も出来る。
 HDDは振動しない様にしっかりと固定しましょう、不安定な儘では故障の原因に成ります。高温に成ると寿命を縮じみます、放熱・冷却に考慮しましょう。HDDのメンテナンス用のソフトも有る。故障する前の前兆を警告して呉れる優れものでも有る。デフラグの処理も小実に実行しましょう。HDDが変な音が仕出したら壊れる前兆でも有る。壊れる前にバックアップを取って起きましょう。後で泣か無い為にも。







          2007−05−07−222−01−01−OSAKA



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