テレノベラ

 テレノベラは中南米のスペイン語圏、メキシコ、ブラジル、ベネズエラ、コロンビア等でのテレビ小説の事で有る。NHKの朝のテレビ小説よりかは、民放の昼のメロドラマに近い。毎日続く丈に印象も強く女優の虜に成ってしまう懼れも潜んで居る。人気番組とも成ると其の時間帯に成ると巷の人通りも減るらしいです。CS放送のスカイ・パーフェクTV!でch.360のSuper ! drama TVやch.332のTVEでも以前から良く遣って居た。二ヵ国語放送ではスペイン語では字幕は出無いので何も判らず困ったものでも有ったが。勿論TVEのスペイン語放送では字幕等は何も出無い。BSジャパンでも放送を始めた。インターネットで有料(一部無料サービスも有り)のストリーミングやダウンロード販売も有る。最近ではスペイン語系のテレビドラマとしては珍しくDVDも販売されて居る。翻訳書籍も販売されて居るし。日本語の主題歌も歌われて居る。レンタルDVDも始まった。
 複雑に絡み合う人間模様、激しい愛憎劇、ラテンの国ならではの情熱的な恋愛関係が繰り広げられる南米ベネズエラのテレノベラ(テレビ小説)ビクトリア〜愛と復讐の嵐(OLVIDARTE JAMAS)で有る。

 宣伝用の荒筋は。
                       1                        Victoria Marquez es una mujer que vive para la venganza y el objeto de su odio es la familia Montero. Hace anos, cuando ella era una pobre campesina, Francisco Montero la sedujo y embarazo, pero su padre Gregorio se encargo de desbaratar toda la relacion. Habiendolo perdido todo, incluso a su bebe, Victoria solo tiene una meta: hacer pagar a Francisco en lo que mas le duela.

Anos mas tarde, ella entrara en la vida de los Montero acompanada de Carolina, su hija adoptiva y con un siniestro plan. Carolina debe seducir a los hijos de Gregorio y destruirlos. Sin embargo, el amor amenaza con obstaculizar los planes de la vengativa mujer. Carolina se enamora de uno de los Montero y la misma Victoria descubre que su corazon no ha muerto cuando conoce al misterioso y hurano Diego. Victoria finalmente descubre que para que ella y su hija sean felices, debe dejar atras el pasado.

Historia
                       1−1                      Cuando Luisa era apenas una adolescente, campesina e ingenua, fue amenazada y enganada por Gonzalo Montero, hijo de don Gregorio, el despiadado dueno de la hacienda donde trabajaba.
Luisa queda embarazada tras sufrir el abuso de Gonzalo, sin embargo cuando Gladis, esposa de Gonzalo, se entera, propicia una golpiza a Luisa, haciendola perder al bebe. Luisa no solo sufre la perdida de su bebe, sino tambien la de su abuela, pues Don Gregorio decide quemar la casa de Luisa con su abuela dentro. 
Despues de 20 anos Luisa, convertida en una mujer madura, despampanante y rica, cambia su nombre a Victoria y regresa a la hacienda de la Florida con el proposito de buscar venganza.
Comienza por conseguir trabajo en la hacienda de los Montero, donde Gonzalo, Gladis y don Gregorio quedan intrigados por ella. Sin embargo, la venganza de Victoria no resulta tan facil, pues no contaba con que el amor se interpondria en sus planes.
Al conocer a Diego, un hacendado vecino de los Montero, pues ambos quedaran perdidamente enamorados. 


Story
The story begins with the rape of a frightened teenage Luisa by Gonzalo Montero, the alcoholic son of Gregorio Montero, patron of a large ranch on the outskirts of Miami where Luisa is employed as a domestic.
When Luisa refuses to terminate the resulting pregnancy, Don Gregorio burns down the humble dwelling where she lives, killing Luisa's grandmother (her only living relative) and causing the girl to miscarry. Luisa leaves the ranch, but not alone: one of Don Gregorio's daughters suffered through an illegitimate pregnancy of her own and secretly entrusts Luisa with the care of the baby girl, Carolina. To protect another from the tyrannical wrath of Don Gregorio, Luisa agrees to take the child and find her a home.
Eighteen years later, Luisa has raised Carolina, now a young woman. She has also somehow made a fortune, but decides to exact revenge. She returns to work for the Monteros as a domestic, disguising her true identity. Her hair is dyed blond, her eyes masked in colored contact lenses, and she calls herself Victoria. Not even her adopted daughter knows her past.

In addition to revenge, Victoria/Luisa must maintain a vigilant watch over Carolina, who has no idea that making out with certain members of the Montero family may actually be incestuous. Fortunately the object of Carolina's affection, the popular Alejandro Montero, was not fathered by the man everyone thinks he was.
Diego, the owner of a neighboring ranch and an enemy of the Monteros, notices the new domestic and immediately falls in love with her...

                        3
 フロリダの大牧場を所有する富豪モンテロ家の使用人として働く美しい娘、ルイサ。主人の息子ゴンサロに脅迫され一夜を共にしたルイサは、不本意にもゴンサロの子を身ごもってしまう。そのことを知った主人のドン・グレゴリオは激怒し、見せしめのためルイサたちが暮らしていた小屋に火を付ける。崩れ落ちる小屋と共に祖母を失ったルイサは、ショックでお腹の子供も失ってしまう。悲しみに暮れるルイサは、祖母の友人を頼ってカリフォルニアに行くが、ひょんなことからモンテロ家の三姉妹が産んだ娘を預かり育てることに。赤ん坊と二人きりになったルイサは、ビクトリアと名前を変えモンテロ家への復讐を固く心に誓うのだった。
 復讐のために娘カロリーナを連れてフロリダに戻ったビクトリアは、モンテロ家と敵対する隣牧場主ディエゴ・イバラと一目でお互い惹かれあい、さらにカロリーナもモンテロ家の嫡男アレハンドロに恋心が芽生えてしまい・・・自分と娘の幸せのために、復讐を忘れるべきかと悩むビクトリア。複雑な人間関係が入り乱れるこの物語の結末は? 
 数奇な運命に巻き込まれていくビクトリアの心に宿るのは復讐か?それとも愛なのか? 

                 主題曲

Voy a llorar todas las noches, ahora que te vas de mi
Voy a vivir en el infierno, cuando ya no estes aqui
Voy a temblar de tanto miedo, voy a buscarte hasta morir

Voy a rogar a las estrellas, que donde estes te vaya bien
Que no haya nadie en este tierra que te vaya ser sufrir
Yo se pan darte en otros brazos lo que sonaba para ti

Yo no voy a olvidarte jamas, yo no voy a dejarte de amar
Vas metida en mis suenos, mi sangre, mis ojos, en todo mi ser, mi herida mortal
Yo no voy a olvidarte jamas, yo no voy a dejarte de amar
Aunque pasen los dias, los anos y sanen herida que me hace pedazos, yo te voy a esperar

Voy a buscar en otras bocas lo que jamas encontrare
Voy a contar al todo mundo que ella mas en todo ame
Voy a esconder en el veneno de ya no volverte a ver

Yo no voy a olvidarte jamas, yo no voy a dejarte de amar
Vas metida en mis suenos, mi sangre, mis ojos, en todo mi ser, mi herida mortal
Yo no voy a olvidarte jamas, yo no voy a dejarte de amar
Aunque pasen los dias, los anos y sanen herida que me hace pedazos, yo te voy a esperar

Vas metida en mis suenos, mi sangre, mis ojos, en todo mi ser, mi herida mortal
Yo no voy a olvidarte jamas, yo no voy a dejarte de amar
Aunque pasen los dias, los anos y sanen herida que me hace pedazos, yo te voy a esperar

 中南米のテレノベラが日本で放映されるのは何も最近始まった事では無い。スーパードラマTVやTVEで以前から放映されて来た。カサンドラ〜愛と運命の果てに、イリュージョン〜愛の掟、ベティ〜愛と裏切りの秘書室、スウィート・エネミー〜甘い媚薬等も有ったが二ヶ国語では字幕が出無いので語学の勉強には向か無かった。勿論TVEのスペイン語放送では字幕等は何も出ず、物語のストーリを理解するのも難しく視聴する人も限定的で有ったが、今回は字幕付きの待望の放映で有る。DVDも発売されれば字幕を消す事も出来る。翻訳書籍も発売されて居る。人気が出ればスペイン語の原書も手に入り易くも成ります。映画と違ってストーリの進展が遅く、家庭内の会話が多く易しい言葉も多く、語学のテキストに出て来る様な基本的な会話も多い。語学の勉強には持ってこいでも有る。何気無い食事風景の会話の中に次に起こる事件が暗示的に語られて居る。物語は連続ドラマ特有の紙芝居風の手法が使われる。クライマックスの一寸手前でつづくに成るので有るので有る。又のお楽しみでも有る。一度観ると其の手法の為に最後迄観たく成ってしまうので有る。会話の最中にも挿入画面が入る程で有る。前作の場面が思い出や夢として挿入され再利用されて居る。神様は嘘を吐か無い事を前提か、古風な占いや予言や牧師の忠告が物語の展開を暗示させる手法が随所に見られる。実際には口に出さ無い言葉まで言わせてしまう遣りすぎの感も見受けられるが。バイリンガルの語学のテキストが数万円もするのを思うに語学の教材に手頃な値段で使えそうでも有る。こんな珍奇なドラマのDVDを教材で真面目な学校の教室でスペイン語の勉強を高校生時代にして置けば語学も何とか成ったで有ろうにと思うと複雑な気持ちにも成る。又、非常識な事をしようとする人に諌めの言葉を発する人を置く事を忘れ無い、社会に対する啓蒙も忘れて居無い。諌めが有ってもドラマは容赦無く進展してしまうので有る。占い師や牧師、友人や家族が忠告をしてでもで有る。
 主演女優ののソーニャ・スミス(SONYA・SMITH、メリカの女優では有るが、ベネズエラ育ちの為にスペイン語が堪能)も日本初登場では無い、若い娘の時代に既にドラマの主演を演じて居ったので有る。以前に題名は知らぬが、或る事件を起こし尼僧に成り、其の後、或る裕福な医者の家にメイドとして入り、妻を失って失意の医者を慰め、終に主人に見初められてしまうと言う、シンデレラ物語風のドラマに主演して居たのを思い出します。El Desprecio(軽蔑)の広告Wevページに当時に似た写真が載って居るが。現在も日本人好みの笑窪が可愛い美人では有るが、当時は超美人と宣伝されて居た。テレノベラでは日本人好みの泣きの演技が多いが、悲しみに濡れる瞳の清らかさが印象的な女優でも有る。悲しみに泣く演技が白眉で有った。娘時代の当時の面影を、今も垣間見る事の出来るドラマでも有る。若い娘丈を主演女優に矢鱈したがる日本のテレビ小説とは一寸違う様で有る。
 新聞の連載小説が人気が出て出版やドラマ化や映画化がDVD化される場合も有る。大衆文学の重鎮、吉川英治の朝日新聞の宮本武蔵や中里介山の大菩薩峠等は余りにも有名で有るが。完結した小説を原稿用紙数枚分を毎日順次掲載して行く分には何の問題も発生し無いが、完結を待たずに連載が始まってしまう場合も有る。作者の筆の進みと新聞連載の追っ駆けっこと成る。一度書いてしまって掲載されてしまった部分は後日の訂正が利か無い。作者が病気に成れば大変な事に成る。筆が進まずと期限が迫ると苦しみが待って居る。作者の絶筆と成って未完の儘連載が終わってしまう場合も有る。何年も連載されれば可也の長編小説と成る。ジックリ読み味わった後、丁寧に連載小説を切り取って綴じて置けば、其の内に価値が発生するらしいです、勿論無精して抜けが出来ると価値は一気に二足三文に減てしま居ますが。根気の要る仕事丈にする人も少ない。
 NHKの朝のテレビ小説も主演女優が突然病気や仕事の都合等で降板してしまう場合も有った。同じ台所で同じエプロンを掛け、同じ髪型の女性が或る日から突然別の人に成るので有る。珍奇な世界でも有る長いシリーズ物の映画も俳優が突然に替わる場合も有る。妻や伯父さんが突然替わったりで有る。NHKのテレビ小説では視聴者の要望が強いと原作とは違ったストーリにシナリオを勝手に変更されてしまう場合も有った。原作では死んでしまう人が余りに可愛そうと死な無かったりで有る。当然以後は台詞も少ない。しょせんはたかが虚構の世界で有るのに、いいかげんな世界でも有る。
 ラテン系のテレノベラの特徴は其の情熱的で且つ歯に衣を着せぬ表現で有る。日本のドラマでは恋心を抱いても友達や家族に話す事は殆んど皆無に近い。言いたい事の一つも言え無い日本人には参考に成る事も多い。テレノベラでは恋心を兄弟や友人に相談する場面が矢鱈に多い。人生経験の豊富な年上の者に色々相談するのは当然では有るが、日本では心の中を読まれるのを懼れてか心を開こうとしない。親に悩みを告白しても始まら無いものと最初から決め込んでしまって居る学生も多い為か。
 字幕も注意が必要でも有る。直訳ではなく意訳が随所に見受けられる。適当に省略も有る、原語の露骨な表現は態と避けて有る場合も有る。言って居ない事迄書かれて居る場合も有る。正確に物語を理解するには外国語の勉強も必要か。
 言葉は何処の国も大切なのか、外国語訛の有る人は信用出来無いのか、ドラマの中でも外国語訛の人物が良く悪役でも有る。スペイン系の国では英語圏の人は上手にスペイン語を話せないので、優越感が有るのか悪役には余り登場し無い。発音が余りに違う為で有る。日本人の方が上手に聞こえる。アラビア語は分けのの判らない言葉の象徴でも有る。千夜一夜の怪しげな呪文のアブラカダブラは何言って居るか判らないという意味から来て居る。スペインでは陸続きのフランスに余程酷い目に遭ったのか、フランス人は珍奇な人としてドラマや映画に登場する、スペイン系の人にとっては珍奇に見えるので有ろう。流暢に外国語を話せても訛が有ると信用出来無いので有ろう。日本語でも御国訛の酷い人は何を言って居るか聞き取り難いので有る。10年以上も学校で標準語で国語を教わって居ても、NHKのアナウンサーが関西風に終言ってしまって態々言い直すのを聞いて珍奇に思う場合も有る。間違って居無いのにと思ってしまうので有る。関西の人が標準語と思って居る標準語は関西風の標準語で合ったので有る。方言の辞書も売られて居る。方言を話せる人は二ヶ国語を話せるのと同じで有る。其れ程方言も大事で有る。老人には子供の頃に話して居た方言で喋るのが理解を深める方法でも有る。最近聞いた言葉は直ぐに忘れてしまうのに子供の頃に覚えた言葉は強烈に残るので有る。方言の効用を再任すべきでも有る。方言を使う人を田舎者と軽蔑するのは間違いで有る。
 スペイン語は英語の様に子音が矢鱈に多い訳では無い。日本語様に母音が多く日本人には聞き取りやすい言語でも有る。スペインのアナウンサーが喋るスペイン語は可也速い、中南米のスペイン語は少しはゆっくりでも有る。字幕が有ると字幕に気を取られ中々意味が理解出来無い、一度字幕でドラマを観て、再度字幕を消してスペイン語を聞き取りましょう。言葉には人類共通の感情の疎通が有るのか。言葉の判らぬ外国語でも悲しみ、苦しみ、怒り、愛おしみが判るのも不可思議でも有る。音声を消してしまうと何も判ら無い。  
 外国語の勉強は楽しく無ければ長くは続か無い、活用出来るテレノベラは大に活用しましょう。   
















          2007−07−17−246−03−01−OSAKA



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