盲人の火嫌い

 目の不自由な人にとって、火を使う事は殊更危険でも有る、手で触って確認する事が出来無い為でも有る。火の不始末で火事を出したら一大事でも有る。寝たきりの病人は悲惨でえも有る、火が迫って来ても逃げられ無い、生きた儘焼かれてしまう事と成る。目は其れ程大事なものでも有る。動物においても同様で有る。天敵から逃げる事も、餌を見つける事も出来無い。放火は昔から天下の大罪で有る。犯人には何の得も無いのに、焼かれてたひとの命や家、財産の損害は甚大で有る。一軒の家に止まらず町中が火の海と成る場合も有る。遊びの心算が一生掛かっても償え無い結果と成る。火事は一大事で有り、大慌てをするのが面白くて犯行に及ぶ人も居る。捕まえて見れが消防団の団員や消防隊員で有った例も有る。大火とも成れば竜巻の如くに火柱が立ち、火炎が風を呼び、風は火を煽り、火炎地獄と成る。水を掛けずに消えた焼け跡の虚しさ、骨まで燃えて遺体から青白い怪しげな炎が人魂の様に見えたとか、戦時中の此の世の地獄を見た人も少なく成った。又あの8月6日、8月9日が遣って来る。人が居た陰丈が石に日光写真の様に写し撮られた。あの原爆の日が又遣って来るので有る。記念日は楽しい日が多いのに、憂鬱に成る日も有るのも不思議でも有るのも可笑しな話でも有る。日本は今だにかっての敵国のアメリカに、尾を振って頭を下げて近付いて来る犬の如くでも有る。もう、戦後は終わったと自立を主張しても、現状は変わら無い。日本国憲法を改悪する事が日本の自立だと勘違いして居る政治家も多い。自衛隊が国際貢献、人道支援の為に海外に戦闘服を着て派遣し、火器を使えば好戦国と誤解され兼ね無い。

 料理は火加減が大事でも有る。とろ火で長く炊けば美味しく成るものでも無い。天麩羅の油の温度を指で確かめ様として火傷をした人も居ます。目では判ら無いが泡の立ち具合で判りますが。天麩羅油に火が入って火事に成るのを怖れて決して天麩羅は自宅で揚げ無い人も居る。スーパー等でも売られて居るには訳が有るので有る。

 生物の大進化の中で目の形成は画期的出来事でも有る。目を獲得した生物とそうで無い生物では雲泥の差で有る。行動範囲が爆発的に広がった事で有ろう。捕食行為や天敵の攻撃の回避、生殖行為等等、其の後の進化に大きな違いが出た事は明白で有る。深海に住む魚は鯛の様に目が大きく目の進化を感じるが、光の全く無い洞窟に住む生き物は目の退化が見られる。見る必要が無ければ急激に退化が起こってしまうので有る。天空を舞う猛禽類の目は特に優れて居る。天空を舞い乍地尾を這う鼠が見えるので有る。人は実際に見える物より見え無い人の心に関心が有るらしい、実際に物理的・化学的に起こりえ無い魔法や、妖術に興味が有るらしい。ハリー・ポッターの様な小説が荒唐無稽の世界の小説がベストセラーと成る現実が有る。ヒラシュモクサメの目は特異でも有る。かっては巨大な体で有ったものが体は退化して小さく成っても目丈は退化する訳にはいかなっかので有ろう。ころころと変わる事を猫の様に変わると言う、猫の目はころころと変わるので有る。虹彩の構造が人と少し違うので悪魔の目のイメージも有る。真夜中でも怪しげに目を光らせ鼠を捕らえる事も出来る。猫は本来夜行性で有る事を忘れ、寝てばかりの怠け者に見えるが。猫が鼠を捕らえる一瞬前に瞳孔が大きく開く事を知る人も少ない。動物は感情を持たず、泣いたりしないと思い込んで居る人も多いが、猫は泣くので有る。御産をし嬉しそうに咽喉をゴロゴロ鳴らし泪を流すので有る。猫の母性本能は得に強く愛情も強い。猫の子を人にあげる場合は猫に子を見せて、納得させて巣から連れ出しましょう、さも無いと子猫が何処へ行ってしまったかと悲しそうに啼き乍探し廻る結果と成る。動物にも喜びや悲しみの感情が有るので有る。蝸牛の目は特異で愛好者も多い、歌にも成って居る。目は其れ程大事で有る。歳いって困るのは小さい字が読み辛く成る事で有る。読め無い辞書が売れれて居る事に愕然とする老人も多い。高齢者用の大きい活字の辞書も売られては居るが電話帳の様な大きく分厚い物に成ってしまう。辞書を引くのも大変で有る。インターネット上でも辞書機能を利用出来るが紙の書籍程には詳しくは無い。

 野生動物にとって山火事は悲惨でも有る。落雷で山火事に成る事も有れば、葉っぱが風で擦れて発火する場合も有ると言うので有る。火は便利では有るが火傷の辛さは想像以上でも有る。動物が火を嫌うには訳が有るので有る。昔、軍隊の試験で草原で敵に遭遇し、火を掛かられ風向きが不利で有る。逃げる方法を述べよと言うのが有った。答えは唖然とするもので有った。戦争とはかくの如きものかと思い知らされた例でも有る。野生動物達の犠牲等元から考えて居無いので有る。原子爆弾の炸裂で多くの動物も犠牲に成った。人や家屋や財産の被害の余りの甚大さに動物の事等言い出す人は一人も居無いが、政治とは何の関係も無い動物迄殺されたので有る。此れが戦争と言うものでも有る。前の防衛省の大臣がアメリカの原爆投下も仕方が無いと終口を滑らし、大臣の職を辞任する羽目に。同じ様な事をアメリカの政治家も言って居るが、何の咎も受けて居無い、国が変われば思いも余りに違う。

 恋する男女は何も語らなくとも目を見詰め合う丈で心が通うものと信じきって居る人が居ます、目は口程にものを言いで有る、愚かな。男女の事は何も言わ無くとも気持ちが通じるものと思って、ずうっと待って居る内に婚期を逃す人も。火の無い所に煙は立たぬと言う諺が有る。日本の女性は愛が強ければ強い程に、他人の噂を信じ裏切らたと思ってか男性を良く引っ叩くので有る。愛を信じ殴り返され無い事を知っての上の事で有る。結婚する気が有れば叩いたりしない筈、外国人の理解しがたい暴力的行為でも有る。暴力しか愛の表現が無い国民性の悲劇でも有る。男生徒と女生徒が一緒に居て話し合って居る丈でも怪しげに思う教師も多い。恋愛が欧米並みに成るのは未だ未だ先の話で有る。

  恋の火遊びは痛い火傷の象徴でも有る。子供が出来てしまい、一生意にそぐわない結婚を強いられた 人も多い。火傷の痛さは判って居る丈に言葉の重みが有る。慎重に成り過ぎて婚期を逃す人も居るが。










          2007−08−06−248−02−01−OSAKA



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