猫糞と垂れ流しと尻拭いと屁の河童

 日本語の中には御婦人が口にするのには少し恥ずかしい言葉も有る。隠語や其れ等の方言は当然としても辞書に載って居る言葉で有ってもで有る。排泄に係わる下品な言葉が多い。御婦人が口にするのが恥ずかしい言葉には特別に女性専用の女性語が有る場合も有る。男性語は男同士ししか決して使わ無いのに対して、女性語は男も女性と話す場合には使う場合も有る。女性語の使用頻度が当然高く成る。女性が男性語を使うと下品な事と成る。
 工場が汚水を流出させて居たと言う事を、態と汚く汚水を垂れ流しにして居たと言ったりもします。言葉には他の言葉で言い換えれば表現出来無い微妙なニュアンスも有る。言葉の持つ文化性の業でも有る。
 数多の家畜や野生動物の中で唯一糞を土砂で隠、臭いも洩れ無い様に確認迄する。鼠に自分の存在を知られ無い様にする為でも有る。世の中には物や御金を借りても返さ無いで自分の物にしてしまう人も多いのか猫糞の言葉の利用も多い。親友や兄弟、親戚、縁者では返却の催促を為るわけにも行かずに溜息を吐く人も多い。貸した人は何年も覚えて居るのに、借りた当人は直ぐに忘れてしまうと言うのも不思議な話では有る。銀行の様な信用第一の職場でも客から預かった御金を、入金しないで猫糞してしまう行員まで居る。市民が警察に届けた拾得物を猫糞する警察官まで居た。政治家も同様で有る。賄賂性の無い政治献金も多いのか、報告の義務が有っても罪み意識も無く忘れてしまう政治家も多いのか。猫には不本意な言葉では有るが人の心に迷い、欺瞞、無知蒙昧が有る間は言葉に重い意味が有る。
 垂れ流しは子供や老人の事丈かと思ったら御婦人もするので有る。此の世に鬼畜、変質者、変態性欲者が多い為でも有る。長時間の拘束と殺される恐怖の成せる業でも有る。兇悪事件が起きるとマスコミも興味本位に報道したりもする、犯人を警察が逃し写真が無いのに、被害者の女性の写真を大きく載せたりで有る。何かが間違って居る世界でも有る。被害者の恥ずかしい姿を其の儘掲載した大手新聞さえ有った、報道の暴力は計り知れ無い罪深さでも有る罰当りな話でも有る。泥酔して垂れ流しをいた位では通常は犯罪には成ら無いし、ニュースにも成ら無いが、国会議員が新幹線の中で遣らかせばニュースにも成り、責任問題も発生する。議員には其れなりの特権も有れば、責任も有るので有る。猫の己の汚物を人目に晒さずの生き様には頭が下がるが、公園の砂場は注意が必要で有る。真昼の強力な紫外線の御蔭で病気に成る幼児も少ないが。
 御婦人が口にするのも恥ずかしい事丈に殿方の関心も有るのか、巷には鬼畜系、変態系、スカトロ系のアダルトビデオも溢れ返って居る。虚構の男女の色事の世界とは言え、犯罪行為に近い。御婦人のヌードも昔はエロチシズムの一ジャンルでは有るが、最近の猥褻性を求める余り、仄かなエロティシズムが失われて行くのは悲しい事でも有る。見せんが為の股の大開では殿方の心を掴む事は出来無いと思われるので有るが。良く考えるべき時でも有る。インターネット上の検索結果の多さに唖然とする人も多いが、殿方の関心も有る事の証明でも有る。需要と供給の世界でも有る。
 政治は魔物でも有る、一つ間違うと血税を湯水の様に垂れ流す事と成る。自衛隊を海外に派兵して、国際貢献、復興援助、人道支援、日本語には美しい言葉も多いが血税を垂れ流して来た事に変わりは無い、自分の御金で無いから綺麗事を並べられるので有る。庶民の血税が庶民の為に使われて居無い。血税をもっと自由に垂れ流せる様に、日本国憲法迄改悪しようと言う目論見まで有る。日本は戦後60年一度も戦争をしなかったが、その間にアメリカが関与した紛争や戦争は数え切れ無い。其の平和憲法をで有る。空母一隻造るのにどれ程の税金が掛かる事か。魚雷の一発にどれ程の税金が必要か。御金をケチって高価な制御装置を外した為に、不発の儘海底に消え失せた教訓も有る。何千万円もする魚雷をで有る。模擬戦闘訓練と称して、古い弾薬を使い切ってしまうのは、今も昔も変わら無い。戦争に成れば御金は湯水の様に居るものなので有る。他人の血税をで有る。

 子供の頃、悪さをしでかし、母親が謝りに行くのに付居て来ささされて、恥ずかしく辛い経験をした人も多い筈。偉そうに煙草を噴かして居る大人も、子供の頃は皆、悪さの尻拭いを為て貰って居ったので有る。親の恩の深さは計り知れ無い。近年其の恩を忘れてしまってか、親殺しの大罪を犯す学生まで居る、罰当りな話でも有る。命を授かった恩をを何を持って報いると言うので有ろうか。子供の頃は用便後に巧く御尻が拭け無くて、母親に拭いて貰った経験の有る人も多い筈。言葉其のものがリアルな為に恥ずかしくも感じる。
 人はやがて大人に成り、親も其の内に亡く成るので有る。不始末も自分で尻拭いをしなければ成らなく成る。人に全てを施し、粥に振る塩を買う御金にも事欠く程の敬虔な生活を続けても神仏が人の不始末の尻拭いをして呉れる訳では無い。困った時の神頼みでは有るが、御布施の額で御仏が人を幸せに為るのを手助けする訳で無い。病気に成って、医者へ行き、薬を飲んで置き乍、病が癒えると医者に礼を言い、神仏に御礼参りに出向くが、製薬会社の努力等気にも留め無い。御金を取られる為でも有る。

 人は大人に成ると全て自分の責任で事を成しれ得なければ成らない、素敵な恋を夢見、素敵な白馬に乗った王子様を待ち続けて婚期を逃してしまう女性も多い。男とて同じで有る。妻を娶らねば、子も生まれ無いし、孫が出来る訳でも無いし、親戚も代替わりしてしまい、疎遠に成り勝ちでも有る、会社を退職すると社会との繋がりも少なく成る。

 近年少子化の影響で子を甘やかし過ぎて育てた顛末が有る。大人に成っても親の臑齧りで社会に自立しようと為無い人まで居る。家に引き篭り、虚構の世界のインターネットやアダルトビデオの世界に溺れたりするので有る。満たされる事の無い虚構の世界でも有る。現実には無い非常識、下品な世界でも有る。自分で仕事をして健全な恋も出来無い不健康な世界でも有る。

 屁みたいなもの、屁とも思わ無いと言う言葉も有る。取るに足り無いもの、下ら無いものの象徴でも有る。嘘も方便と言う言葉が有る。彼の世の話、極楽地獄、天国や煉獄の話経典に書かれて居れば全て真実と思ってしまうのか。話言葉以上に経典の重みも有る。多くの画家も画いて居る。嘘と知り乍有り難く聞く説法の世界でも有る。地下鉄でサリンを撒いた宗教団体も有る。今だに名前を変えて宗教活動が続いて居る。新興宗教に疑問を抱く人も多い。昔乍の宗派には安心する人も多い。此の現代に新しい神社仏閣を建立する新しい宗派も有る。宝籤の神様も出来た。全国から宝籤に当る様にと参拝に来るそうな。当って御礼に参るひとも多い。有る確率で当って当然の商売でで有ってで有る。人の心の迷いの弱みを悪用して怪しげな宗教活動を続ける宗教団体も有る。違法行為を繰り返し、日本中の顰蹙を受けた団体も有る。
 屁の河童と言う下品な諺も有る。迷いの多い現代人の心を弄び、口先一つで新しい宗教を開き教祖に成る事を目論む族も多い。誰も見た事の無い彼の世、天国地獄の事等夢話でも有る。何とでも成るところが厄介でも有る。坐右の書にしたいような正しい教えとは何か。外国のホテルに泊まると机の引き出しに聖書が入って居たりします。仏教の経典の御経も翻訳されて居るが勉学する人も少ない。文明の象徴の利器、千手観音菩薩が手にする道具も経典に事細かく書かれて居て、其の時代の仏師の好みで変わる事は無いのが救いでも有る。千年変わらぬ伝統の重みも有る。新興宗教に走り、惨めな新興も有る、住人に信者で有る事が知れて思わぬ顰蹙、抗議のシュプレーコール、其れでも懲りない信者も多い。怪しげ勧誘に心を迷わす事の無い様に、信念を持った言動に勤めましょう。断る時はハッキリと断りましょう、風呂の中で屁を放いて居る様な応答ではつけ込まれかね無い。
 心の闇を照らす太陽こそ万物の信仰の根源で有る。太陽を拝み、月を拝むは古代から変わらぬ信仰の姿で有る。核兵器を持つ事が戦争の抑止に成ると信じ、かくの廃絶が進まぬ現実が有る。真の平和とは程遠い現状でも有る。原爆の日に平和宣言を世界に声を大に読み上げても、聞く耳を持た国の多い事か。虚しい木霊が聞こえるのみでも有る。万巻の経典も戦争に因って一夜で焼き尽くされた例も有る。







          2007−08−27−254−02−01−OSAKA



                     HOME
                  −−戻る 次へ++