馬の御尻

 馬蹄形という言葉が有る。馬の蹄の形の事で有る。鞍の形と混同し易いところでも有る。宇宙論の宇宙の3次元グラフモデルの一つにも成った。最近の投資信託の多くの実績グラフが馬の御尻の如くで有る。今までに右肩上がりの好調で有った投資信託も世界的な金融危機、株の暴落の影響で基準価格の暴落でも有る。世界の家計から御金が消えた事に成った。株等のリスクを伴うものは儲ける人と損をする人が出るのが世の常で有るが最近は皆が損をして居る状態で有る。世界の大企業も収益の下方修正を余儀無くされて居る。赤字に転落した企業も有る。其の御金は何処へ消えて仕舞ったので有ろうか。企業の収益不振で非正規社員の解雇が始まった。不況が現実のものと成ったので有る。不況時には高額商品の買い控えがはじまり益々企業の売り上げが落ち込む。悪循環で有る。賞与の支給も減り購買力も冷え込む。企業に解雇され社員寮を追い出されるケースも有る。人生の社会との二つの繋がりを同時に失う事に成る。一旦採用を決めて置き乍の採用取り消しも有る。外国の金融危機を対岸の火事と思って居たら思わぬ災難が現実のものと成って身にに降り掛かって来たので有る。
 歴史家は過去に起こった事を色々名前を付けて批判も為るが今現実に起こって居る事は判り辛い。過去には大恐慌の時代も何度か有った。企業が倒産して株券が紙屑同然に成った事は多い。玉子を一つの篭に盛るなは投資の鉄則では有るが皆が下がっては手の打ち様が無い。此れから恐慌が遣って来るのでは無く既に恐慌の中に居るので有る。台風の目に入って一時嵐が治まるが如くでも有る。投資信託の基準価格が暴落して居ても分配金が支払われたり為るのも不思議では有る。100年に一度の経済危機と称して色んな対策も練られて居るが、マスコミが不況と騒ぎ立てると高額商品の買い控えが起き、消費が冷え込む。個人投資家の口座開設が増えて居る。今が買い時と観る個人投資家も多いので有ろうが先行き不透明感は有る。今が底値なら買い時で有る事は間違いは無いが。モット下がる危惧も有る。
 外貨預金の為替が円高に進んで預金者は損をして居る。現地で使うので有れば1ドルは1ドルで損金は発生為無いので有るが。今まで高金利が魅力のオーストラリアドルやニュージーランドドルの金利もドンドン下がって来て居る。米ドルも日本の円と同様に利子が無いに等しい状態で有る。預金を為て居る意味が無いので有る。
 昔、日食が何故起こるか知ら無かった時代、滅多に起こら無い丈に出会うと人々は不吉な事が起きる前兆として怯え、実害は無いのに慄き、村人はお寺に集まりお経を唱えて災いが過ぎるのを祈ったもので有る。皆既日食とも成ると百年に一度有るか無いかの天変地異でも有る。野生動物も時間を間違えて塒に就いたりで有る。過ぎ去って終えば何事も無い日常が待って居る。現代では日食を観る為に外国旅行のツアーが出来たりで有る。海外に御金を使って態々出かけて当日雨で有ったは余りに悲惨で有る。
 Maney等の資産管理のパソコンソフトが有る。預貯金の残高照会や株価や投資信託等の一括管理が出来る。無駄使いには警告を発する優れものでも有る。金融危機で資産の損得が瞬時に判って仕舞い唖然と成るところでも有る。株の売買のソフトも有る。同じソフトを多くの人が使って居た為に警告が出た為に一斉に売りに出て株価が暴落した事件も実際に有った。機械の判断で人が踊ったので有る。ウエーブトレードを為て居る個人投資家も最近は多い。何かが起きた時には証券会社から態々電話が掛かって来る場合も有る。マスコミも大げさに報道する傾向が有る。パニックに至って慌てて売って仕舞って損をした個人投資家も又多い。
 創業百年を迎ええた老舗が内部告発で不祥事が発覚し店終いを余儀無くされる事件も有った。会社が倒産し内部告発をした人も職を失ったので有る。正しい事を為た人が損を放居たので有る。大木が枯れて倒れると幼木が太陽の光を充分に受けて一斉にせを伸ばす、雨後の竹の子の如くで有る。土産物の菓子等似た様な物も多いが同じ味では無い。老舗には老舗の秘伝が有ったので有る。一旦途絶えた秘伝の再現は至難の業でも有る老舗の味が無く成って来たと嘆く美食家も多い。
 経済危機の時代には金や銀や白金の地金や宝石に関心を持つ人も多い。御金の価値が下がっても現物の価値迄は下がら無いためでも有る。ダイヤモンド等は価格が下がら無い様に供給が需要に合わせて厳しく管理されて居る。金や白金は宝飾品の需要の外に、IC等の電子機器や化学製品や医療商品への需要が最近は多く危機の時代には買う人も多く値崩れは少無いが投機には向か無い。
 バブルが膨らんだ時代、地上げ屋の嫌がらせを受けて泣く泣く土地を売ってしまい大損を放いた地主をマスコミは大きく取り上げたが、バブルが弾け地価が暴落し買い取った土地が其の値段では売れずで有った。嫌がらせを受けた人が得した皮肉も有った。
 銀行や証券会社の統合、買収も進んだ。駅前に一杯在った銀行の店舗が半分に減った。一階は定期預金専用で広々で、二階の狭い場所が普通預金専用で在ったりで有る。小額ではATMの機械を使う様に勧められたりで有る。外貨預金や投資信託の購入はインターネットバンキングを利用しましょう。店舗でしか扱って居無い金融商品も有るので注意は要るところでは有るが。バス代を使って銀行に行って居ては利子の儲けも無く成って仕舞う。待ち時間の浪費も馬鹿に成ら無い。株券の電子化の期限が切れてから箪笥の奥から出て来たら唖然とするところでも有る。
 銀行は他の企業と違って商品の片落ちや賞味期限切れが無い。金融商品で顧客が損を放居ても銀行には手数料が確実に入る仕組みでも有る。外国の銀行に比べると金利が無いに等しい状態が長く続いて居る。以前の様な高い利子で支払うべきで有った御金は一体何処へ消えて仕舞ったので有ろうか。国債は国の借金で有る。一般個人も簡単に買える個人向け国債の販売も盛んで有る。投資で収益減の銀行の中で国債依存率の高い郵貯が堅調の皮肉も有る。日本国の財政は一般企業なら倒産しても可笑しくは無い程の負債額で有る。金融危機の時代では更に国債依存の予算に成って居る。
 今は馬の御尻の尻尾の先が動いて居る状態で有る。止ま無い雨は無い、やがて晴れの日が遣って来る。買い控えも何時迄も続ける訳にも行か無い。子供が大きく成って家も狭く成るし、機械も古く成ると壊れる。2011年にはアナログ放送が終焉を迎える。テレビや録画装置の買い替えも有る。パソコンの進化も目立つ、HDDの大容量化が進んで居る。簡単に自宅サーバーが開設出来る時代でも有る。インターネットで簡単に通販が利用出来る便利な時代、再配達の設定も簡単で有る。現代生活に必須のパソコンの買い替え時期でも有る、64ビット版のヴィスタ適用の周辺機器やソフトも充実して来た。テレビとパソコンと録画装置の融合が進んで居る。チューナー搭載のパソコンも多い。テレビの大型画面をパソコンに利用為る事も出来る。動画の再生はさすがに綺麗で有る。
 新聞の書籍の広告では此れから世界大恐慌が遣って来るかの様な見出しの物も目に付くが、書籍は出版される迄に可也の時間が掛かって居る、書かれたのは可也前と推測出来る。今が恐慌の終焉手前で有る事は推測出来る。投資信託の基準価格が極端に下がって居るが分配金を出す投資信託も多い。少々の分配金では損を補え無いが、売らずに持って居ると又上がる転機は有る。円高に成って自動車や弱電機器等の輸出企業は大打撃では有るが、輸入産業は安く原料、資材の調達が出来る。安い買い物を期待して海外旅行も盛んに成る。原油の値段も暴落して居る。エネルギー産業の電気や瓦斯は値下げも可能で有る。来年の採用の取り消しは世間の批判も有り企業は為無いが再来年の採用を手控える企業が出て来る可能性も有る大学生の就職難の時代の到来でも有る。来年こそ景気が回復して貰いたいもので有る。
 来年は丑年で有る。文句も言わずにモクモクと働く益牛のイメージが有る。粗起こしと仕上げは為るが念を入れて3度目を為ようと為ると融通が利か無い、耕耘機の様には行か無いので有る。無駄な事はしなさんなと人に諭すので有る。忍耐の年でも有る。天満宮の境内には、牛の神様が良く祀られて居る事が多い。具合の悪いところを摩ると治してくださる有り難い牛で有る。何十年も数多の人に触られると硬い石も磨滅するのか石の牛も代替わりで有る。実際に触ら無くても触れるかっこを為る丈でも良い筈の筈で有るが。
 日本の飼い犬は秋田犬の様に尻尾が立って居るを良しとする傾向が有る。負けて尻尾を丸めると言う諺も有る。見るからに元気に見える。猫も発情すると尻尾を上げたり為る。元気の象徴でも有る。観てくれは悪い。盲の犬を二頭の犬が両側から寄り添い、羊の牧童犬の様にあっち行ったりこっちに来たり自分は車に轢かれそうに成ったりで有る。四足の動物は痒いところに手が届か無い。犬や猫なら奇妙に搔く事も為るが馬や牛は出来無い。馬の尻尾は煩い蝿を追っ払う便利が有る。湿度計にも利用されて居た時代も有った。バイオリン等の弦楽器の弦にも使われる優れものでも有る。人毛は死人のもののイメージが有り嫌われる。髪の毛は象をも繋ぐ程に丈夫で有る。東大寺の建造に利用されたと言う伝説も有る。食品工場や医薬品製造現場では髪の毛の始末が大事で有る。食べても人畜無害でも回収問題に発展する危惧も有る。 狐の嫁入りと言う言葉が有る。関西では晴れて居るのに雨が降る珍しい現象で有る。狐に化かされた様な印象が有る為でも有る。別の意味に使われる地域も有る。馬の背を分かつ夕立も有る。









          2008−12−29−394−01−01−OSAKA



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