狐の嫁入り

 晴天の霹靂と言う言葉が有る。思いも掛け無い事が起こる事で有る。霹靂は雹の事かと思って居たら雷鳴の事で有る。夏でも雹の降る事は実際に有るが。太陽が照って居るのに雨が降る事も実際に有る。狐の嫁入りで有る。狐につままれた様な珍事でも有る。馬の背を分かつ局地的な夕立も有る。狐の嫁入り行列は夜に見る狐火の意味に使われる事も有る。
 米国発のサブプライムローン問題が要因で世界的な金融危機で有る。株価が大きく変動するリスクは有るのは判って居るが。日本の歴史的な預貯金の低金利を業を煮やして銀行や証券会社の奨める投資信託に切り替えた労働者も多い筈。分配金はそこそこ有った喜んで居たら、基準価格が暴落し大損で有る。解約為無いで持って居れば上がる可能性は無い事も無い。消費を控える期間が長引けばやがて需要は伸びる筈では有る。金利が高かった外貨預金の為替も大きく変動して大損を放いて居る労働者も多い。定年後の年金代わりの期待も有ったのに思い掛け無い損失でも有る。金融機関は顧客が大損しても手数料が入る収益率の良い企業の筈、賞味期限切れの在庫処理の必要が無い。収益率の良い筈の金融機関も赤字に転落のところも有る。嘱託や派遣労働者の契約の打ち切り、採用の内定後の取り消し等酷い話しが続く。対岸の火事と思って居たら思わぬ火の粉が降り懸かって来たので有る。自動車産業等も売り上げ不振で生産ラインを停める事態に陥って居る。恐慌と言う言葉が使いたく成る事態でも有る。
 インターネットバンキングやウェーブトレードの発達で自宅に居乍らの便利さの恩恵を受けて来た丈に試練でも有る。株式にはリスクが伴うのは万人の認めるところでは有るが、儲ける人が居て、損をする人が居るのが不通で有るが恐慌に成ると全員が損を為ると言う異常な状況でも有る。金融機関の危機を発端に全業界の売り上げが落ち、収益の低下でも有る。操業を停止するラインも出て来る。
 企業が経営が不振に陥っても社員を解雇為無いのが昔からの日本の会社の慣例でも合ったが最近は欧米の外資系の企業を真似て営業状況に因っては嘱託や非正規社員の契約の更新の停止を行ったりで有る。一年毎の契約なら契約の更新を打ち切られても仕方が無い筈では有るが。労働組合が頑張って居る会社では闘争に成ったりもする。新聞の本の広告では庶民に恐怖を与える恐慌の襲来を暗示するかの如くでも有る、未だ未だ悪く成るかの如くで有る。恐怖を感じると庶民は投資に手を出さ無く成るのにで有る。
 間も無く裁判員制度が始まる。自分が当るては思っても見なかった人にとっては晴天の霹靂でも有る。憂鬱な時代が始まる。人生には嫌な事に当るのは世の常では有る。町内会の役員や自治会マンション等の管理組合の役員や、労働組合の専門部の委員等様々でも有る。昔は無理矢理戦争に駆り出した徴兵制度も有った。命令を執行した丈なのに、戦後に戦犯に問われた人も居た。国民に嫌な事を押し付けるは将来、誰もが嫌がる徴兵制度の再執行の布石の為と疑いたくも成る話では有る。世界に誇れる平和憲法の日本国憲法を改悪する目論見も有る。既に草案迄出来て居る。自衛隊が海外でも活動出来る様に法整備も着実に行われようと為て居る。国際貢献、人道支援と言い乍、血税を湯水の様に使って置き乍海外から評価さらなかった実情も有った。当るかどうかも判ら無いのに事前に法律や裁判の事を勉強も出来無い。正規の仕事を持ち、裁判の時丈他の職員に仕事を変わってもらえる人材の余裕も企業には無い。裁判官に成るには難関の司法試験に合格しなければ成らない、裁判官と素人の裁判員が対等に審議を尽くすのには最初から無理が有る。アメリカの陪審員制度の模倣か、映画では陪審員が大活躍する怒れる12人の男達の様な物も有るが現実は映画のようには巧くは行か無い。雄弁な弁護士は高い弁護料を取って居る現実も有る。
 人は寿命を制御出来無い悲しさが有る。長生きしたくても死は容赦無く遣って来る。事故や病気等が多いが、天変地異で命を落とす人も居る。年老いると死期が判るのか身の周りを整理しだす老人も多い。死ぬ前に風呂に入って体を洗いたがったりで有る。思春期の初潮や精通が死の恐怖に繋がるのも不思議な体験では有る。一度も死んだ事が無いのに死ぬ夢は人は観るので有る。テレビドラマ等の影響で有ろう。生命体自身が死ぬる時に取り乱さ無い為の予行演習か、生きたいと言う想いを持つ事が肝要か。
 パソコンは滅多に壊れ無いが壊れるので有る。不具合が発生して魔のブルー画面が表示されたり、強制的に再起動が掛かったり事前に予兆が現れる場合も有るが、或る日突然ヒューズが飛んだ様に画面が真っ暗に成った時も有る。其れ以後二度と起動しなく成った。マザーボードかCPUの故障の様で有る。マザーボードとCPUを取替えて全く新しいパソコンに仕立て直してもHDDが同じでは古いOSが其の儘起動して仕舞うのも驚きで有った。HDDの重要性を認識させられる部分では有る。最近のOSでは大幅な改造ではライセンスの認証が必要に成る場合も有るので注意が必要。或る日突然にマウスの矢印が消えた不具合も有る。後数多のドライバーのインストールを試みるが未だにインストール出来ずで有る。キーボード丈では余りに不便でも有る。電源すら入ら無い不具合も有れば、パソコン本体は完成しても起動しない不運も有る。OSのインストールが完了しない不具合も有る。インストール中に再起動が強制的に掛かる為でも有る。昔はフロッピーの不具合が結構多かった。何時迄も書き込みを繰り返し終了為無かったり貴重なデータが読み出せ無く成ったりで有る。ワープロの最中のフリーズも有る。小まめに上書きをして置くべきでは有る。最近のOSはアプリケーションソフトの不具合でもシステムが影響を受け無いのは救いでも有る。不具合が発生すると直ぐに再起動を掛けてリセット為る人も多いが、自分の命の再起動は無い。生まれ替わる事は二度と無いので有る。








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