取扱説明書の説明

 パソコンのマザーボードの取扱説明書が英文や中国文でしか載って無いのに愕然とする人も居ます。日本の市場等無視されて居るので有ろうか。其の英文の取扱説明書を頼りに無謀にもパソコンを組み立てる人も居ます。図を見て居る丈でも組み立てられるのも、又不思議では有る。昔のパソコンやOS(基本ソフト)、ワープロの取扱説明書は電話帳の様な分厚い物に成って居た筈、しかし、最近では電子媒体(CD−ROM)での提供と成って居る、パソコン自体が不調の時は利用出来無いので有る。肝心な時に役に立た無いので有る。紙に拠る提供は其れ成りに重要なので有る。
 最近の電子機器の取扱説明書は余りに多機能でユーザーは一部の機能しか利用し無いのに、膨大な取扱説明書を読まなければ成らない羽目に成る。日本語で書いて有っても素人には良く分から無い。取扱説明書を無くしてしまっては使う事も出来無く成ってしまうので有る。家電製品の取扱説明書も同じで有る。大事に保管して起きましょう。取扱説明書を無くしてしまい、折角の高機能を利用出来無いで居る人も居ます、宝の持ち腐れで有る。
 製造物責任法(PL法)が出来て。製造メーカーは責任を負わせられ無い様に、事細かく警告、注意を書いて有る、中には首を傾げる注意書きも有ります。脚立の取扱説明書では脚立の上に載って作業しない様に書いて有ります。折畳み杖では、登山や駅のホームでの使用を禁止して居ります。取扱説明書を読んで置か無いと、何かが起きた時の訴訟の対象に成りません。
 アメリカで猫を電子レンジに入れて乾かそうとしたユーザーが補償裁判に勝ったと言う、非常識な裁判例も有り。あらゆる事例を想定して、可笑しな事まで、書かざるを得無いのが現実で有る。日本には優雅な常識と言う物が在り。常識を外れた事をしたら、誰からも認められ無いので有る。常識とは取扱説明書に書いて無かって、誰もが守らなければ成ら無い基本的な物で有る。取扱説明書に電子レンジに猫を入れてはいけ無いと書いて無かっても、いけ無いと分かる事で有る。其れが分から無い人は非常識なので有る其の様な評決を出す裁判制度、其の物にも問題が在りそうですが。日本も裁判員制度に因って、非常識が通る様に成るので有ろうか。今後の推移に注意しましょう。
 メーカーは取扱説明書の不備はインターネットのホームページでと言う所も有るが。パソコンが不調の時はインターネットも屡繋がら無い場合も多い、結局はもう一台、パソコンが必要に成るので有る。正常に作動して居れば、取扱説明書等誰も読ま無いので有る。便利にもシステムがパソコンの異常を感知したら、メーカーのホームページにエラーコード等を送信し、場合に拠っては対処方法が表示される場合も有るが、勝手にリセットの掛かる異常事態に至っては其れも役に立た無い、紙に拠る情報に勝る物は無い、印刷代や包装費をけっちての取扱説明書の簡素化は問題で有る。
 スーパーのレジでクレジットカードに拠る決済の可能な所も増えて来た。御金の取り引き丈に其のシステムの取扱説明書も分厚物と想像が付くが、レジ係りが其れを全部読む必要も無い、管理者が読めば良い物で有るが、若い新入りのパートの人に因っては仲間の係りの人に聞く人が未だに見掛けるのには驚きで有る。知ら無いで仕事を始めるのも問題で有る。分から無ければ仕事の前に教えて貰って置くべきで、メモに操作手順を簡単に書いてでもしとくべきで有る。毎日見て居る、客の方が良く知って居ると言う、可笑しい事に成ってしまって居る。店長も操作出来るか、確認してから作業に付かせるべきでは有る。御金に係わる丈にもっと教育と管理が必要で有る。
 OSや専門的なソフトの電子媒体の(HELP)取扱説明書とは別に専門家を対象とした電話帳の様に分厚い書籍が何冊にも成る説明書が発行されて居ます。酷い物に成ると分冊販売を禁止して居る物まで有ります。使わ無い部分の書籍まで買わされるので有る、何を考えて居るので有ろうか。其んな書籍を買って、勉強して居る人も又、居ると言うのも不思議で有る。可也高価な書籍なので有る。
 工場等で良く見掛ける、プログラムコントローラーや記録計の取扱説明書は日本語で書かれて有っても分かる人も少ない、余りにも設定の入力項目の多さで有る、実際に使うのは其の本の一部で有る事が多いのでは有るが。更に不思議なのは、ユーザー用の取扱説明書の他に、設置業者用に更に専門的な取扱説明書が存在すると言う事実で有る。普通の作業員はコントローラーの設定まで変更出来る権限も無いので、何回読んでも理解出来無いのが現実で有ろう。仕事が暇で困った時に、隅々迄読んで居ると、思い掛けない発見が有るかも知れません。機械を正しく使用し、長く使う為にも、取扱説明書は何回も読み返して置きましょう。
 実用書も取扱説明書に似て居ます。料理のレシピも知って居るのと、知ら無いでは大違いで有る。親から子へ伝えたい様な分厚い料理の本が有っても良さそうですが、実際は簡単に作れる不精者の喜びそうな本が売れて居るのが現状で在ろう。実用書は生活に密着した知識として其の需要も多い。冠婚葬祭関係の本も多い、しかも、挨拶等の例文も多く、つい引用して見たくも成りますが、誰もが読んで居る事を心に留めて置くべきで有る。結婚式の挨拶で一生懸命に覚えた事を、先の人が言ってしまったと言う不細工な事に成る事も有ります。誰もが考え無い、オリジナルな物が一番で有る、恥を掻く事も無い。
 パソコンにとってシステムが動か無く成る事は一大事で有る。大抵の場合はリセットすれば解決するが最悪の場合はリセット(再起動)が強制的に掛かってしまいます。ブルーの画面に成った儘、システムが起動出来無い場合も有ります。其んな重要な事が薄ぺらい取扱説明書の最後の方に確かに載って居ます。其んな薄ぺらい取扱説明書ですら最後まで読む人も又少ないのが現状で有る。

              2005−06−19−44−OSAKA


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