回送電車の行き違い

 馬車や牛車が街を往来して居た昔は人は時間に縛られる事も無く、日が昇ると起き日が暮れると床に就居たもので有った。蝋燭や菜種油も贅沢で有ったの有る。
 日本の電鉄のダイヤの定刻発車の正確さは世界の求めるところでも有る。勤勉な国民性の象徴でも有る。近代では電車の種類も増え、巧妙に計算されたダイヤいステムの御蔭で上手に乗り換えると可也早く目的地には着くが、下位のの鈍行等は上位の急行等の待ち時間が多く可也遅く成って居るのが現状有る。座れて居る場合は悩むところでは有る。
 精緻なダイヤシステムの為に車両の準備が追いつかず回送列車の行き違いの不合理を目に為る場合もたまには有る。高度なシステム管理の不合理でも有る。おおらかで有った昔を懐かしむ人も多い。
 大災害が発生すると多くの善男善女がボランティアとして参加する、外国で宗教的な善行の意味に感じる人も多い。問題は有る程度回復して来ると自治会的な内部組織で運営したく成り、外部のボランティアを疎ましく思う風潮が起こる。困った時の恩を忘れた酷い話では有る。
 映画もシリーズで何作も作られる場合も有る。寅さんシリーズも長い作品で有った、悲しいのは最高傑作が必ずしも遺作で無い事で有る。文豪の小説でも同じで有る、洋画では007ジェームズ・ボンドシリーズの様に主役が代わっても長く続いた例は有る。映画のリメイクも多い、前作の方が良かったと思う人も多くリメイク版の難しさが有る。リメイク版が有名に成った場合はリメイク版で有る事を人は忘れて仕舞うので有る。ジョン・フォードの「駅馬車」の後カラー作品でリメイク版が作られたが観なければ良かったと思う人も居た、ジョン・フォードの「駅馬車」自体もリメイク版では有るので有るが、「ベン・ハー」もリメイク版で有る。「キング・コング」も何度も製作されたが原作を凌ぐ物が無かった。現代に時代を移した為に失敗した事例は多い。ところが近年に成ってやっと凌ぐ物が出来た。タイタニックは処女航海の海難事故の特異性から何度もリメイク版が作られて居る。其の儘ではドキュメント風の味気無い映画に成って仕舞うので男女の恋愛を絡ませるのが通例では有る。日本で上映されず、DVD発売され無かった作品も中には有る。言語の壁の酷さも有る。「ポセイドン」は豪華客船が転覆すると言う特異性で何度もリメイク版が有る。通常エンジンは重い為一回転して基に戻るのが通常で有る筈が転覆で有る、天地が逆の特異な世界の設定でも有る。船底は鋼鉄の鉄板で通常は脱出不可の筈では有るので有るが。宗教映画は宗教上の都合で何度も作られるが、凄惨な殺戮場面の描写の特別の工夫が観られる。影で殺戮を描写したりで有る。原作の順番道理には作られなかったスター・ウォーズシリーズでは撮影やCGの技術の差で順番に観て行くと可笑しな事には成る。「赤毛のアン」の様に同じ女優を成長に合わせて続編を作った珍しい例は有る。アニメでは大ヒットした為に原作には無い続編を無理矢理に作って仕舞った事例まで有る。シンデレラ3では時間を戻しての苦肉の策でも有る。
 「魔人ドラキュラ」1931年には英語版の他にスペイン語が有る事知る人も少ない。かってNHKでも二夜に渡って両方を放映した事も有るし、DVDのボックス版で発売された事も有る。YouTubeでも両方観れるが日本語字幕が出る分けでは無い。吹き替えの技術が悪かった昔の話でも有る。ユニバーサルは夜間遊んで居るセットや機材を利用してスペイン語版の撮影を真夜中に行った。セットや台詞や立つ位置は同じで俳優や監督やスタッフは総入れ替えで有った。当然同じ出来栄えに成る筈がそうは成らなかったので有る。タイトルの蝋燭の蜀台の風に靡く蜘蛛の巣が髑髏に見える等英語版の比では無い。二作を観比べて芸術の何たるかを思うののも一興で有る。英語版は一部カットされて仕舞ったのか物語の調合性に若干難が有る。バレーの上演前なのにバレーが始まら無い。食事の場面の筈なのに何も食べ無い。スペイン語版は女優の衣装が大胆で透けた様に見え当時の感情では猥らに感じる人も多かったと思えるが。 YouTube等では言語のフィルターを外すと世界中の動画が観れるが悲しいかな日本語字幕が出ないので猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏の世界でも有る。6年間苦労して勉学に励んだ英語が聞き取れ無い。幼児番組のセサミ・ストリートが聞き取れ無い。英語の字幕の出る動画も有るが文字通りに喋って居ると思え無い。英語が騒音の如くで有る。試験の為にスペルが覚えやすい様にローマ字風に自分風の発音で覚えて仕舞った結果でも有る。恩恵を受けるレベルに足せず全部忘れて仕舞うので有る。もったいない話で有る。未熟で無く不塾で終わるので有る。スペイン語の方が小学校の高学年で習ったローマ字に近く日本人には聞き取り易いと気が付く人も少ない。スペイン語やイタリア語やフランス語は似て居るが現地の人でも通訳無しでは通じ無い。スペイン語に慣れて来るとイタリア語が珍奇に聞こえるのも不思議で有る。
 YouTube等では著作権問題等でブロックされたり削除されたりして観れ無い動画が目立つ。観れ無いのにリストから削除されず、何万人もの人が其の前迄に見たのに自分は見れ無い不満足も有る。YouTubeではアップロードに10分の壁が存在したが最近15分迄延長された。以前は画質が悪いと不評では有ったが最近はHGな動画も増えた。勿論登録して申請すれば15分居以上の動画もアップロード出来るそうです、実際にフルタイムの映画等のアップロードも見掛ける。
 ダウンロード違法化が進んで居る。ダウンロード禁止法の別名も有る。全てのダウンロードが禁止と勘違いしてHHDの売り上げに陰りが出る危惧も有る。違法にアップロードされた音楽や動画が対象有る。パソコンのOSが頻繁にダウンロードするのは何の関係も無い。テキストやプログラムは対象外で有る。有料でダウンロード販売して居る、音楽や動画は何の関係も無い。公式サイトからのダウンロードは関係が無い。日本の大手検索サイトはストリーミング丈でダウンロード不可に為て居る場合が多い。ダウンロード出来れば一度丈なのに毎回アクセスする必要が有る。インターネットの混雑の要因の一つに成って居る。光ファイバー網の発達で回線自体の混雑は少ないがサーバーのアクセスが混んで動画が止まる。インターネットの不快の要因でも有る。問題はYouTubeやVeohやMEGAVIDEO等の動画共有サイトで有る。実際にブロックされたり削除されて見れ無いものも有る。観れ無いのにリストからは削除され無いのも不思議で有る。ブロックされ無かたり、削除され無いものは違法にアップロードされて居るとは誰も思わ無いだろうし、知らなければ罪に成ら無い珍奇な法律でも有る。法律の本来の主旨は皮肉にも、検索エンジン等が自由にダウンロード出来る様にとの事で有ろう。実際に検索の為のキャッシュとして大量にダウンロードして居る現状が有る。検索エンジンは昼夜を問わずに働き尽くめの働き者、ロボットで有るとも言えるが悲しいかな動画の良悪、高貴さ、猥褻性が判ら無い。
 インターネットを趣味にして居る人にとって夏は大変で有る。冷房費とパソコンの電気代が重なって可也の出費に成る。趣味の世界では苦労しても出費ばかりで儲かる事は無いので有る。
















      2009−08−24−432−01−01−OSAKA       




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