週末丈の通い妻

 男と女は学生時代から同棲生活を続けて居った。子供が出来たら結婚しょうと言う暗黙の約束が出来て居ったが、何故か何時まで経っても子が出来なんだ、二人は別居してしまったが。二度と結婚等出来そうにも無い、男の面倒を女は仕方無く週末を利用うしてして居った。子が出来無い事を良い事に、二人は罰当たりな事までして居ったそうな。二人にとっては避妊器具等必要無かったので有る。女には人に言えな無い、恥ずかしい性癖が有った。男の前で鼻をかむは、おならは放くは、男の見て居る前でも、エプロンを掛けた前を弄てしまうので有る。恥ずかしい事をしては快感を感じて居ったので有る。
 二人は食事を摂り乍。
「其方は、私のお乳にしか興味が無い様だが、他の女のお乳を触って見たいと言う気には成らんのか」
「其方は、私に御襁褓を替えて居た、若い時の母に似て居るだけじゃ」
「呆れた、私は母じゃの代わりなのか」
「今宵は御仕置きをせねば成らぬのう、覚悟しやれ」
 女はエプロンを掛けて食事の片付けをし乍。
「結婚して上げる」何時もの口癖が又又始まった。
「御尻を触らせてあげる」「こら、何時まで撫でて居るのじゃ、おならをしてしまっても良いのか」
「お乳を触らせてあげる」「こら、何時まで弄って居るのじゃ、其方はやや子みたいじゃのう」
「接吻をさせてあげる」「本当にしても良いのか」「其んなに強く抱きしめるては痛いではないか」
「前を触らせてあげる」「こら、何時まで触って居るのじゃ、さっきから、尿を我慢して居ると言うのに尿をちびってしまっても良いのか」女は尿を我慢する事に快感を感じて居ったので有る。
 なんとも下品な女と、許しが出無いと何も出来無い、不甲斐無い男とで有った。
 お風呂に二人で入ってもこの調子で有った。お湯の中でおならをする事等は何時もの事で有った。
「こら、何時までお乳ばかりを洗って居るのじゃ、汚ながらずに前も御尻も洗っておくれ」
「如何して、汚い事はこうも気持ちが良い事が多いのじゃ、其方の手の中に尿を放いてしまっては愛想を吐かすで有ろうのう。でも私は放いてしまいたい。ああ、放いてしまいそう、恥ずかしいわ」女は湯船の中に逃げ込み、恥ずかしさに頬を赤らめ乍も、女は悪さの魅力には勝て無いので有った。男も暫しの間、禁断の法悦のい快感に浸って居る女が愛おしいく成ってしまい抑制出来無く成ってしまい。犬の様に盛ってしもうたので有る。
 寝間で寝ても二人の悪さは止まる事は無かったので有る。
「こら、其んな所ばかり接吻をして居っては、又尿がしと成ってしまうではないか、放いてしもうても良いのか」
 女は朝に成って。散々叱り吐けたので有る。
「こら、阿呆、あんな悪さをしおって。人には決して言うで無いぞ。私は恥ずかしくて御外も歩け無い」 日曜日の夕食の用意をしては、女は又帰ってしまうので有る。
 其んな生活が十年続居たが或る日を境に、女はぴったと来無く成ってしもうた。如何やら別の男が出来たらしい。浮気をして居るらしい。其の男にも同様の悪さをして居ったので有ろうか。男とは十年も毎週励んでもややが出来無んだのに、たった一度の浮気で女は妊娠してしもうたので有る。浮気相手の外国人の男性は女の下品さに愛想を吐かしてか、女に子供が出来たのを知ってか、母国に逃げ帰ってしもうた。大変な事に成ってしもうたので有る。
 女は御腹が大きく成って、人に知れてしまう前に結婚して欲しいと男の所に泣き付いて来たので有る
「貴方の子かもしれへんで」其んな女を無下に追い返す訳にも行かず、二人は結婚する事にしたので有る女は身重の身でも下品な悪さは一向に止ま無かったので有る。
「其んな事をしては御腹のややに障るではないか」と言い乍も悪さをしてしまうので有った。
 女は御腹が大きく成って、下の閉まりも悪く成ってしまっても。男の上に馬乗りに成って尿垂れもしてしもうても天王に成った気で悪さをして居ったそうな。
 女は其の内、可愛い女のややを産んだが、子は何故か混血児の様には見えなんだとか。しかし、其の後も二人の間には一度もややが出来無んだそうな。男は妻の不義の子で有ってもわが子以上に可愛がったそうな。親子で喧嘩する事等一度も無かったので有る。
「母さんたら、又、下品な事して」娘は実の母に対しては何時も文句を言い続けたので有る。
 やがて、娘は成人し、外国人の青年と結婚したいと言い出した。何と、其の相手の外国人の青年の父親と言うのが、母の密通の相手で有った。兄妹で結婚する訳には行か無いので有る。大変な事が又又起きたので有る。
 かって無責任に本国に逃げ帰った外国人の男も、今は立派な良識の有る大使館員の紳士、二人で相談しDNA鑑定をする事とあい成った。娘と青年は兄妹で無い事が判明し、娘は外国人の好青年と結婚し、外国に嫁いでしまった。
 又、男と女は二人きりに成ってしまたので有る。
「お乳を触らせてあげる」「本当に触っても良いのか」相変わらずの呆れた夫婦で有った。


              2005−07−09−49−OSAKA


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