ディズニーアニメ50作品

 ディズニーアニメ50作品目の映画が日本では2011年03月12日(土)に劇場公開。50作目の記念作品の『塔の上のラプンシェル』で有る。『塔の上のラプンツェル』(とうのうえのラプンツェル、原題: Tangled )は、2010年のアメリカ合衆国のアニメーション映画。ディズニー・クラシックス第50作目であり、初の「3Dで描かれるプリンセスストーリー」である。原作はグリム童話の『ラプンツェル(髪長姫)』。原題は当初のRapunzelからTangledに変更された。西語版ではEnredados。アニメのストーリは ある王国の森の奥深くにそびえる高い塔に、ラプンツェルという少女が暮らしていた。ラプンツェルは18年間、育ての親であるマダム・ゴーテルから、塔の外に出ることを禁じられていた。外の世界に憧れる彼女は、自分の誕生日に遠くの空に現れる無数の灯りの正体を知りたがっていた。
ある日、城から王冠を盗み出した大泥棒フリン・ライダーが、衛兵に追われて森へと逃げ込んだ。フリンは衛兵から馬のマキシマスを奪い取るが、マキシマスはフリンの言うことを聞かない。フリンはマキシマスから逃れ、森の奥で見つけた塔に侵入したところを、ラプンツェルの長い髪に捕らえられてしまう。ラプンツェルはフリンを解放する条件として、彼に灯りが現れる場所まで案内させることにする。ついに塔の外に出たラプンツェル。一方、塔に帰ってきたゴーテルは、ラプンツェルがいなくなったことに気づき、彼女を捜し始める。・・・(欧米人の金髪嗜好が気に成るところでは有る。真似しての火遊びは厳禁) 原作のグリム童話では
 あるところに夫婦がいた。長年子供がなかった2人だが、ある時やっと子供を授かる。妊娠した妻は隣に住む魔女の庭のラプンツェルを食べたくてたまらなくなる。食が細ってやつれた妻に「ラプンツェルが食べられなければ死んでしまう」と懇願された夫は、妻と生まれる子のために魔女の敷地に忍び込むとラプンツェルを摘み取りにかかるが、魔女に見つかってしまう。しかし夫から事情を聞いた魔女は、好きなだけラプンツェルを摘んでもいいが、子供が生まれたら自分に渡せと言う。やがて妻が生んだ女の子は、即座に魔女に連れて行かれる。ラプンツェルと名付けられた娘は、森の中に築かれた入り口のない高い塔に閉じ込められる。魔女はラプンツェルの見事な長い金髪をはしご代わりに、窓から出入りしていた。 そんなある日、森の中を歩いていた王子が美しい歌声に引かれ、塔の中に閉じこめられたラプンツェルを発見。魔女と同じ方法を使って塔に登る。はじめて男性との頻回に性交渉を知ったラプンツェルは驚くが、やがて相思相愛となり、魔女に隠れて夜ごと王子を部屋に招き入れて性交渉を行う。その結果ラプンツェルは妊娠する。隠れて不道徳な性交渉を重ね妊娠したことを知って激怒した魔女はラプンツェルの髪を切り落とし、荒野へと放逐する。 一方、何も知らずラプンツェルを訪ねてきた王子は待ち受けていた魔 女から罵られる中で全ての顛末を知って絶望し、塔から身を投げて失明する。7年後、盲目のまま森をさ まよっていた王子は、男女の双子と暮らしているラプンツェルとめぐり会う。うれし泣きするラプンツェルの涙が王子の目に落ち、王子は視力を回復する。王子はラプンツェルと子供たちを伴って国に帰り、皆で幸せに暮らす。
 ディズニーの作品は子供向けが多く、夢を与える為に原作からの乖離も大きい。
『白雪姫』の主人公白雪姫は、ディズニー社の性差別的キャラクターのステレオタイプな代表として、根強い批判を受け続けている。人権団体「ニュー・インターナショナリスト」は自分を救い、世話してくれた小人たちには目もくれず、白人の王子様の到来を待ち続けるこの白雪姫の差別姿勢と共に、このヒロインを『シンデレラ』や『眠れる森の美女』と同様に、「男性がやってくるのをひたすら待つだけのお気楽な主婦である」としている 。
『シンデレラ』でも、義姉二人がガラスの靴を履く際にそれぞれ踵と指を切断、終盤で義母と義姉が鳩に目を潰されるという原典での残酷描写が削除され、始終シンデレラのみにスポットが当てられている。更に50年以上経過してから原作には存在しない続編を無理矢理作った。
『眠れる森の美女』(正しくは『いばら姫』)が原作の『眠れる森の美女 (アニメ映画)』は、伝承での共通項であった「妖精」が「魔女」となり、13人から4人に変更。魔法使いによって城ではなく森の中で隠されて育ち、眠りの期間が大幅に短縮されたうえ、伝承では「誕生会で招待されなかった逆恨みからの仕返し」だけだった魔女の目的が「王国の支配」に改竄されており、伝承では終盤まで出番のない王子がなぜか主役級の大活躍を見せている。
『リトル・マーメイド』にいたっては、人魚姫が王子と結婚するハッピーエンドに改竄したうえ、原作には存在しない前編と続編を作った。アリエルが家族を捨てて王子の下に出奔する結末については、多くの女性団体から抗議を受けており、ディズニー社は以後、「より慎重に女性の役割について考える」と表明した。
『美女と野獣』では、伝承の舞台は裕福な家庭と野獣の城の往復のみだったものが、商人の父親が風変わりな発明家に変えられ、経済基盤が不明な村外れの一般家庭となっている。二人の姉は登場せず、「原典に存在しない粗暴な求婚者の登場」「村人全員による野獣狩り」を追加。王子には魔女の呪いが付属し、「原典に登場しない召使が、言葉を話して歩き回る魔法の食器家具と共に過ごしている」など原典のストーリーとはまったくの別物になっている。更に原作には存在しない続編を作った。更に「野獣」は、原典とは異なって乱暴な性格が強調されており、これを「ヒロインのベルがその愛情で優しい男性に変える」という内容に改竄されている。これに対し人権団体「ニュー・インターナショナリスト」は、「相も変らぬディズニーのステレオタイプなヒロイン像」への批判と併せ、「これは若い女性への別の危険なメッセージです。ベルが現実世界の人間なら、彼女はほぼ確実に夫から虐待を受ける妻になるでしょう」と指摘、警告している。
 外にも色々有り、『ライオン・キング』は『ジャングル大帝』の著作権侵害問題も有る。














































            2011−03−05−500−01−01−OSAKA  



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