否無題

 人は何故泣きたく成るのか。悪童の時に流した泪は、苦痛、苦悩、無念や悲痛、哀愁や別れの悲しい泪ばかりで有った。嬉しい時や幸せな時や感動した時も泪が出る事が分かったのはかなり大きく成ってからで有る。鼠を捕らえて喰らうのが唯一の仕事なのに蚊帳の中にに入って共寝をしたがる家猫も、嬉し泣きをする事を知る人も少ない。世界に数多の映画やテレビドラマが作り続けられ、お金を出してでも泣きたい人が如何に多い事が分かる。製作されて五十年がたっても未だ色褪せぬ白黒映画も多い。俳優は年老いて老醜を曝すが作品の中では若さに溢れている。

 下らない物と言う言葉が有る。昔、京の都から辺境の地の東にも良いもの、優れた物は下ったので有る戦後アメリカ映画やテレビドラマが数多日本に入って来たがヨーロッパの国の物が下らなかった訳では無い。日本語の特異性により日本語字幕の付かない外国版を見る人も居ない。VHSでのみの販売の映画は日本では消え行く運命で有る。プレミアが付いて高額の値の付いた廃盤の作品も有る。

 「制服の処女」と言う映画が有る。女教師を母親の様に慕う女生徒の心を同性愛と疑う人も多く評価も様々では有るが、自由と我儘を混同した映画やテレビドラマの授業風景が数多の昨今、ヨーロッパの学生も制服を着て真面目に授業を受けていた事が有った事を証明出来る作品でも有る。自由と我儘を履き違える学生が多いにか。巫山戯た授業風景が当たり前の如くに描く監督も多い。インターネット上の書き込みも其の匿名性から無責任な巫山戯たものも多い。デモ対隊が暴徒化する例は世界に多い。

 2011年03月11日は歴史上の特異点と成る一日で有る。その日を堺に日本が大きく変わった事を意味する。千年に一度の大地震が揺れ、千年に一度の大津波が浜に押し寄せ多くの家屋が流され、多くの人が犠牲に成った。政治家は災害復興を理由に増税を目論んだ。福島第一原子力発電所にも大津波が押し寄せ冷却機能を喪失し停止医中の原発まで水素爆発を起こし放射能汚染を起こし住民は強制的に避難させられた。大津波は他の原発にも押し寄せたが他は大事には至らなかったので有る。紙一重の安全対策の違いが回避できたので有る。安全対策をなおざりにした人災で有ったあとも言える、
 一般大衆は政府の遣る事に何でもかんでも反対するものと思い込んで居たら、政府の遣ることに賛同してかデモに加わる人も多い。安全が確認済みの原発の再稼働を社長が求めたら、原発止めた大臣が不快感発言で有る。社長の発言を会長がわざわざ弁護したりで有る。新しい原子力規制庁を発足させ政府の責任を逃れる積もりか。東日本大震災の被害を殆ど受けなかった西日本の電力会社の受難が続く。水母まで取水口に押し寄せたいで有る。電力会社は長年安定した収益を上げてきた模範企業で有る。関西電力の大株主は大阪市や神戸市で有る。大手銀行や生命保険会社も多くの株を保有している。大阪市も株価の下落は無配等で打撃も大きい。燃料費の増大で赤字経営に追い込まれて居る。事故を起こした会社が営業停止に成る事例は多いが他社が営業停止に近い状態を強いられるは歴史上例の少ない事で有る。政府は事故を起こした責任を他さにも負わせる積もりらしい、賠償の責任を取らされた電力会社は結局は電力料金の値上げを言い出す、最後には一番立場の弱い者が損をする事と成る。

 政災と言う言葉だ有る。天災や人災の他に悪法や悪政、政治家の悪行や悪言で多くの人が災難を受ける事で有る。政治家だ失言で職を辞する例は多い。日頃思って居るからつい出てしまうと思われて仕舞う為でも有る。古くは生類憐みの令等が有る。消費税は老人や子供からも税を徴収する悪法で有るが、価格の税込表示を義務付けるた為に不満を感じる人も少なく成った。知恵者の勝利でも有る。自分が首相の間は税率を上げないと言った首相も居たが、消費税に」反対する人の多くの人の支持が長つ続きするとの目論んだがそうは成らなかったので有る。原発が政争の道具び使われた。当時の首相が場当たり的にストレステストを言いだし、原発が再稼働出来ず次々に止まって行くと言う危機的状況をつくったが、皮肉にも一般大衆は政府の方針を支持する結果と成った。民衆は政府の遣ることに何でもかんでも反対するものと思い込んで居た人にとっては以外んさ結果で有る。電力も商品で有る。営業停止に近い厳しい処置で有る。定期点検が済んだ原発より動いて劣化が進んで居る原発の方が安全だとした間違いに多くの人は気が付かない。福島第一原発では停止中の原発も事故を起こした。長期間設備機器を止めるは機械の為に良くない動かす前に再度点検が必要か。責任の擦り相で結局電力会社が悪者に成った。配管に一つを障るにも保安院の許可が必要だった電力会社がで有る。
 東日本大震災の被害を殆ど受けなかった関西の電力会社が赤字経営に陥るは異例の事で有る。株価の暴落で有る。場当たり的な一言で関西の企業だ受けた被害は甚大で有る。大株主の大阪市や神戸市も電力会社の受難もむとんちゃくで有る。資産の目減りや配当の無配で大損の筈で有るが。

 婦人のスカートの裾は段々に短く成るものと思い込んで居たら或年を堺に又長く成った。今や真夏でにロングスカートを見掛けても可笑しく無い時勢で有る。ブームは長続きしない良き事例でも有る。人の噂も七十五日と言う諺も有る。千年に一度の海底大地震が起き東日本の沿岸に千年に一度の大津波が押し寄せ多くの家屋が流され、多くの人が命を奪われた。間もなく二年で有る。復興の槌音が彼方此方で聞こえて来て居る時期で有るがマスコミはもう過去の出来事の如くに余り報道しない、原発問題丈が未解決で有る。脱原発派の群集心理を政治的に悪用して場当たり的は事を次々に言い出し、超法規的に原発を停止させて仕舞った為に動かす道筋が未だ立たずで有る。原発が政争の道具に使われ、原発を動かす権限が権力の象徴に成った。復興支援の名目で消費税率が又々上がる。原発が止まっての安全神話より多くの大衆は電気代が上がって損をするは耐えれれ無い、安くて豊富は海外の電力を求め工場の移転が進み産業の空洞化が起こり、雇用が減る。憂鬱は節電や法規制付きの節電や非保障の計画停電は大衆も困る筈で有る。

 下痢は我慢がし辛い病で外出もはばかられる難儀な病でも有る。催す前に時間を観図って用を足しておく事が肝要、相反する症状の難儀な病に便秘が有る。成って初めて毎日有る事の有難味が分かる。千年に一度の海底大地震の被害を殆ど受け無かった西日本が震災から間もなく2年に成るが未だ例年並みに戻って居ない。原子力発電所の定期点検後の再稼働が出来たのは2基だけで有る。立田2基で難儀な計画停電を回避でき原子力の恩恵をうけた結果と成った。定期点検の済んだ原発が稼働して劣化の為の不具合の起こりやすい原発より危険とする珍奇な理由が罷り通った2年で有った。一般大衆は政府の遣る事には何でもかんでも反対すると思い込んで居たら、殆どの原発が既に止まって居るのに原発の再稼働阻止を訴えてデモに参加した民衆も多い。政府が止めた原発に賛同した結果に成って居る。原発は政府が止めたのに政府が平然と法規制付きの節電や計画停電を言い出すのは可笑しい。電力会社は原発の配管の更新にもいちいち国の許可を受けてして来た筈、新しい原子力規制委員会を作って責任を逃れる積もりで有る。政治家が使用した原爆より、千年に一度の海底大地震で事故を起こした原発のほうが危険とする可笑しな理論が罷り通った2年で有った。核兵器の根絶こそ急務で有る。天変地異より政治家の狂気のほうが危険で有る 電力会社は産業の基幹を担う最重要の企業で有る。産業の血や骨とも言える、其の電力会社を政府は悪者にして自分の責任を逃れる積もりで有る。事故を起こした電力会社の保障資金を他の電力会社に連帯責任を取らせる積もりで有る。多くの電力会社が赤字経営に追い込まれ、株の配当を見送った電力会社も有る。来年の9月には動いた原発も又定期点検に入る。如何に気の長い人でも其れまでになっとかしなければと思うのは当然とも思えるが。人の口に戸は立て掛けられ無いので有る。
 生物の体の元素比は宇宙の元素比に似て居るそうな、在り来たりの元素で出来ている事を意味する。地球が生命の発生に必須なら地球の元素比に似るはずで有る。生命の発生は偶発では無く、必須で有った事を意味する。しかし、宇宙は其以上に広いので出会う事は皆無で有る。出会いを期待するは愚かで有る。其の貴重生物が自ら作り出した物で絶滅の危惧を持って居ると言う現実が有る。核兵器を根絶しその替わりに原子力を平和利用しようとした先人の志は悲惨な原発事故を目にしても原子爆弾の被災国の日本では志は間違って居ない、千年に一度の天変地異と政治家の狂気を混同しては成らない。






















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