晴天の霹靂

 霹靂とは雹の事かと思って居たら、雷鳴の事で有った。野生動物は意外にもカメラのフラッシュに驚か無い。稲光の体験が有る為でも有る。騒がしい現代の人は晴天の霹靂には余り驚か無い、町工場の周辺では霹靂に似た騒音は日常茶飯事に成って仕舞って居る為でも有る。2012年の03月の11日に思わぬ晴天の霹靂が起きた。東北地方太平洋沖で千年に一度の海底大地震が起きた。東日本は地震は揺ったが意外と被害は少なかった。しかし其の後に起こった大津波で多くの家屋が流され、多くの人が亡くなった。しかし被害は其れだけに終わら無かった。福島第一原子力発電所にも押し寄せ、外部交流電源完全喪失で冷却機能が働かず炉心溶融が起き、水素爆発で建家が大破し放射能汚染を起こし周辺住民は強制的に避難させられた、原発事故による直接的は死者は居なかったが、事故から間もなく2年になると言うのに未だに例年道理に戻って居ない。定期点検が済んだ原発の方が、稼働中の原発よい危険とする頓珍漢な屁理屈が罷り通り、定期点検が完了せず再稼働出来ずに総ての原発が再稼働不可の異常事態を招いた。大津波は福島第一原発丈に押し寄せた訳では無いが大事故に居たら無かったのは紙一重の安全対策の違いの為で有る。冷却機能さえ保持出来れば安全で有ることを他の津波の被害を受けた原発で証明出来た事に成った。 世の中は毎年少しずつ変わって行くものと思って居たら、時には或日を境に大きく変わる場合も有るらしい、天変地異や疫病や戦争や政変で大きく変わる。福島の原発事故を見て原発を危険と決めつける群集心理を悪用して原発を政争の道具に使った政治家が居た為でも有る。政災と言う言葉が有る、悪法や悪政、政治家の悪い言動等で多くの人が災難に会うことで有る。前首相の菅氏が場当たり的なストレステストを言いだし、超法規的に点検後の再稼働を不可にして仕舞った為にストレステストが済んでも動かせ無い。政府は原発を悪者にして全ての責任を電力会社に押し付ける積もりで有る。原発が政争の道具に使われ原発を止めたのは政府で有るのに原発再稼働阻止を求めて一般大衆がデモに参加する事態で有る。政府は周辺地域の同意が無い事が原発再稼働出来原因の如くに責任の擦り相いで有る。原発を政府が止めた為に失われた国益は数兆円に達する。地震で殆ど被害の無かった西日本の電力会社迄赤字経営で有る。電力会社の株も下がり続けた、大株主の大阪市や神戸市は大損で有る。株の配当を無配にした電力会社も多い。其の大阪市の市長は株主提案で関西電力が株価が下がる提案をした。他の株主は当然反対した為に否決は当然でも有るが。結局最後に電気代の値上げで一般大衆の財布の中身が減る結果と成った。一番弱い者が損をする世界で有る。
 夏場と違い冬は暖房にガスや石油が使えるが最近の暖房具は送風やコントロールに電気を使うので停電中は其も使えない、火の不始末で火災も増える。厳冬期の計画停電は人命に関わる。経団連が嘆願しても聞く耳を持たずで有る。原発を政争の道具に使え無い様に新たに原子力規制委員会を発足させたのは良いが、原子力安全・保安院の後を粛々の引き継がものと多くの人が思って居たら、政府の力が及ば無いので時が虚しく過ぎ去る世界でも有る。唯一稼働中の大飯原発も地下に活断層が有れば止めるつもりも有る。昔乍のひちりんで練炭や豆炭で暖をとっていては、一酸化炭素中毒や火災での焼死者も増える。日本で唯一動いた原発迄止める積もりらしい。
 日本は世界で有いつの原爆の被爆国で有る。戦争を初めた日本に非が有るようにも思えるが、戦争を始めた時点では原発は此の世には無かった為、非は原発の堕下を決定した米国の政治家で有る。何万人もの人が虐殺されたので有る。歴史は過去に戻す事が出来無いので人類の残した汚点は未来永劫に払拭することが出来無い。八月の二つの原爆記念日には世界に向けて核兵器の根絶を呼びかけるが大国は聞く耳を持たずで有る。原発が以前にも外国では事故を起こして危険で有る危惧が有ったが大して問題にもしなかったのいに事故が起きて今こそ鬼の首を捕ったかの如くに悪者扱いで有る。原発は危険だから配管の一部の更新も国の許可っが必要だったのではないか。
 人形浄瑠璃の文楽は日本の伝統芸術の人形劇で有る。人形が自分で動いて居るかの如くに見える所が重要で有る。テレビの子供番組では学校の関係で子役を使え無い、縫いぐるみでは大きく成って仕舞い可愛さが出無い。世界的に人と人形と共演と相成る。犬や猫が人の言葉を喋る不思議な世界でも有る。家猫が飼い主の側に来て何やら鳴く、人はお色んな事を察して猫に話しかける。猫は人の言葉は解さぬが手で示唆すると分かる場合も有る。猫は床で寝るより飼い主の膝の上の方が暖くて気持ちが良い丈なのに飼い主には膝上の寝猫には特別の想いが有る。多くの人は猫を傀儡にした想いに浸るが猫に利用されて居る事に気が付か無い。電力会社が原子力安全・保安院の傀儡で有ったが色々くちを挟み安全基準の緩和が事故の原因でも有る。政府の傀儡にしない為に独立した機構を創ったのは良いが、窮迫した電力不足に迅速に対応出来無い、死者が出ても自分には関係の無い事なので有る。挟みや包丁は危険なので我が子に使わせたい親も多いが、何時までも満足に使えないでは一生の損で有る。火傷をした初めて火の恐ろしさが分かるしその恩恵も分かる。今迄苦労して遣ってきた原子力安全・保安院の苦労は何だったのか。引継ぎは無いのか、続きからはしないのか。責任の擦り相いでも有る。
 生物の元素組成の分布は宇宙の元素組成の比率に似て居る、意外にも地球の元素比率には似て居無い。在り来たりの水素や酸素や炭素で有る。生命の発生は特異は地球環境が起因で無い事を意味する、偶然では無く必然で有ったので有る。しかし、宇宙は其れ以上に広い為に決して出会う事が無い、決してと言い切るところが重要で有る。自分の余命を顧みず千年の安全を強要する愚かが有る。千年に一度の大津波に備えて原発の周り丈に防波堤を造らせる愚かが有る。町にロバを売りにきた親子が沿道の人が色んな事を言いて其の通りにして最後にロバを川に捨てて仕舞い、一銭もお金にを得ずにの童話が有った。危険を克服する技術の開発が大事で使えるものを使うのが生命の本来の姿。安全対策を推進出来るように政府が援助して通常の定期点検を完了するのが本来の姿。船頭多くて船山に登る例え有り。
 野生動物にとって病気が大変で有る、病気に成ると餌がとれず体力が衰弱する体力が衰弱して病気が悪化する。悪循環でも有る。多くの人が病気の野生動物を目にしないのは人目を避けてジット身を隠して病が癒えるのを待って居る為でも有る。欧州経済がタメ病の為に日本経済も影響を免れ無かった、大手弱電機器企業の赤字が目立つ、東日本大震災の被害を殆ど受けなかった西日本の電力会社も原発の定期点検が完了せず特別点検中の最中で有る。政府が原発を止めたのに法規制付きの節電や計画停電を人事の様に軽々しく言い出す時勢で有る。赤字経営に追い込まれ、株価が暴落し配当の無配や電気代の値上げを言い出した。大株主の大阪市や神戸市は大損の筈なのに市長は唯一動いた原発を又止めたいいこう。弱いものが最後に損をするので有る。場当たり的に止めた為に失われた国益は数兆円に達する。雨後の筍の様に原発が再稼働する事を信じて電力会社の株を購入した一般投資家の心情は複雑で有る。








            2012−10−22−541−01−01−OSAKA  



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