嘆きの手作りパソコン

 最近のパソコンの進歩は目覚しく、かってのサーバー、ワークステーションクラスのパソコンと同程度の性能を市販の安いパソコンでも実現出来、ワープロやインターネットしかしないユーザーには充分の筈 しかしで有る、パソコンの組み立てを趣味にする人の中には市販のパソコンでは飽き足らずサーバー、ワークステーションクラスのパソコンに挑戦する人も多い。其の多くのマザーボードはデュアルCPUのマザーボードが多く高価でも有る サーバー、ワークステーション用のマザーボードはサイズも大きく通常のケースには入ら無い、如何しても大きなPCケースが必要に成る。電源も大容量の特殊なコネクタの物が必要に成りますし、メモリも高価な特殊な物で無いと起動すらし無い。其れらのパソコンは相対的に騒音も高く成ります。其れらの取り扱い説明書が英文や中国文でのみ書かれて有ったり。天眼鏡を使用し無いと読め無い様な小さい活字で有ったりで。
 来年(2006年)にはOSの新バージョン(32・64ビット版)のパッケージ販売が予定されて居て、OSの64ビット化が一気に進みそうで有る。ハードでは最早64ビットは主流に成りつつ有るが、ソフトと成ると未だ未だで有る。古いパーツではx64のドライバーの提供すらされて居無い物も有る。 素人に近い人が組み立てる為に思わぬトラブル多くまともに起動し無い場合も有る。スイッチすら旨く入ら無い場合も有るし、スイッチが入ってもファン丈廻るが画面に何時まで経ってもうんともすんとも言わ無い場合も有る。ブザーが鳴って異常が分かる場合も有ります。鳴る間隔や回数で分かります。メモリの不具合やグラフィックカードの不具合の場合も有ります。画面に悪夢のブルー画面が現れて異常停止しエラー表示し強制的に再起動が掛かってしまう場合も有る。正常に回復すればインターネットで原因の究明は出来るようには成って居るが、回復した場合の話で有る。OSが正常に起動しなければインターネットにも繋がら無い。ドライバーをマザーボードの上に落としてマザーボードの配線を傷付けて壊してしまう場合も有ります。CPUファンを取り付けずに通電してしまうとCPUが焼き付き煙がでて壊してしまう場合が有ります。高価なCPUやマザーボードが一瞬の内におしゃかで有る。単純なミスやコネクターの挿し間違、ジャンパーでの設定間違いの場合も有り、取扱説明書の事前の熟読が必須でも有る。
 OSが無事にインストール出来て居てDVDは正常に機能して居る筈なのに、DVDで読み取りエラーが多発する事も有りました。DVDが正常に機能し無いと大問題で有る。LAN用のドライバーがインストール出来無ければインターネットに接続も出来無い、インターネットでドライバーをダウンロードも出来無い、OSのライセンスの登録の期限が迫って来るしで有る。色々試行錯誤の結果、ケーブルに問題が有る事が分かった、新しいケーブルに交換したら何の問題も無くインストールが出来た。
 デュアルブートを利用したい場合はハードディスク構成が大事で有る。構成を変えてしまうと起動しなく成ってしまいます。結局インストールの為直しを迫られる場合も有ります。
 問題無く起動すれば、市販のパソコンと何等見劣りしません。高価なパーツは其れなりの性能を発揮して呉れてユーザーを失望させる事は有りません。パーツの補償期間の間はレシートや保証書、パッケージ及び添付品は捨てずに取って置きましょう、一つでも掛けると無料補償の対象に成ら無い場合も有ります OSメーカーの不具合の有るファイルのアップデートがインターネットを通じて自動的に行って呉れるのには驚きで有る。以前はパソコン雑誌の付録のCDで提供せれて居た事も有るが、態々する人も少ない インターネットの便利さは目を見張る物が有りますが。一部のメーカー品のパソコンではインターネットを通じてパソコンの不具合をメールで知らせるサービスも有るとか。手作りパソコンでは自分が管理者で有る、全て自分の責任で行われ無ければ成ら無い。手作りパソコンでは自由にパーツを交換出来ますが交換した途端に起動し無く成る場合も有ります、リスクも多い。
 最近気に成るのは、インターネットを通じて映像のダウンロードサービスを行うサイトも有るが、唯見る丈では物足り無く、御金を支払ってででも自分のパソコンに保存したいと思う人も多いが、中には其のパソコンの其のOSの其のプラウザでしか再生出来無い場合が有る。OSのバージョンが変わると再生出来なく成る可能性が有ります。パソコンが壊れたら其れ迄で有る。其の様な条件で態々御金を支払って迄してダウンロードする価値が有るか良く考えるべきでも有る。映画なら少々高くてもDVDを買って置けばどのパソコンやDVDデッキでも再生出来るのを考えると考え物で有る。今のパソコンが壊れ無い保証は手作りパソコンでは特に低い。
 パソコンが正常に起動すれば後はソフトをインストールする丈で有るがうウイルス対策ソフトが起動して居る場合にインストールエラーが出る場合も有るようですが、一時的にソフトを停止さすのが大変でも有る。64ビットOSにはインストール出来無い物も有る様なので注意が必要で有る。ウイルス地策ソフトは現代では必須では有るが、パソコンの手作りを趣味にする人にとっては厄介でも有る。
 ウイルスに感染すると再起動が勝手に掛かったり画面の表示が変に成ったり、何が原因かつかみ辛い、知ら無い相手からのメール等開かぬ事で有る。ウイルスはパソコン上に潜んで悪さをし続け丈で無く更に新たな相手に感染を拡大し続けるので有る。世の中は善人ばかりで無い事に早く悟るべきで有る。パソコンでプログラムを組んだ経験の有る人なら悪意に満ちたプログラムも組めそうで有る。本人の倫理観が問題で有る。以前に簡単なプログラムを組んで別のパソコンにインストールして動くか如何か試して見たらウイルス対策ソフトがウイルスと勘違いして警報を出した事も有ります。来年にはコンパイラーの新バージョンが発売される様でも有る。正しい倫理観を持ってのプログラムの勉強を始める良い機会でも有る。 近い将来64ビット版のOSを使って子供がゲームをして遊び惚け、お父ちゃんは会社で32ビット版のOSで頑張って仕事をして居ると言う可笑しな世界が出現する事で有ろう。


               2005−12−10−82−OSAKA



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