蓮  の  花
  兎小屋に闖入した飢えた狼
 昔、野良犬が光善寺駅で電車に闖入して来て、京橋駅まで無賃乗車して来て、改札を走り抜けて出て行ってしまった事が有りました。信じられ無い事が有る物です。だいぶ前から女性専用車両なる物が出て来ました。男は痴漢を為る者と決め付けたかの様な誤解を受けるこの制度の導入に、世の殿方は何と思って居るのでしょうか。スペインの電車がテロに因って爆破されたのには吃驚きます、日本の電車も安心とは言えません、万が一の時、女性は男の傍に居た方が命が助かる可能性が有と思うのですが。女性専用車両の中では赤子に母乳も与えられそうですが、実際に其の様な事をして居る人が居るのでしょうか、見た事無いので分りませんが・・  街の曲芸師
 雨の日に、傘を差し乍自転車に乗るのは事故の元です。合羽を日頃から用意しておきましょう。乗り乍の携帯電話の使用も危険です。前に、乗り乍手鏡で御化粧直しをして居るのを見て、呆れましたが。この前、会社の前で、乗り乍本を読んでいる人を見かけて、呆れ返りました。寸の間も惜しんで勉強したい苦学生の気持ちも分りますが。昔、蛍の光の下で苦学した人も居ましたが、二宮金次郎じゃ有るまいに。ひっくり返ったら大変です。日本の政治も似た様な物です、地に足が付いて居ません。其の場限りの姑息な政策ばかりです・・・
  イヌのトイレ
 例年なら7月20日前後の蝉の初鳴きが、今年は一週間以上も早かった様に思われます。昨年は冷夏だったのに、一変して今年の夏は猛暑です。此れも異常気象なのか。街路樹の水やりも大変です。歩道の一角の植栽は良く見かけますが、車道の植栽のこの非常識に誰も文句を言わ無いのは不思議な感が有ります。以前は大型観光バスも止められたものを。今では犬や猫が用を足した後、土を路面にけちらかして居る。植栽の御蔭で大型のトラックが曲がりきれずに立ち往生、火災の時も梯子車は入れません。自動車を運転して居る人は、猫の飛び出しに注意しましょう。都市の緑化計画の一環だとは思いますが、良い教訓です。改革が人々の生活を真に豊かに為るとは限ら無い事が重要です。改革の中には、改悪も含まれる事を努努忘れるべからず・・・
  ネコの良識
 現代人は忙し過ぎます。休みの日には、偶にはテレビを消して昼寝でもしましょう。以前に昼寝をして居ると猫がやって来て、片足だけを御腹の上に載せて、乗って良いか聞きよるのでした。黙って乗ったら叱られるのが、猫にも分って居るので有る。猫にも良識とか言う物が有るので有る。悪い事を悪い事だと知らずにしてしまって居る人は多いが。しかし、中には悪い事を悪い事だと知りながら悪い事をして居る人も居る、罪深い事です。しかし、其れ丈では無いのです、悪い事を、良い事と思って平然と悪い事を為る人も居るので有る、嘗て、日本を戦争に導いた、政治家、軍人、財閥等・・・、で有る。又、戦後、掌を返したかの様に、自分が教えて居た教科書に、墨を塗りたぐらしても心が痛ま無かった教育者達です・・・
  猫も杓子も
 最近、若者の多くが携帯電話を持ち歩いて居ます。電車の中での使用は控えましょう、心臓のペースメーカーにも影響します。持たざる者の僻みかもしれませんが、誰もが持って居ると言う事に危惧を感じます。昔は村に2〜3台程しか電話は無かったものを。時代の流れを感じます。昔から、誰もが持って居る様な物等には余り価値が無い物と決まって居た物のを。誰もが使用すればする程価値が上がる物に、携帯電話やインターネットの他に、PCの基本ソフト(OS)が上げられます。リナックスやユニックス、ソラリスやマック用のOS等が有っても誰もが使い熟せる分けでは無いので、結局はXPを選択せざるを得無いのが現状です。此処に重要な問題が一つ有ります、ライセンスの問題です。御蔭で二度と使用出来無いXPが一家に何枚も貯まる事に成り、無駄使いした事の思いの溜息ばかりが増えて行きます。昔は一家に一つ有れば良かった物を。最近では海外の機関は、使用制限の少ないリナックス等への切り変えが目立って来て居ます。永年PCのソフト業界に君臨し続けて来た、彼の独占企業にも経営方針の転換だ迫られる時代が近い将来にやって来るのかもしれません。大変の時、人の逃げる方に逃げて命を落とす人も多い、多くの人が為る事が正しいとは限ってません。
  泪の量
 私は子供の頃から、泪がどのくらい出る物のなのか、又、涸れる事が本当に有るのか、気に成って仕方が無かった。日本では、男が泪を見せるのは恥とされ、人前では大人は滅多に泪を見せ無いが。可也出るみたいです。中学生の頃は期末試験等の結果の余りの無念さに、密かに泣いた経験が有る人も多いと思いますが。そんな事でも泪は出るので有る。泪の量は物理的に量れても、人の悲しみの深さまで測る事は出来無い。戦争映画等で特攻隊員が恰も喜んでカッコ良く出撃して行ったかの様に描かれて居ますが、彼は真っ赤な嘘です。青年達は明日に出撃を迎えた最後の夜を、布団の中で何を思って過ごして居たのでしょうか。青年達が出撃して行ってしまった後、当番の人が枕を観たら、全員の枕が泪でびっしょり濡れて居たとか、其の量の多さから悲しみの深さが推測出来ます。人の命が一銭五厘の葉書で買えた時代の話で有る。馬より安かったので有る・・・
  蓮の花
 守口にも、昔は村の周りには蓮根畑が可也有りました、学校の帰りに石橋の上から川で蓮根を洗って居るの見た事も有ります。汚い泥田の中から彼の様な清楚な花を咲かせるとは想像も出来ません。誰も見る人も居無いのに精一杯咲いて居ます。最近の国政も泥田の様相を示して居ます。テレビのトーク番組では政策の悪さを詰り合って居ます。人が未だ喋って居るのに文句百垂れ言い出して、「最後まで喋らして、子供みたいな事為無いで」と叱られたいい歳をこいた人も居ます。教育や福祉の為に使うのなら消費税率を上げても良いと考えて居る人が居ると言う事には、呆れ返ります。右のポケットから取り出す御金は、奇麗な御金で、左のポケットから取り出す御金は、汚い御金だとでも言うのだろうか、奇麗事では済まされ無い問題です。人道支援、国際貢献、復興援助等、・・・、政治家は自分の御金では無いので、湯水の様に血税を使い捲くります。世界に一つしか無い物を改造して、何処にでも有る物にしてしまった例は多い。芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」のカンダダの喘ぎが聞こえて来そうです・・・    (「或労働者の戯言」より抜粋   オリジナルで有る)



                  HOME
               −−戻る 次へ++