夏休みの難儀な難儀な煉獄地獄の宿題

 もう直ぐ学生にとっては心待ちの楽しい楽しい夏休みが遣って来る。気が狂う程に楽しい楽しい遊びが出来る時でも有る。しかし、中には意地悪な教師が居て、楽しさに水を注す様に山の様な宿題を出すので有る。生徒が煉獄、地獄の思いを為るのを知って居乍、技と出すので有る。サディスチックな変態性欲の快感に浸って居るのか。40頁もの帳面を渡し、思った事を書く様にと書かしたりも為るので有る。日記風でも良し、コラム風でも良い、昔話、童話、散文でも何でも良いと言うので有る。書き慣れ無い学生にとって1頁を文字で埋め尽くすのは至難の業でも有る、其れが40頁も有るので有る。酷い宿題でも有る、煉獄、地獄で有る。日記なら其の日の出来事を書けば良さそうで有るが、真面目に勉強ばかりして居る学生には書く事等何も無い。徒然草の様に心に思い浮かぶ事を書けば良い様にも思えるが気の利いた話等其う有る物でも無い。旅行の好きな学生は旅行した紀行文を書けば良いが。映画好きの学生は観た映画の事を書けば良いが、趣味に凝って居る人は其れを書けば良いのだが・・・。
 救いは新聞で有る、新聞の記事を読んで居ると思う事、腹の絶つ事等も多く有り書く事も必ず見つかる筈。特に第1面の一番下の広告の上の1段に各新聞社は四季折々の節季に併せ、政局を皮肉ったコラムを載せて居る。言葉の宝石でも有る。日本人の好きな諺、四文字熟語が載って居る場合も多い。大いに利用しましょう。夏休みの長い長い期間を利用しての自由研究をさせる教師も居る。人の書いた書物を自分なりに纏めて提出したら盗作呼ばわりされた経験が有る。学生らしい自由奔放な発想のオリジナル性を重視して居るので有ろう。出来栄えは二の次の様でも有る、学生諸君は自信を持ちましょう。
 インターネット上で数多の情報を手に入れる事も出来るが自分の言葉に成って居る事が必要で有る。コピーを多用すると著作権に引っ掛かる場合も出て来るかも知れません、注意しましょう。        三日坊主と言う言葉が有る、日記も三日が限度でも有る、続けるのは至難の業でも有る。用は書きたい事を書けば良いので有るが。
 学生時代の夏休みの宿題で、心に思った事を一杯書いて居たら、年寄り臭いと言われてしまった。先生は自由奔放な学生らしい発想を期待して居ったので有ろう。実際に歳を取ると誰しも昔が良かったと懐かしく思う物で有る。子供の頃の様な自由奔放は発想等湧いて来無いので有る。良識や常識が厄するので有ろう。テレビも暫くの期間観無いと丸で浦島太郎で有る。有名なスポーツ選手が病気に成って居たり、タレント、歌手、映画俳優が段々に他界してしまい、若い未だ名前も覚えて居無いタレントが主役で有る。ニュースのアナウンサーもヒョコヒョコ替わるので有る。
 一度も素敵な恋愛等した事の無い人にとって、恋愛映画の様な歯の浮いた様な会話等書け無いので有る「君さえ居れば何も要ら無い」等中々恥ずかしくて書ける物では無いので有る。平然と嘘を吐く技術も居るので有る。此の大阪にだいぶ前から女性専用車両なる電車が走って居ます。導入時にムカッとした殿方もキット多かった筈、痴漢が如何に多かったかを世界に知らしめてしまったので有る。世界に恥晒しでも有る。世の中は各の如しで有る。間違って乗ると変態扱いで有る。其れ以外の車両でも女性が痴漢だと言うと回りの男が集り寄って袋叩きで有る。女の暴言を確かめもせずにで有る。冤罪に泣く男が後を断た無い。柔肌、臍をを諸出しの女には近付か無いのが一番の方策でも有る。厄病神で有る。要注意で有る。
 世の中には溜息の出る様な、美人と出会う事も有るが、所詮は他人の妻、赤の他人で有る。何の恩恵を受ける事は皆無で有る。少々下品な女でも恩恵を与えて呉れる女を大事にすべきで有る。テレビドラマでは美人の妻が居乍、浮気の虫が騒ぎ不倫に走るサラリーマンの物語も多いが、ドラマは所詮虚構の世界で有る。
 世の中には呆れ返る程の下品な女も居る、電車の中で物を食べたり、ジュースを飲んだり、化粧をしたり、赤子のうんこの襁褓を替えたり、昔は男の前でも平気で赤子に母乳を与えて居ったので有るが。男の前で平気で鼻水をかんだり、かませたり、屁を放いたり、鼾を掻いたり、腋毛も剃らず、ブラジャーもせず、胡坐を掻いたり、スカートを穿いた儘逆立ちをしたり男の顔を跨いだり、淫らに手淫をしたり、公衆の面前で平然と接吻をしたり、道端で立ち小便をしたり、バスルームで尿垂れをしたりで有る。男自身が下品で有る為か、下品さが無いとエロチシズムは発生しないので有る。何やら親しみを覚えるのも不思議な話で有る。其んな女が物語の中で我侭放題に振舞うので有る。やや子が欲しくて欲しくてはしたない事まで平気でしてしまう女。便所の扉を閉めずに用を足したり、御風呂の御湯の中で手拭を広げおならを放いて泡ぶくを弄んだりするので有る。便所行きたくて我慢出来無いのに行かずに何やらモジモジと男を挑発するので有る・・・。恥を掻くのも勉強の内でも有る。
 猫は厚かましいさの象徴でも有る。女が新聞を大きく広げて読んで居ると読んで居ると背中いに載るので有る。喉が渇くと女が風呂に入って居ると中に入りたがるので有る。女の裸を見て何を考えて居るので有ろうか、腹が減ると女の足に纏わり着き、スカートの中を覗くので有る。パンツが丸見えで有る。蚊帳の吊って居た、夏の暑い夜でも人の寝床に入りたがり、蚊帳の中へ入れて呉れと催促をするので有る。寒い冬なら已むを得無いのだが。御外に出たいと態々奥の部屋まで呼びに来たりもしよる。初めての御客でも一緒で有る。遠慮と言う事が無い。其んな猫でも子猫が歩ける様に成った或る日に、車座に成って世間話をして居る人の真ん中へ子猫を銜えて遣って来て人に御披露目をするので有る。野生動物は子供を人に触られるのを極端に嫌うのにで有る。子猫が一匹少ないと悲しそうに鳴いて探し廻るので有る。他所へあげる場合には充分に言い聞かせて納得させる必要が有る。喉をゴロゴロ気持ち良さそうに鳴らし、恰も幸せで有るかの様に人の心を惑わし続けるので有る。
 学生には神話、昔話、童話、民話の中の出来事が理解出来無い事も多い。本当の事を書くと都合が悪いので或る譬えに言い換えて居るので有る。神話の八つの頭を持つヤマタノオロチ伝説も天井川で有名な斐伊河の治水工事の事だとすると何とか理解も出来る。洪水を防いだので有る。物理的に不可能な話も多く理解に苦しむが、其れが言おうとする象徴する真意を掴む事が肝要か。
 絵本童話の中に差別用語が出て来るのを見つけ出し、悪書のリストに挙げてしまうる人も居る。差別の悪害より其の絵本童話を子どもが読んで受ける恩恵の方が遥かに多いのに。差別用語位で目くじらを立てるのも如何かと思うのだが、差別用語を一箇所見つけ出すと鬼の首を取った様な気分に成る物なので有ろう。げに恐ろしきは人の心で有る。人は文句百垂れ言わ無いと気が済ま無い様で有る。無視して言わせて置くのも一つの方策か。何はとも有れ書いて見る事が一番か、下手を気にして居ては何も書け無い。





            2006−07−17−145−01−OSAKA



                     HOME
                  −−戻る 次へ++