起動せずの憂鬱

 昨日迄、調子良く起動して居たパソコンが突然に起動し無く成る事が有る。憂鬱な話でも有る。原因が判れば対処も出来ようが素人には理解しがたい原因も多い。マザーボードが壊れたら電源すら入ら無い不具合も有る。マザーボードの不具合は原因も様々で素人には何処が悪いのかも判ら無い。精密機器はテスターを使うと壊してしまうので断線の確認も出来無い。電気は目では見え無いので有る。修理に出す手も有るが通常はより高性能な物に買い替えてしまう人も居る。マザーボードやCPUやメモリー迄更新してしまっては、最早新しいパソコンと成ってしまう。オペレーティングシステム(OS)が起動しても、ライセンスの認証で問題が発生するかも知れません。
 CPUが壊れたら勿論起動しません、電源は入ってファンは虚しく廻っても画面には何時まで待っても何も表示されません。
 BIOSが壊れても起動しません。壊れた時の為に予備のBIOSを装備したヂュアルBIOSのマザーボード迄有る。メモリーの増設には注意が要ります、種類が多く、物理的にDIMMのスロットに挿入出来ても、種類が違うと起動しません。BIOSが立ち上がれば、異常が有れば、ブザーの回数や長さで異常の原因が判る場合も有ります。
 BIOSの設定を間違えて起動し無い場合は、出荷時の設定に戻す事も出来る。BIOSによっては異常時にポストエラーコードを画面の隅に表示する場合も有る。BIOS自体のバージョンアップも出来るが素人のする事では無い、失敗すると二度と起動しない。
 起動の途中で悪夢のブルー画面に成ってしまう場合も以前のXP等のバージョンには有った。ヴィスタはさすがにブルーの画面には成らず、日本語でエラーコードを表示して呉れる。エラーコードが判れば、メーカーのホームページで検索が可能で、原因が掴める場合も有る。エラーが直りメーカーのサイトに繋がるとエラーの原因をダウンロードして呉れる場合も有る。対処できた場合の話では有る。
 ハードディスクの構成が変わった時も起動し無い場合も有る。パーツの相性問題も有り。元に戻せば通常に起動する場合も有る。XP等の以前のバージョンでは、HDDの起動順位が重要で、ハードディスクを増設すると其の順番が変わってしまい起動し無い場合も有った。SCSIのHDD等はATAのHDDより下位の順番に成ってしまい、インストールも難しいかったが、BIOSで順位を変更出来れば、選んでインストールが出来そうでも有る。BIOSで起動ドライブのBOOTの優先順位を変更確認しましょう。問題はUSBの増設用外付けのHDDで有る。USBのHDDは簡単に増設が出来。取り外しも簡単で有る。USBのHDDはOSのインストールが出来無い様に成って居る。一本のケーブルで4台のHDDを増設出来る物まで発売されて居る。通常はOSがインストール出来無いのでアクティブにはし無いが古いHDDを遣い回す時は注意が必要。其れ等のコントローラがBIOSのHDDの起動リストに上がってしまい起動が巧く行か無い場合が有る。取り外すと通常に起動するので有る。一台のパソコンで通常は24台のドライブ文字が利用出来る。A:とB:はフローッピーにリザーブされて居て通常は使用出来無い、C:ドライブがシステムドライブとした特別に重要な位置を担う。ウィンドーズヴィスタはブートマネージャーが起動ドライブ文字でドライブを選んで居る筈では有るが。マザーボードのBIOS自体が起動順位を勝手に変更してしまう為に起動出来無い不具合も多い。USBの増設用のHDDは簡単に増設出来て便利では有るが、起動不可の要因にも成る。便利の陰に思わぬ落とし穴か。起動してから接続は出来るが。メモリースティックも装着した儘では巧く起動し無い場合も有るので注意が必要です。
 XP等の以前のバージョンでは、ntldrがboot.iniのテキストファイルに基づいて起動ドライブを選んで居た。boot.iniはテキストファイルで有るので素人もメモ帳等で簡単に編集が出来た(変更するには書き込み禁止の解除が必要)カーネルが壊れて居るか存在しませんとエラーが出て起動し無い場合も有る。システムの詳細設定の画面では既定のオペレーティングシステムの名前の変更が出来ずどのオペレーティングシステムが起動したのかが判り難い。別のユーティリーティーソフトを使用しなければ成らないbcdeditやVistaBootPRO等も有る。
 OSが如何言う手順で起動して行くのか最も重要な事が、パソコン雑誌でも取り上げて貰いたいが、新製品の紹介が大部分で有る。パソコンを買った人には罪な話でも有る。パソコンのブートに関する記述はメーカーのサイトを初めに多くのサイトが有る。ブートマネージャ等で検索しましょう。
 パソコンの寿命を縮じませるのは温度が上がる事や振動で有る、冷却や固定に気を付けましょう。使わ無いのも又いけません、時々は起動して置きましょう。
 HDDをアクティブに設定すると起動ドライブの順番を変えてしまう様で有る。HDDをアクティブには設定出来るが簡単には元に戻せ無いのが問題でも有る、注意の要るところでも有る。新しいバージョンのウィンドーズは新しい機能も多いが簡単に元に戻せ無い機能も有るので注意しましょう。
 SATAのHDDはマザーボードのポートと一対一に結ばれて居て便利でも有る。外部増設用のケーブルは仕様が別なので注意が必要、一本のケーブルで4台迄のHDDを増設出来たりもします。マザーボードのPCIにコントローラーのボードを装着してポート数を増設する事も出来る。HDDの台数を増やしても起動に不具合は発生し無い様で有る。SCSIのHDDは高性能では有るが高価でも有る。最近ではサーバー用の特殊仕様、24時間の連続使用に耐えるSASのHDD迄パソコンで利用出来る。
 最も重要なC:ドライブやブートドライブが故障すると当然起動出来ません。HDDの不具合はパソコンにとって到命的な事態と成る。起動ディスクを認識する為のMBRが壊れる場合も有る。修復の方法も有る様です。ディスクを再フォーマットしてOSを再インストールするのは絶望的な憂鬱でも有る。パソコンが使え無いのは一大事でも有る、予備に一台欲しいところでも有る。HDDの故障は重要なデータの消滅でも有る。システムは再インストールも出来るが、失われたデータは返って来無い。ディスクが物理的に破損して居無い場合は、専門業者に依るデーターの再生サービスも有るがハードディスクを買うよりも高い。市販のパソコンの故障の保証は動く様にする事で有って。データの保証迄はして呉れ無い。重要なデータは自分の責任で小実にバックアップを取って置くべきで有る HDDが複数有る場合はヂュアルブートで複数のHDDから起動出来る様にしとけば一方が不具合が発生してももう一方で起動出来る可能性も有る。
 ヴィスタの評価版RC1の使用期限が5月31日で切れます。以後は起動出来ません。製品版をインストールしてもライセンスの認証が出来無い場合も有る。別の商品を購入すれば認証は得られるが。一台のパソコンに幾つもの複数のOSを購入しなければ成ら無い等、論外の話では有る。マザーボードが起動ディスクを認識する数に制限が有る為に装着済みのアクティブな全てのHDDから起動する事は出来無い。ハードに大きな更新が有る場合には再認証の必要が発生する場合も有る。30日で無く3日で有ったりもするので注意が必要。認証が取れ無ければ期限が来たら起動し無く成る、期限が切れても認証登録を再度行って認証出来れば起動する場合も有る。
 電話帳の様な分厚い取り扱い説明書をジックリと熟読したいところでは有るが、専門書は可也高価な物と成る。起動せずの憂鬱に悩まされる人も多い筈。パソコン関係のサイトの掲示板等で同じような事例の解決策が見付かる場合も有る、大いに利用しましょう。








          2007−05−14−226−01−01−OSAKA



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