本日も日本晴れ

 夏の関西は梅雨明け十日が一番暑い時でも有る、天神祭りから盆迄の期間が我慢のし時でも有る、盆を過ぎると朝晩は大分涼しく成る。蝉のツクツクボウシが鳴き出すともう夏も残り少ない。やがて秋風が吹き出し、青田は風に靡き波立ち出す。しかし、ヤット涼しく成ってホットすると亡くなる老人も多いのも不思議な話でも有る。猛暑の真夏、極寒の真冬由り、秋口や早春に亡くなる人が多い。気の緩みも有るのか。
 日本晴れと言う国の名前の付いた変な日本語が有る、雲一つ無い快晴の天気の事でも有る。日本がそんな素晴らしい国とも思え無いが。快晴の日が何日も続くと旱魃と成る。琵琶湖の水位も警戒水位を下回ると、水道も断水気味に成る。作物も枯れる、山火事も増える。恵みの雨が降る日が良い天気と成るが誰もそうは言わ無い。
 雲一つ無い青空に二本の直線が引かれる事が有る、飛行機雲で有る。以前に地震雲と称して、データを集め地震の予知に利用して居た人が居ます。大地震の前に色んな前兆現象が現れるので尤もらしく思えるので有った。新聞の特集にに登場した事も。絶えず予報を出して居ると以外と当るのも不思議で有る。其れ程地震の多い日本ではの話でも有った。しかし、有る人が疑問を抱き、地震雲と飛行機の通過時間を調査してら地震雲の現れた時に飛行機が通過して居た飛行記録が出て来た。地震雲は飛行機雲で有ったので有る。
 夏の空に入道雲、積乱雲の事で有るが、発達し良く夕立が降る、真夏でも雹が降る事もたまには有る。夏は蝉の鳴き声は付き物で有るが、余りの猛暑の日の午後の一時、生き物があまりの暑さに息を潜めるかの如くに静かに成る時も有る。昼寝のしたく成る時間でも有る。猫と一緒に昼寝をして居た子供の頃が懐かしい。夕立が降れば猛暑も急に和らぐ、気化熱の恩恵でも有る。打ち水の効果も実証済みでも有る。
 戦時中は今は平和な日本も爆撃機の攻撃を受けたので有る。上空高く飛行出来る爆撃機は高射砲も届かないので打ち落とせ無い。爆弾を落とされたら何処に落ちるかが大問題で有る。真上迄来てしまえばもう大丈夫で有る。飛行機は高速で飛行して居るので、落ちて来る迄に爆弾が移動してしまう為でも有る。此方に来る前に落とされたら自分の処に落ちる可能性が出て来る為でも有った。8月6日に広島の上空で爆撃機がへんてこな爆弾を落とした、原子爆弾で有る。破壊力、殺傷力を増す為に地上で無く上空で炸裂させたので有る。きのこ雲が発生し其の後死の灰、放射能を含んだ黒い雨が降ったので有る。人工の雨でも有る。何十万と言う人が被爆したので有る。水場を求めさ迷い歩き、ヤット見つけて水を飲みホットして朝には皆死んで居たので有る。
 毎年毎年原爆の日には追悼の儀式が行われ、世界に向かって平和宣言が発せられる。核兵器を持た無い日本、世界で唯一無二の核被爆国が言う丈に宣言の重みも有るが、核兵器の廃絶が未だ完了して居無い中、鎮魂には成って居無い、殺された人の無念の思いは報われては居無い。平和の願いの千羽鶴を燃やした学生が日本中の顰蹙を受けたが、そんな物で願いが叶うとは到底思え無いが。核実験の度に抗議の座り込みも行われるが、抜本的な解決には至って居無い。根気の要る外交上の問題か、平和の難しさを痛感する事態でも有る。
 毎年8月15日には終戦記念日が遣って来る、当然に祭日に成っても良い程の重要な日では有るが、又敗戦の嫌な想いも有るのか、学生は夏休みだし、会社員は盆休みと重なるので、祭日には未だ成って居無い。高校野球の試合の最中にも黙祷をする事が有る。僅か数分の試合の中断で試合の流れが大きく変わってしまう場合も有り魔の中断にも成る事も有る。ドラマに成る事も有るので有る。
 盆には先祖の霊が帰って来ると言う思いが有る。新盆を迎える家は尚更でも有る。お寺さんも大忙しで有る。兄弟姉妹が寄り集まる数少ない年行事でも有る。盆と正月は特別な思いが有る。親の墓参りを理由にして盆休みを取る人も多い。
 戦後60年以上も平和を守って来た、日本国憲法を改定しようと言う目論見が有る。改定の中には改悪も含まれる。其の間に米国が関与した、紛争や戦争は数え切れ無い、日本国憲法はアメリカの憲法より優れて居る様で有る。国際貢献、人道的支援を自由に出来る様に派兵する為でも有る。日本が紛争に巻き込まれ事が戦争の参加と国際社会から思われてしまうので有る。国際支援で血税を湯水の様に垂れ流して居ても国際社会からは日本は好戦国と思われて既に思われてしまって居るので有る。
 夏には学生には長い夏休みが有り、天神祭りが有り、盆が有り、花火大会、盆踊り等が有り、楽しい思い出を抱いて居る人も多い筈。蝉を捕まえたり、川での魚獲り、川遊び、・・・
 暑さに弱い犬は大変で有るが、南国生まれの猫は蚊帳の中に入りたがる始末で有る。猫も汗を搔くので有る。糞暑い夏の夜にも人の蒲団の中に入りたがるので有る。単に湯たんぽ代わりで無く、人の蒲団の中で寝るのが一番安心出来るので有ろう。枕元で御産をしてしまい、銜えて蒲団の中に入れようとした猫も居た。
 盆の仏花でも有る、蓮の花が咲き乱れ、西瓜や真桑瓜も採れる楽しい時期でも有る。素人でも大きな南瓜は出来る。畑以外の土手の則面でも出来て土手南瓜と言う言葉も有る。夏は作物の恩恵を受ける時期でも有る。茄子やトマト、畑を持って居る人は幸せ者でも有る。猛暑の夏には熱帯産の里芋も熱帯と間違えて花を付ける場合も有る
 夏の天気は不思議でも有る、朝は日本晴れでも怪しげな入道雲がモクモクと立ち上がり、夕方には夕立に成る場合も有る。CS放送を見て居ると、未だ雨が降り出して居無いのに受信不能に到場合も有る。暫くして激しい夕立に成る。未来が判る一瞬でも有る。上空の大粒の雨で、電波が撹乱されてしまうので有ろう。

  昔は夏は大変で有った、冷房機器も無かったし、冷蔵庫も全ての家に有った訳では無かった、扇風機 も裕福な家にしか無かったので有る。しかし、打ち水や簾、籐の上敷き等生活の知恵も有った。団扇で我慢して居ったものでも有る。食中毒も多かったので有る。夜は雨戸を開けっ放しで寝て居て、プライバシーも無かったので有る。開け放しでも泥棒に入られ無かったもので有る。大らかな時代でも有ったので有る。雷が鳴ると蚊帳を吊って中に逃げ込んで居ったので有る。







            2007−08−16−02−01−OSAKA



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