貴婦人の気品

 学校長が教え子の元女生徒の女性に不純な異性関係を強要して警察に逮捕された事件が起きた。親子程の年齢差の有る女性とで有る。女性には既に付き合って居る男性が居るのを知った上での犯行でも有る。事件が発覚して教頭は平謝りで有った。教頭は学校長の品行を監視する立場で無い、学校長の人事権は無い、学校長に指図する権限が無いのにで有る。不細工な話でも有る。当然教育委員会や文部省も批判を免れ無い。其の学校の在校生や教職員や母校に持つ数多の卒業生は恥ずかしい思いをした事で有ろう。入学前の児童を持つ家族はサゾカシガッカリした事で有ろう。学びの場の栄光が地に落ちた事に成った。伝統有る学校の歴史に汚点を遺した事に成った。校章に象徴される、志の清純、信頼、理性、英知、奉仕・・・の心を泥足で踏み躙た事に成った。
 空腹に成れば食事を摂れば良いし、用便を催したら便所に行けが良いし、眠たく成れば寝れが良いが性欲丈は相手を必要とする丈に厄介でも有る。生命進化の根幹と成る生殖本能に係わる丈に抑制し難い。貴婦人とて同じで有る。閉経を迎えても色気が直ぐに消える訳では無い、焼かれて灰に成る迄消え無いので有る。初めて精通が有った時に死の恐怖を感じた殿方も多い筈、自分の身体に起こった未曾有の異変に死のイメージを感じる為でも有る。死の予行演習とも受け止められた。初めて訪れた初潮に死の恐怖を感じた婦人も多い筈。生物はやがて死が訪れる宿命を背負って居る。遺伝子丈が生殖を繰り返し37億年も生きる続けて居る。生命の価値は其の遺伝子の中に全てが凝縮されて居る、生命進化の驚異で有る。自分の代で遺伝子が死んで仕舞うのは余りに悲劇で有る。性欲を下品な事に思う人も多いが大事な事で有る。他の物は一時的な借り物で有る。自分の物では無いので有る、やがて永遠の闇が訪れ大地に返さねば成らない。避妊を為乍生殖行為に精を出す夫婦の不可思議が有る。異性が居無くても生理的に射精が起これが快感が発生する丈に性欲は厄介で有る。一生夢丈の人生も有る。
 校長の性犯罪は異例では有るが、教諭の不祥事は其れ程珍しくは無い。中学の女生徒とも成れば、昔なら嫁いで子が出来て居ても可笑しく無い年頃で有る。女生徒の方が男生徒より成熟が早い、勿論未熟な生徒も居れが、不熟は生徒も居るが。教師は大嘘吐きで有る事を知ら無い、純真無垢な女生徒は甘い言葉に騙され罠に填まり易い。此処は大事で有るので試験に出すから良く勉強して置く様にと言って置き乍、平然と別の所を出すので有る。嘘吐き教師は最早昔の聖職者では無く成ったので有る。事件が起きるとマスコミは鬼の首を獲ったかの如くに書き立てる。学生時代の恨みを晴らしたいところでも有るが。パチンコ(ゴム銃)で教諭が悪い烏を追い払うとしたら、撃ったと書き立てる。狙いを定めても当る筈も無いのにで有る。
 学生の重犯罪も実際に有る。最愛の筈の母親殺しが有ったりで有る。不可解な自分の家への放火等も有る、学校なら解るが。卒業生が母校の窓硝子を割る器物損壊の犯罪も有る。退学させられたのなら解るがで有る。兄弟での殺し合いは野生動物の掟の酷い部分で有るが。親を攻撃せずの生物本能の大原則迄狂い出して居る。生命進化の頂点に立つ生物の不具合で有る。
 天女の様な少女への誘拐、監禁、拘束、強姦、殺人、死体遺棄等も有る。成人女性に相手に為れ無い為に標的に純真無垢の心の少女が為れる為でも有る。輪姦と言う酷い言葉迄有る。此の大阪に女性専用車両の珍奇な電車が今だに走って居る。如何に痴漢が多かったかが判る。世界に恥晒しでも有る。冤罪で痴漢に為れた人も居る、若い娘の傍には近付かぬ事で有る。冤罪被害者の会の会長が再度痴漢で逮捕された例も有るが。ポケットの中の小銭を弄って居たらチャラチャラと煩いと言われる時代で有る。御尻を触ったの触ら無いのと言い掛かりも付けかねられ無い。通勤時間を利用して本でも読んで勉強しるのが一番で有る。性犯罪は嗜好性が強く再犯性が強い、受刑ご再度犯行を繰り返す例が有る。一度被害に有った女性が再度同じ犯人に被害に有った酷い例迄有る。母親の吾が子への虐待事件も有る。継子虐めは昔から有ったが吾が子に対してで有る。帝王切開や牛乳で育てたりで吾が子への母性本能の欠落が起こるのか。

 現代はエロチシズムの不毛の時代でも有る。水着の女性より和服の女の裾が乱れた方がエロチシズムを感じる不可思議が有る。春風の悪戯で着物の裾が捲れ、思わずはしたないる悲鳴を上げる御粗相をしてしまう慎ましい淑女や貴婦人の気品有る恥じらいがエロチシズムには必須なので有る。裸の男女の動物的行為はエロチシズムの対象には成り難い、猥褻で卑猥、下品で珍奇の世界でも有る。数多のアダルトDVDを持ってしても決して満たされ無い苛立ちが有る。昔は熟女のエロチシズムは気品が有ったが、段々に年齢が下がり、今や少女が御金を稼いで居る。和服美人は一つのジャンルでは有るが現実には殆んど居無い優美の虚構の世界でも有る、憧れ丈の世界でも有る。牧童用の作業ズボンで巷を闊歩する女性も最近は多い。男性の真似は出来ても男性には成れ無い。
 現代は政治も泥試合で有るが、忌まわしい事件が多い。忌まわしい性犯罪や殺人事件の重犯罪にも一般市民を半強制的に参加させる憂鬱な裁判員制度が始まる。裁判用語も良く解らない素人をで有る。資格試験に合格した人から選べば何の問題も無いものを、難関の司法試験に合格した弁護士は恰も良い事の様に推奨するが、強制的に参加させられ、嫌々審判を降す人に偏見が無いとは言い切れ無い。戦時中の忌まわしい徴兵制度を思い出す人も居る。人の命が一銭五厘で買えた時代で有る。兵隊の命より軍馬が大事で有った時代で有る。国家権力の暴挙でも有った。アメリカの陪審員制度の猿真似か。映画「12人の怒れる男達」の様には巧くは行か無い。国民を強制的に参加させる徴兵制度の再施行の為の布石の一つか。日本国憲法の改悪も目論んで居る。教育基本法も変わる。戦争への足音が聞こえて来そうで有る。
 地下鉄でサリンを撒居た宗教団体が名前を替えた丈で今だに布教活動を続けて居る。人の心の不可思議が有る。巧みな話術で人の心が操れる世界でも有る。額に汗する事無く、御金が集まる仕組みでも有る。一度甘い汁を吸った人は一生改宗出来無い世界でも有る。天変地異が起こると言っては人身を惑わし、布教を勧める。何も起こら無ければ教祖の力で回避出来たで有り難いと言う事に成る。最高学府を修めた人程方便に惑わされる。嘘も方便と言う言葉も有る。大宇宙や理性、真理、慈悲、廣施等の綺麗な言葉に人は惑わされ易い。
 貴婦人の気品を売り物のサイトも有ったが、維持が難しいのいか、若者向けにアニメ風に変遷為たり、次第に裸の目立つ下品に駆逐されてしまう。気品とエロチシズムの共存の難しさが有る。エロチシズムも嗜好性が強く、二匹目の泥鰌を狙ってシリーズ物のビデオ作品も多い、女優が替わる丈で殆んど同じ筋書きでもで有るのにで有る。目新しい事が無くても売れ続ける事と成る。裸に成って仕舞うと皆同じに見えるのにで有る。昔は入浴シーンを描くのに脚と背中丈で描くカメラワークの秘技が有った。御乳を映さ無くてエロチシズムを表現出来た実績も有る。芸術性を再考為べき時でも有る。
 婦人の集いの講演で或る大学の教授が花は性器で有ると言って仕舞い顰蹙を買った事が有った。殆んどの花は華麗で気品に溢れ、卑猥な猥褻性は無いが、性器で有る事に間違いは無い、やがて実を結び、種も出来る。桃源郷と言う言葉が有る、中国の故事の意味深さも有るが、桃の実の持つ甘味な女性のイメージが余りに強烈で有る、叶わぬ夢の世界でも有る。桃の産地の花の満開時の宣伝文句では有るが言葉のイメージとは離れる。柘榴の実は手榴弾の言葉の語源でも有る物騒なイメージも有るが、自ら実を破裂させ小鳥達に果実を提供して子孫繁栄を目論むので有る。子孫繁栄の豊穣のイメージが有る、何やら猥褻でも有る。華麗に咲く大輪の菊も有れば、路傍に咲く清楚な露草も有る、人の人生の如くで有る。立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿が百合の華に譬えられた大和撫子も少なく成った。白百合は事の外清楚な感じを受ける。ウェディングドレスにも似て居る、世界中で結婚式や葬式に利用されて居る。棺桶の中に迄入られる、華には悲しみを和らげる力が有るのか。人の好みも虫並みか。
 春爛漫とも成れが桜の花が満開を過ぎ花吹雪が舞い、小川の淀みに花浮き橋を掛けるが、数多の桜の木が咲き誇るが、全ての桜の木では無い。珍奇は女性専用列車が今だに走って居る此の大阪市内の或る小学校の校庭の隅の池の傍の桜が今年も花を咲かせずで有る。去年も咲かせずで有った。折角伸びた小枝を秋に全て剪定為て仕舞った為で有る。酷い話で有る。剪定さえ為なければ見事に咲いた筈。近くのマンションの桜は剪定費をケチってか今だに伸び放題で見事に咲き誇って居るのに。以前の卒業生が記念に植樹した大事な樹で有る為に切り倒す訳にも行かず、枯れるのを待って居るので有ろうか。プロの園芸業者なら花が咲かぬ程には剪定為無い筈、小学生が危険な鋸や大型の剪定挟みを使わせられて為せられて居るのだろうか、悪意が無ければ出来ぬ所業でも有る。敷地の外へ桜の樹の枝が出ると文句百垂れほざく人も居るのか不自然な剪定も目に付く。啼居たり、吠えたり出来る犬や猫への虐待はマスコミも大きく取り扱うが植物への虐待は論外でも有る。教育の場で行われる陰湿な桜の樹虐めが続いて居る。来年の春も花が咲かなければ余りに悲劇で有る。実に怖ろしきは人の心の中に巣食う魔性で有る。朽ちた桜の老木の傍に既に二代目の苗木が植えられて居たりで有る。人の世の人生の無常を感じるところでも有る。
 排泄行為は生殖行為たは全く関係が無いが、性器と位置が隣接して居る為に人の関心も大きくエロチシズムの対象にも成る。排泄行為を恥ずべき事と思う人も多く、異性の排泄行為を見る機会は皆無で有る丈に関心も高い。便所にマイクロカメラを仕掛けて女生徒を盗撮して捕まった教諭まで居る。エロチシズムの不可解の部分でも有る。大便は悪魔的で五感を著しく害するが小便は其れ程でも無い、昔は寺の和尚も良家の御内儀も平気で道端の畦で用を足して居ったので有る。我慢するのは殊更辛い丈に、排泄行にも快感も伴う。迸る噴水には生命の躍動が有る、大地を流れる汚水も生命の癒しに成る。皆観て見ぬ振りして居ったので有る。アダルトビデオの世界では女教師や婦人看護師に下品な事を為す世界で有る。修道女の様に敬虔なイメージが強い為で有る。貴婦人は便所には行か無いと思って仕舞う程の雲の上の天女の世界でも有る。尿失禁症は不随に起こる丈に厄介な泌尿器の病気でも有る。尿道の短い女性の方が患者数は多い。胎児に負担を掛け無い様に余り溜め無い為でも有る。貴婦人でも病気で無くても便所に行け無くて膀胱が満杯に成ると我慢出来無く成って漏れてしまう事に成る。何時迄も我慢為続ける事は出来無い。尿意を催して居る女性にエロティシズムを感じる人迄居る、変態嗜好の世界でも有る。愚劣な鬼畜犯に拘束されて仕舞う被害に遭う女性も多い、マスコミも中継車を出して大童で報道する。犯人の顔写真より被害者の女性の大きい全身写真で紙面で報道される新聞社の非常識が罷り通って居る。昔、淑女の御粗相をテーマにした外国のサイトが有った。貴婦人も其ればかりは我慢が出来無い悲劇では有るがエロチシズムが発生する不可思議が有る。下品で汚い御下劣な話では有る。尿垂れの写真を載せて倉を建てた女性が居たので有る。古今東西、価値観も千差万別が有る。
 修道院は世を捨てた人が入るものと思って居る日本人は多い。神に撰ばれた人のみが入れるので有る。信仰心の有る人のみが入れるので有る。キリスト教も意外と戒律が厳しい。家族に犯罪者が出ると修道院も追い出される。修道女を描いた映画も多い、聖女への憬れも強い。十字架の掛けられたキリスト像は日本人には悲惨に思え、拝む気には成ら無いが、聖母マリアへの信仰も有る。修道院に捨て子を為る女も多かったのか。映画「汚れ無き悪戯」で母親に逢いたく成った少年の悲しい物語が描かて居たし、映画「禁じられた遊び」のラストシーンは余りにの悲しい。今迄忘れた居た大事な物を思い出したので有る。以前に革命の内戦を描いたスペイン映画「リベルタリアス」も有った。金銀珊瑚の宝飾で祭壇を飾り財宝を貯め込んだ教会、自分の命も守れぬ聖人。尼僧と娼婦迄が内戦に巻き込まれる珍奇な映画で有る。僧衣を纏わぬ尼僧、高級な香水やセクシーな衣装を着けぬ娼婦、泥棒や不具者、前科者等社会の屑が革命軍の暴徒で有るが、カメラの位置で政府軍が敵に見える珍奇が有る。革命の志は高くても多くの人が殺されるのが内戦で有る。日本でも戦争の悲惨さを忘れて仕舞った政治家が最早戦後では無いと言い出し、日本国憲法の改悪を目論見、教育制度を替え、徴兵制度を平気で言い出す。
 豊かな文明機器の中に有って、心充たされ無い虚空、雑踏の中に居て孤独を感じる現代人。      水の中に在って、渇を喚く愚かが有る。








          2008−03−24−308−02−01−OSAKA



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