サマータイム

 サマータイムとは夏の日照時間の長い間丈時計の針を便宜上1時間進めようと言う夏時間制度で有る。何度も話題に上ったが反対も多く立ち消えに成って居た。終戦後進駐軍の指導でサマータイムを実施した時期も有ったが、日本には合わ無いのか廃止為て仕舞った経緯も有る。終業時間が1時間早く成り日暮れ迄の時間の有効利用が図れる。夏の強烈な日差しの下で一体何を為ろと言うの有ろうか。むしろ花火等で夜の涼しさを味わう風流も有る。省エネルギーにも役立つのが理由では有るが、殆んどの人が帰る成り冷房機を入れてテレビを点ける。省エネルギーには成ら無い。高緯度に位置する国は効果が期待出来る。勿論赤道直下の国では意味が無い。日本は微妙な位置でも有る。実施したり廃止し政治家の思いで変更しては混乱の元で有る。実施するなら永遠に続けられる保証が必要。経済効果を期待為るので有れが、学校の始業時間を早くする事は出来る。企業も労働組合との話し合いで始業時間を1時間進める事は可能。夜が明ければ起きる人も多く、態々国家権力を使って強制的な制度を利用為無くても個人的には早起きして居る人も既に多い。

 数多の反対理由が出て居る中で、省エネルギーや経済効果を理由に何度も何度も言い出すには理由が有る。物理的には支配出来無い時間迄、支配為て国家権力を誇示為たい権力者の目論見も有る。西暦でも日常生活には何の不都合も出無いのに態々年号を採用する理由に通じる。権力者は時間迄支配為たいので有る。制度は一度決まって仕舞うと廃止するのが大変で有る。決めた政治家達は自分の名誉を守る為に猛反対する。余計な事を為無くて良かったものが未来永劫にに為続ける事と成る。迂闊な判断が未来に禍根を残す羽目に陥る。

・国民に嫌な事も強要する悪法は多いが、昔の生類憐れみの令や、徴兵制度や現代では消費税や裁判員制度等数多で有る。法令が出れば国民は従わざるを得無い、違反すると罰則が発生する。法令化為無くとも学校の始業時間を1時間進める事は可能、経済的効果を期待する企業も労働組合と話し合って1時間始業時間を進める事は可能。自衛隊では既に夏の間は始業時間を1時間進めて居る。

・反対派の理由は自分で年2回も時計を進めたり、遅らしてで有る。昔なら、柱時計やお父さんの腕中時計、目覚まし時計程度で合わすのも其れ程の手間で無かったが、最近は多くの家電製品に時計が組み込まれて居る。パソコンは勿論、カメラ、携帯電話に固定電話、テレビ、ラジオ、DVDレコーダー、CDプレイヤー、電子レンジ、洗濯機、風呂の給湯システム、タイマー機能付きの機器には時計機能も付く場合が多い。
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企業等ではタイムカードや、部屋毎の時計の数も多い、秤量に使う秤にも時計が組み込まれて居て印字される。制御機器にはデータの記録用に記録計も時計が組み込まれて居てチャート紙に時刻が印字される。記録計の設定は複雑で他の設定を変えて仕舞う懼れも有る。分析器等の精密機器も多い。

・時間単位でサービスを提供して居る電話会社やプロバイダーや銀行や証券会社等の企業のコンピューターシステムのプログラムの変更が必用に成る、全て企業の負担に成る。銀行等の金融機関や証券会社等システムが大きいと費用も嵩むし、不具合も出る懼れも有る。プログラムの変更で思わぬシステム傷害も発生する。プログラムをの,と.を間違えた為に電話の交換機がシステム障害を起こした例も有る。精確な時刻を提供為て居る電話の時報サービスや放送局、電波時計の電波発信所等が大変でも有る。電波時計なら自動的に合わせられる可能性は有る。パソコンなら夏時間にセットすれば自動的に変更は可能か。パソコンの時計を合わせるサイトも有るのが、ファイルの書き込み時間迄夏時間に替える必要が有るとも思え無いが。今迄の時間に夏時間が混在する事に成る。夏時間と日本標準時間と表記を区別為無いと同じ時間が二度書き込まれる珍奇が起こる。


・アナログ時計なら簡単に合わせられるがデジタル時計では取扱説明書が無いと合わせられ無い、大切に保存して居る人も少ない。家の中の時計を全部合わせ切れ無い、当然混乱も起きる。不精な人は+1で済ませる。罰則を設けると時計の故障でも罰金を払わせる事態に成る。制度が発令為れたら、夏時間に自動的に切り替わる時計も発売為れる事は予想出来るが。

・時計は良く見える様に高い所に設置される、脚立から落ちて怪我する人も当然増える。痛い目を為て初めて余計な事を為さられた事に気が吐くので有る。1時間時計が進む事で体内時計が狂い、体調を崩す人も増える。病気が悪化する懼れも有る。昼と夜で進む速さの違う珍奇は和時計も有ったが、正午に昼食を摂るのが昔からの習慣を守って来て今更で有る。

・余暇が1時間増えるかの様に錯覚して制度をに賛成する人も多い。1時間早く起きたら、1時間早く寝る必要が有る。体内時計を狂わせ眠たいのに眠れ無い困った事に成る懼れも有る。学童は日が暮れる迄御外で遊び呆ける懼れも有る。日が暮れる迄でクラブ活動に熱中為過ぎて疲れ果てて勉強も出来無いく成る懼れも有る。

・省エネルギーが最大の理由では有るが、労働者の多くは未だかんかん照りの時間帯に帰宅に着く事に成る。自宅に着く成り冷房を点ける結果に成る。何が省エネルギーか判ら無い。日が高い内に帰宅出来る為に交通事故や犯罪に巻き込まれる可能性が少ないとの事では有るが、冬至の頃は如何成るのか、納得出来る理由では無い。涼しく成ってから帰る為に残業を為る社員が増える懼れも有る。1時間早く寝る事を忘れ夜更かしする人も増える。学生は授業中に熟睡出来るので影響は出無いが、労働者は睡魔に襲われて事故の原因に成る。

・夏時間への切り替え日時が世界共通では無い、影響が出無様に日曜日が多いが日曜日は年によって日日が変わる。切り替え時当初は時間を間違える人も増える、1時間間違えて思わぬトラブルも。補償問題で訴えられる事態も。大事な時間には間違いを防止為る為に日本標準時間と夏時間の両方を表記する珍奇が発生為る。此の世に二種類の時計が存在為る結果と成る。

・夏時間が未来永劫に続く保証が無い。文献の記載の時間の検証が必要に成る。天文学上では何年も先の日食の時間迄計算出来る。歴史の年表に一部夏時間が混ざると厄介な事に成る。結局は日本標準時間で表記する事態に成る。政治家の思惑で多くの人が踊らされる結果と成る。

・日本列島は東西に長く日の出の時刻も東の端と西の端では可也の差が有る。更に1時間も進めると学童が夜も明けぬ内に学校に行かされる羽目に陥る地域も出て来る。東南アジアの諸国も導入して居無い国も多い、日本は島国で他国と離れて居る為、導入の要請も有り得ない、日本丈導入すると批判も生まれる。高緯度に位置する北海道ならメリットは大きい。テスト的に一部で実施されたりも為て居る。

・日本標準時を1時間進める方法も有る。冬場は学童の通学を考慮して始業時間を1時間遅らせ地域も有る。時計を合わせるのは最初の1回丈で有る。グリニッジ世界標準時(GMT)に10時間プラスする丈でコンピューターシステムの移行は簡単。標準と成る経度が15度ずれる。最近はGMTの代わりに原子時計の協定世界時(UTC)に置き換えられた。偶に閏秒を設けて合わされる時が有る。現実には存在為無い60秒の表示が出る。

・政治家は自分の任期の間何も為無かったと後ろ指を指されるのを嫌ってか余計な事まで言い出す。過ぎ去った過去は誰も変えられ無い。死に行く老人より、若者をよいしょ為た方が選挙に当選する。横文字のカタカナを連発で有る。理想の経済効果を試算せし、若者の関心を引く。日本国憲法迄も改悪を目論んで居る。厄介な裁判員制度も始まる。学生は其の内政治家が徴兵制度を言い出し兼ね無い危惧を感じて居無い。余暇が増えると錯覚為て仕舞う、夜遊び好きな若者の関心を引き次々に珍奇な法令も通って行く。消費税が導入されようとした時に既に其の内に税率が上げられる事は予想出来たのに、反対した政党は悪者扱いで有った。其の内10%に上げられる事も目に見えて居るのに、反対する人も少ない。言いたい事を数多胸に秘め乍老人は死んで焼き場で焼かれるので有る。物言わずは腹膨れるの業でも有るが。消費税を払ういたく無ければ何も買わぬ事で有る。裁判員に選ばれたら裁判官には逆らわぬ事で有る。夏時間が導入されたら、間違わ無い為にも秋に元に戻す時の為の標準時時計として標準時時計と表示を為て置きましょう。家庭に二種類の時計が存在する珍奇は避けられ無いが。








          2008−06−09−335−02−01−OSAKA



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