検索エンジンの罪

 インターネットの検索は何で速いのでしょう。パソコンのHDD内のディレクトリを検索するだけでも時間が可也掛かります。インターネットの全サイトで検索を掛けると可也時間が掛かる筈ですが、実際には其れ程時間が掛かりません。恐らく、予めキーワードを選んで膨大なデーターベースが構築されて居るので有ろう。検索語とマッチしたキーワードのリストを表示して居る丈なのでしょう。
 検索サイトは大きく分けて、ディレクトリ型と検索エンジン型の二つが有ります。検索のディレクトリ型はカテゴリー毎に細かく分類し、人の手でサイトの良し悪しを判断し検索リストに登録するか否かを判断します。因って個人のサイトが登録される事は至難の業で有る、日々の精進が大切です。一方検索エンジン型は24時間ロボットやクローラがWEBサイトを訪れ検索リストを作成し続けます。運が良ければ、検索リストに登録される可能性も有ります。
 何れの場合も検索の登録を推薦して置かないとまず検索リストには登録されません。
 個人のサイトが登録されて喜んで居たら、其の内、検索リストから削除されてしまって無念の思いを抱いた人も多い事でしょう。何を持ってサイトの良し悪しを判断し居るのか疑問で有る。アクセスの数なのだろうか、リンクの数なのだろうか。
 検索機能は確かに便利では有るが、不良サイトも検索に挙がるて来るのも問題で有る。不良サイトは検索リストから削除する機能が必須で有る。不良サイトの中には1回クリックした丈で登録が成立してしまったかの様な表示に成り、IDとパスワードが表示されて課金が成立したかの如くに成り、解約の為にお金を払わねば成ら無い事に成ります。注意しましょう。別の登録画面で、名前やメールアドレスを登録し無いとホームページをクリックした丈では課金の対象に成りえません、注意しましょう。解約の為に住所と名前、メールアドレスを送信する事が詐欺師の思う壺です、注意しましょう。不良サイトは他にも一杯在ります。いかがわしい画像を掲載して居たり。隠語を其の儘使って居たり。画像とリンク先が関連が無かったり、自動的に次々にリンクを表示続け、検索サイトのリスト画面に戻れ無く成るサイト等在り、注意しましょう。
 其の様なサイトが検索リストの上位に位置し、真面目な個人サイト等は無視されて居るのが現状で有る。幾ら努力しても評価され無いのが現状で有る。真面目な事丈ではアクセスの数は中々増えず、段々下品に成ってしまうのが世の常で有る。個人では中々、企業のサイトには叶いません、お互いに頑張りましょう。
 言葉を検索して居ると一つの言葉に同じ思いを抱いて居る人が如何に多いかが分かります。検索オープションを効率良く利用して、優良サイトを見つけ出しましょう。
 最近、ホームページ作成サイトの普及に因り、誰でも簡単にホームページを開設出来る様に成って、個人のサイトの数も爆発的に増えたが、矢張り、自分のホームページは自分の手で作って貰いたい物で有る。最近は素人が作ったと見た丈で分かるサイトには滅多に御目に掛から無い、画像を使用し無いサイトも又珍しい。
 未だに、「電子消費者未納利用請求最終通達書」なる怪しげなメールが届く事が有るそうな。裁判所が発行する文書なら、封書の郵便で送られて来る筈、人の心の弱みを悪用した、卑劣な詐欺行為です。電話をさせるのが狙いで有る。無視するか、裁判所に確かめるか、警察に相談しましょう。決して其の番号には電話をし無い事が大切で有る。
 銀行のサイトを其の儘真似たサイトも在って、詐欺事件が多発して居る為にIDとパスワードの確認の為と称してIDとパスワードを送信させる詐欺行為も有るらしいです。充分に注意しましょう。銀行がIDとパスワードを送信させる事は決してありません。アドレスを確認すれば、偽サイトで有る事が分かる筈。銀行のホームページの注意書を良く読んで置きましょう。
 詐欺に引っ掛かって事がニュースに流れる事が、簡単に人は騙せる物、と詐欺予備軍を元気付けて居るのが現状で有る。御金を騙し取られ、世間の曝し物に成って居るのが現状で有る、報道の在り方にも問題が有る。笑うべきは被害者では無く、犯人で有る。

          2005−06−11−39−OSAKA



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