靴音

 最近軽やか靴音のハイヒールを履いた若い女性が目に付く。タップシューズは靴の裏に金具が付いて居るのか心良い音がする。音を聞かせるのが主のダンスでも有る。ビジネスシューズは革靴でも防音に考慮が成されて居て余り音は出無い。靴音迄ファッションなのか、自己主張か軽やか音がする事が了解済みか軽やか音がするので有る。靴の裏がプラスチックなのか。軍服とセットのブーツは権力の象徴でも有った、ブーツの手入れも大事な日課でも有る。踵の減り止めにも金属の補強が必要で金属音がしたので有る。 今や世界同時大恐慌で有る、非正規社員の契約打ち切りは新入社員の内定取り消しも多い。解雇迄有る解雇され会社の寮を追い出されケースも有る。職と住宅のローンが払え無く成り住居迄追い出されるケースも有る。忽ち家族が路頭に彷徨う事に成る。公園の一角の不法占拠も増える。外国でも生活に困ると軍隊に入隊する人が多く成る。戦闘で命を落とす危険は孕んで居るが家族は住居や生活が保障される。医療施設も完備して居る。不況下では何処の国でも軍国化が進む懸念が有る。日本も自衛隊が海外に派兵して戦死者が多数出れば自衛隊に入隊する若者も少なく成る。当然徴兵制度の再施行を言い出す政治家も出て来る。徴兵制度は国家権力の暴挙では有る。昔は一銭五厘の葉書で人の命が買えたので有る。兵隊の補充は何ぼでも出来たが軍馬の補充は追い付かず兵隊より軍馬が大事にされた時代も有ったので有る。
 アメリカは戦後日本に憲法を押し付けたが其の憲法はアマリカ本国の憲法では無い。かってアマリカは世界の模範で有ったが近年アマリカが係わった紛争や戦争は数多で有る。其の間日本は一度も戦争を行なわなかった。アマリカに押し付けらた日本国憲法が平和を守って来たので有る。アマリカの憲法より日本の憲法が優れて居た為でも有る。其の世界に誇れる平和憲法を改悪しようと目論見が有る。既に草案迄新聞に公表されたりで有る。戦争に等行きたく無いのに強制的に召集されたので有る。命令には絶対服従で有った。しかし、戦後命令に従った丈なのに戦犯に掛けられた兵隊も多い。酷い話しでは有る。
 徴兵制度は誰も死にたくは無いし軍隊等に入りたくは無いのに国家権力で強制召集で有る。嫌でも断れ無い難儀の制度で有る。其れに似た制度が既に始まって居る、嫌でも国家権力で参加を強制されて居る、断れるのは特別の事情の有る場合のみで有る。憂鬱な裁判員制度で有る。多くの人は自分は当ら無いと勝手に決め込んで暢気で有る、当ってから唖然と成るので有る。日当は貰えても其の辛苦は計り知れない、秘密の守秘義務を怠ると自分が今度は捌かれる犯罪人に成る。国民の誰もが嫌がる徴兵制度の再施行の為の布石とも取れる。何やら戦争への足音が聞こえて来そうでも有る。
 2001年宇宙の旅の映画は作られた当事は未来の話しでは有るが、今だに月面基地は出来て居無い、映画の様に科学は進歩しなかったので有る。惑星の生物が他衛生に足跡を残せる迄進化しえた偉業では有るが其の後が途絶えて仕舞った。経済的な資金不足が絡んで居るので有る。御金が掛かるので有る。アポロ計画で何人かの宇宙飛行士は月面に足跡を残したが靴音は聞こえずで有る。一方テレビや携帯電話やパソコン等小さい物は技術的に可也の進化を遂げて居る。電車の中でも手放さ無い若い娘子も多い。靴音をたてて歩き乍も携帯電話を放さずで有る。天変地異等の何か起きた時に一斉に携帯電話を掛けてシステムがダウンする危惧は有る。遠くの親戚より近くの他人と言う諺も有る。近くの他人と相談し助け合う事が肝要か。
 猫は音を発てずに歩く事が出来る。鼠を捕らえる為でも有る。犬と大違いで有る。昔から人と猫は付かず離れずの距離を置いた生活をして来た。餌も余り遣ると鼠を捕ら無いので催促される迄遣ら無いのが普通で有った。人は多くの野生に見詰められるのを怖れて来たので有る。見詰められる時は攻撃を受ける為でも有る。虹彩が開くと攻撃を受ける。猫が餌を強請って人を見詰めるは異例の事で有る。人を親の様に思って居るので有ろうか。人に対する恐怖心が皆無で有る。して欲しく無い時も無くが人を見詰めたりは為無い。
 犬は飼い主の足音を聞き分けられる。大地に耳を着け、遠くの足音を聞き分けられるので有る。泥棒の番犬に使われる所以でも有る。犬を座敷に上げて可愛がると飼犬に手を咬まれるの教訓も有る。
 下駄は昔の一般的な履き物では有るが現代では下駄での通学を禁止して居る学校すら有る。若干騒音が出る。廊下が傷付くのが禁止の理由か。ゴム底のズック靴が今や一般的では有る。足の衝撃を和らげるものも多数発売されて居る。高校生に成ると革靴が許される学校も有る。憧れの大人に成った様な気分に成る。下駄かた靴に替わり、外反母趾に成る人も増えた。                       映画の中では靴音は効果的に利用されて居る。相手が判ら無いのに付け狙われる恐怖でも有る。兵隊の行進パレードの靴音は国力の象徴として利用されて来たけいいが有る。綺麗な言葉の羅列の演説も国民を戦争に駆り立てる。経済恐慌の後は軍事特需を狙うは世の常でも有る。如何に貧しくとも裸足で生活する人は日本には居無いが、昔の洋画では見掛けた事が有る。オリーブの樹の下に平和は無いと言う映画で綺麗な女優の裸足生活を見て衝撃を受けた事が有る。西洋にも貧富の格差が有ったので有る。西洋の人も靴が自分の足に馴染まず苦労する人も多いのか、靴に纏わる物語も多い。シンデレラ姫の硝子の靴やバレーの赤い靴等も有る。靴に恋して等の変わった映画も有った。





          2009−03−02−404−01−01−OSAKA



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