OSの真価

 森の中の鏡の如く池の水面に若者が一石を投じるは安住を謳歌して居た野獣にとって驚愕の一瞬では有る。波の輪の波紋が次第に大きく広がり岸に複雑に反射し暫しの間漣は治まら無い。若者の軽率も有るが世間の批判は冷徹でも有る。狼が来たと嘘を吐く若者の悲劇の寓話は有名で有るが自分の間違いに気が付か無い悲劇でも有る。仏の顔も三度と言う諺も有る。三度とも成ると最早野獣も驚か無い。
 6月に成っても涼しい日が続いて一瞬冷夏の不安が過ぎった。宿題で暗誦させられた、嫌な思い出の、寒さの夏はオロオロ歩きと宮沢賢治の雨にも負けずにも出て来る、あの冷夏で有る。サラリーマンは過ごし易く、空調の省エネにも成り良い事も有るが、経済的には今一で有る。冬は寒く、夏は暑いのが物入りでは有るが経済的効果は大でも有るが、農家にとっては不作に繋がる難儀が有る。凶作で飢餓が起こった事例も有る。
 近年は二度も世界に大きな波紋が世界に広がった。世界的な金融危機と新型豚インフルエンザで有る。対岸の火事と高みの見物気分の人も多いが、金融商品の価格が暴落し金利が日本の低金利に近づて仕舞った、家計は大打撃で有る。休日の日に迄会社から防疫の為の通達の電話が掛かっり、業務用のマスク迄一時品薄に迄成ったりの新型インフルエンザで有るが。大騒ぎ為た割には毒性が少なく収束に向かいつつ有る。冬季の第二感染の危惧は有る。マスクを為と犯人の如くに人相が悪く成る。外国では人にうつさ無い様にの用心でも有る。
 世界が大騒ぎ為るは難儀ばかりで無い。行列が出来る程に盛況の新製品の新発売も有る。通常の時間帯では大混乱の危惧も有る為か態々時間をずらしての時間外販売も有る。世界同時販売を謳ってか時差の関係で日本では真夜中の販売に成ったりで有る。ゲーム機やゲームソフト丈では無い、コンピューターのオペレーティングシステムソフト(OS)基本ソフト迄深夜の販売が何度か有った。パソコン雑誌の付録に製品候補の評価コピー版が付いて居た時代でもで有る。家にパソコンが無い人迄買って仕舞う程の熱狂振りでも有った。基本ソフトはアプリケーションソフトを動かす為のソフトで其れ自体では何も出来無い。最近では主にパソコンをインターネットに使うユーザーも多いのかブラウザもOSの一部と思って居る人も多いが、アプリケーションソフトの一つで有る。無料でダウンロード出来るブラウザも又多い。ワードやエクセルを付けてパソコンが販売される事が多いので其れ迄標準装備と思って居る人も居るが、OSの他に別途購入する必要が有る。電子メールの機能もOSの一部の感は有るが、別途のソフトで有る。最近ではGoogleやYahoo!やmsnでも無料でアドレスを提供して居る。別途のソフトを使わずにサイトのホームページ上で送受信が出来る。
 Windowsは世界のOS市場の大半を占める丈に世界の関心も深い、当初は発売年度を名前に付けて居たが、名前を奇抜に選んで新しい製品で有る事を強調して来た。当初Windous 95系とWindows NT系の二種類が有った。日本ではNT系は業務用の感が有り、高性能では有ったが一般的には普及為無かった。やがて其の2系統が統合された事は画期的では有るが、今や95系のOSではインストールも出来無い市販のアプリケーションソフトも多い。XPでも既に最新版のサービスパックがインストールされて居無いとインストール出来無いソフト迄有る。Windows 7は2010年の3月迄には必ず発売される。製品候補の評価コピー版が2010年の3月に成ると一時間毎に警告を表示して強制的にシャットダウンを始める。一時間は使える事を意味する。使用期限の6月を過ぎるとIDとパスワードを入力為ると登録を求める画面に移る。別のプロダクトキーの入力を求められる。評価コピーは正規の製品とは認識され無い。結局は製品版を購入為無いと使い続ける事は出来無い。
 パソコン用のOSはWindows丈では無い。MAC OS Xも健闘して居る。MAC OSとWindowsの両方インストール出来たりも為る。同時に利用為る為には別途ソフトが必要。XはバージョンXの事で有る。Xは時計の文字盤等で良く利用されるローマ数字の10の事で有る。機器の型でも5型にV型が使われるので注意の要る所でも有る。他にオープンソースのLinuxや無料でダウンロード出来るSunのSolaris等も有る。優れたOSも数多では有るが市販のアプリケーションの数ではWindowsには及ば無い。
 Wimdows 7の名前から多くの人はバージョン7.0を想像するがバージョンの数値自体は6.1で有る。Vistaが6.0でXPが5.1で有る。何故かXPの64ビット版は5.2で有った。200が5.0で有る。Windows NT系のバージョンの継承でも有る。コマンドプロンプトでVERの入力で表示される。バージョンの数値からはカーネルの全面的な書き換えでは無い様で有る。Vistaとの互換性が重要視されて居る様うでも有る。此の世の難儀の一つにOSのバージョンアップで使え無く成る周辺器具が出て来る事で有る。未だに64ビット版のプラウザに日対応のサイトも有る。32ビット版のブラウザも付いて居るが。                                流石に現代ではパソコンでMS−DOSを使って居る人も居無いが少し古い機械の制御には良く使われて居た。OSのシステムがフロッピーに入る程の小ささで有る。64kbのメモリーの壁も有る。最近ではMS−DOSで使えるプリンターを探すのが大変で有る。しかし基本的なファイルの起動や保存、ファイルのコピーや削除はWimdowsと変わりは無い。Windowsのアクセサリーに添付のコマンドプロンプトをMS−DOSと思って仕舞う人も居るが、MS−DOS風のWindowsのアプリケーションプログラムで有る。勿論コマンドプロンプトからWindowsのプログラムをオープションを付けて起動出来る。コマンドプロンプトでしか起動為無いファイルも有る。機能が強化されたPowerSellもダウンロード出来る。
 Windows 7もVistaの機能を継承為乍より便利を目指して居る。日本語のワープロで良く使われたシフトーJISは外国製のブラウザでは字が化ける不具合も見受けられたが改善されて居る。しかし、未だ発売されて居無いのでOSが非対応のサイトも有る。ダウンロード出来無い不都合が発生為る危惧も有る。64ビット版のOSでは動画の再生が出来無いサイトが有る。Flsh Playerのダウンロードに不具合が発生する為で有る。ダウンロード販売の動画は問題無く再生出来る。ストリーミングが問題で有る。珈琲を飲み乍、自分の部屋の如くに大部屋の一角を区切って、プログラマー丈がプログラム三昧に耽って居る訳では無い。OSのバージョンアップの度に自社開発のソフトに不具合が出無いか検証が大変で有る。OSメーカーに改善の要請も必須で有る。不具合の情報をメーカーサイトに送信出来る機能も有る。評価コピーも不具合の検証が目的でも有る。モニター制度も有る。
 Windows 7が10月にも発売される予定では有るが、グーグルはパソコン用の基本ソフトのグーグル・クロームOSを開発にて無でパソコンメーカーに提供する予定。参加企業の名前を公表。来年の後半には新OSを搭載したパソコンが発売に成る予定。無償の魅力は大きい。パソコンの低価格化が可能に成る。パソコンメーカーもOSの改良に参加出来る事を意味する。Windows 7の売り上げにも影響が出る事が予想出来る。最近は個人情報の漏洩等社会問題にも成る場合も多い、データやプログラムを端末内に保存せずサーバーの機能を利用する方法でも有る。サーバーに接続する時にIDとパスワードが必要に成る。個人のアクセスの履歴も残る。アクセス権の無い人は何も出来無い。未来の管理社会の悪夢を描いたSF映画も多い。政府の都合の悪い思想のサイトにアクセスすると警告が出る。何度も違反してアクセスを繰り返すと犯罪者扱いに成る世界でも有る。現実も若干の危惧は有る。自宅のパソコンをインターネットに公開する人も少ないが、固定アドレスとドメインを取得するとノートパソコンでもサーバーソフトをインストールするとサーバーに変身で有る。OSが特定され無い事が重要で有る。サーバー用の高価なOSを購入する必要は無い。大手検索エンジンの頻繁な訪問は意外でも有る。
 パソコンメーカーにとって自社開発のアプリケーションソフトをパソコンにインストールして販売したいところで有る。パソコンの利便性も価値も高まる。性能以上にユーザーの好みが作用する部分でも有るがOSのインストールが必須に成る。OSの種類が増えるとパソコンの種類も増える。OSの価格がメーカーの悩みでも有る。OSは他社の参入の難しい分野でも有る。互換性と特許侵害の板挟みで有る。オープンソースのLinaxは世界中で改良されて居るが市販のソフトの互換性が無い。グーグウは検索サイトで有るが、ブラウザも自社開発し無料でダウンロードが出来る。メールシステムも多くのユーザーに提供して居る。グーグルのメールサーバーを利用して自分ドメインの持てるサービスも有る。YouTubeの膨大な動画処理もグーグルの支援が有っての事で有る。サーバーを制する者がパソコン市場を制する事に成る。2001年宇宙の旅のHALの様なコンピュータやOSが登場するのは、未だ未だ先なのか、障害者用には音声入出力装置は開発されては居る。携帯電話の普及の意外性も有り、意外と早いかも知れ無いが。
 最近は一家に数台のパソコンも珍しくは無い、家庭内LANで繋がって居たりで有る。OSのバージョンアップの費用が頭痛の種でも有る。OSはDVDの映画の様に何度でも楽しめるものでも無い丈に得をした実感が無い。インストールが済んだ一度丈しか使用為無い無用のDVDが何枚も溜まって行く事に成る。OSは買って居るのでは無く、使用する権利を買って居る丈で有る。OS自体は改良する事も出来ぬブラックボックスの世界でも有る。バージョンアップの度に使え無く周辺機器やアプリケーションソフトも出て来る。サービスパックをインストール為無いとソフトのインストールも出来無い事態も既に起こって居る。世に優れたOSは幾つか有る。オープンソースのLinuxやSunのSolarisやMAC OSも健闘して居るが、OSが無料でダウンロード出来ても市販のソフトの大部分を占めるWindowsのソフトが動かなければマイクロソフトの脅威には成り得無いのが現状でも有ろう。
 昔から、低価格なパソコンでもサーバーのプログラムを使って高機能な処理が実現出来た、端末としての使用で有る。高機能なサーバーが自分の物に成った様な利便性は有る。銀行や証券会社でアクセスが殺到してシステム障害が起きた事例は多い。コンピューター万能社会の思わぬ危惧も有る。パソコンのCPUも進化が続いて居るし、OSも高機能だが肥大化も進んで居る。一部の機能を削除すると高速に起動出来るのは事実だが。ネット機能以外を大きく削除したネットブックも有り、低価格かも進んで居る。低機能なパソコンでもサーバーの力を借りて高機能化を実現して居る。ブラウザが絶えずサーバーと交信しデータを提供為て居る。現代のOSはインターネットに常時接続を前提にして居る。頻繁にシステムプログラムの更新を繰り返して居る。無料でダウンロード出来るアプリケーションソフト迄最新バージョンに頻繁にバージョンアップが為されて居る。
 AppleはパソコンとOSを自社開発で健闘して居る会社でも有る。最近はインテル製のCPUも使用してWindowsも走る優れ物で有る。サーバークラスの高性能パソコン迄既に発売して居る。日本では未だCPUやマザーボードすら予約の段階で有るのに製品として発売して居る。一部のマニアには憬れの製品でも有る。Mac OS XとWindowsの両方をインストール出来る優れ物でも有る。同時に利用するには別途ソフトが必要。携帯電話や小型ノートブックにも力を入れて居るので影響は免れ無い。高機能で有るが一般的に高価でも有る。OSやアプリケーションソフトの64ビット化も可也進んで居る。








            2009−07−15−415−02−02−OSAKA



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