紙の華

 紙花は紙で作った造花の華で有る。花紙と其れ用の色紙も売られて居る。ティッシュの様な薄紙で有る色んな色の紙花が作れる。小学校や幼稚園で良く利用される。紙花を作る労働の喜びも学生に教える事が出来るが、本物の花で無い悲しさが有る。何時の世も経済的な事情が有るので有る。
 選挙の度に大きな達磨の張り子が大活躍で有る、片目を戴いた御礼に念願が叶えて貰えと言うので有る念願が叶えが御礼にもう一つの目を授けるので有る。選挙事務所では立候補者名簿の表に当選者が決まる度に造花を貼り付け歓喜の歓声が上がる。今回の衆議院総選挙は民主党の圧勝で有る。立候補者の数丈造花は発注されて居る筈で足り無く成る不細工な話は起き無いが、使われずに捨てられる造花の悲しさよ。統計は数少ないサンプルで全体を予測出来る便利が有る。サンプルは裁判員を選び出す様に無作為で有る必要が有る。未来の予知で未来が変わって仕舞う恐怖も有る。政権交代は歴史的な転換点では有るが、政権が変わっても日本の政治大して変わらな無いと為る冷ややかな予想を為る人も居る。
 世界的な金融危機で株や投資信託が大きく下がり、外貨預金の金利も無いに等しい日本の金利に近付いて仕舞った。庶民のささやかな家計も大打撃で有る。経費節減で駅の一角の生け花も造花に変わって仕舞った。世知辛い世に成って仕舞ったので有る。以前は高価な欄の花も飾られて居た。赤く変色し出した花が次の日に落ちて居た。花びらの変色で花の運命が判る不思議な機能で有った。
 昔、バリオ・セサモ(セサミ・ストーリートのスペイン語バージョン)で猫の人形のベラが寝台に寝そべりパイプを吹かし歌を歌うと次々に豪華な花篭が届けられて、其の度に男と女が舞踏を始める。或る有名な映画のパロディーでも有る。女に豪華な花を贈り、湯水の様に御金を浪費為無いと女の心も掴めぬ悲しい此の世でも有る。幼児番組に本物の花篭を使うは異例の事で有る。御金も掛かるので有る。部屋一杯の花篭で女心をつかむテレビドラマも有った。此の世は女の浪費で成り立って居る。女性専用の売り場の何と多い事か。テレビドラマの多くが女性の視聴者を見込むで居る為か不自然さが有るが見て居る人は其の不自然さに気が付か無い。以前に男性から貰った婚約指輪を塵箱に捨てて仕舞う失礼なドラマも有った 最近はカラフルなノートパソコンも多数売られて居る。中身は同じなのに躯体の色を変える丈で売れるので有る。女心の不可解が有る。ノートパソコンの小型化も進んで居る。薄さも魅力で有る。持ち運びには軽量化が必須で有る。コストパホーマンスではディスクトップ型には及ば無いが狭い生活事情の日本では需要は多い。バッテリー装備の為にコンセントの抜けや突然の停電に対応出来る。節電に成るし、騒音や廃熱を抑える事が出来る。デスクトップ並みの高性能なCPUの製品も売られて居る、若干高価な物に成る。画面の小ささが気に成る人はテレビの大画面に出力も出来るタイプも有る。HDDの用量の少なさが気に成る人はUSB接続の外部ドライブも利用出来るし、LANドライブの利用も有る。タッチパッドが気に入らない人はマウスを接続も出来る。小さいスピーカーの音質が気に入らない人はUSB接続のスピーカーを利用為る事も出来る。USB端子が少ないと嘆く人はUSBハブも有る。電源供給タイプの物も有るがパソコンの電源を切っても自動的に切れ無い場合も有るので注意が必要。持ち運びには携帯電話並みに小さく成る必要が有るが、携帯電話でインターネットが利用出来る時代で有る。最近は電車の中でも携帯電話に没頭為て居る女も多い。自分丈の世界の如くで有る。周りを見渡せば素敵な出会いが有るかも知れないのにで有る。
 パソコンとテレビの融合が進んで居る。テレビチューナ付きのパソコンも売れれて居る。パソコンのHDDに録画が出来る。テレビの画面をディスプレーとして利用出来る機種も有る。テレビでインターネット出来る機種も有るがパソコンのブラウザの様に高機能では無い。パソコンでは動画の配信も多い、ストーリーミング販売やダウンロード販売も有る。無料の動画も多い。インターネット網を利用しての動画の配信も有る。装置を取り付けるとテレビの大画面で見れる。
 映画やテレビドラマの多くは実際とは違う虚構の世界でも有る。綺麗な造花の如くで有る。其れが現実の花の様に見えるは言葉の力が大きい、意味の判らぬ外国語でも喜びや悲しみが判る不思議な世界でも有る。所詮は他人の事では有るが自分の事の如くに思えるのも言葉の力で有る。音声を消すと何も判ら無い不思議な世界で有る。ダウンロード販売も盛んでは有るがDVDで販売されて居る場合はDVDで購入して置くべきでも有る。動画を購入して悲しいのは購入しても自分の物には成ら無い事で有る。観れる権利丈を購入して居るので有る。ダウンロード為たパソコンやOSでしか再生出来無い、ファイルが有っても再生出来無い、詐欺の様な世界で有る。DVDにはリージョンコードが付いて居る。日本のDVDプレイヤーでは2以外のリージョンコードは再生出来無い。しかし、パソコンのDVDドライブでは5回迄変更が可能、2台を使い分ければリージョンコード1の物も観れる。PAL方式の放送形式の観れ無い筈の物迄其の儘観れて仕舞う。実際にアメリカ・カナダ用のリージョンコード1のDVDも通信販売で売られて居る輸入品に成る。中古品はDVD自体の傷も多く注意が必要でも有る。
 ティシュは駅前でもチラシと一緒に配られたり為て、鼻紙としての地位を確立した、少し前迄は駅の便所にトイレットペーパーの設置の無い所も多く、携帯が必須でも有った。便所にティッシュの自動販売機も実際に有った。本来ティシュは携帯に耐える様に強度が有る。本来は水洗便所に使うには不向きでは有ったが、トイレットペーパーはロール紙が多く、強度が弱く携帯に不向きで有ったが使う人も多かった。最近でこそ備え付けの便所も多く成ったが、無い場合も有るので注意が必要。
 昔のソビエト映画に石の花と言うカラー映画が有った。完成した鉢を自ら破壊すると、石の花が咲くという伝説が元で有る。物を大切にする様にとの戒めで有る事から石の花は誰もが怖がる物に違い無い。普賢岳の様な溶岩ドームを指すのか、天変地異には違い無い。日本でも溶岩ドームが崩壊し火砕流が起きて多くの犠牲者が出た。孔雀石の名工の老人が小箱を注文を受けるが期限が近付くも完成出来無い。弟子の若者が密かに後を引き継いで完成させて仕舞う。若者に才能が有る事を見抜いた貴族の妻は鉢形の石の花を注文する。見事な石の花は完成したが若者は気に入らず自ら破壊して仕舞う。銅山の女王の妖術に掛かり巨大な石の花を作らされる。ストーリーは雪の女王にも似て居る。愛し合う男女も男の方を魔法を使う女王が奪って幽閉して仕舞う、残された女が取り戻そうと為ると言うもの。魔法の力が勝つか、愛の力が勝つかと言うもの。雪の女王と同じに今だに色あせぬ名作で有る。白黒映画の中にも色あせぬ名作は多い駅馬車や禁じられた遊びや巷の恋や戦艦ポチョムキン等も有る。映画の特許が切れて格安DVDが手に入る。
 西洋絵画の花の絵には通常は見え無い球根まで丁寧に描いた物が多い。昔の植物図鑑風で有る。実物の花より生命観に溢れて居るのも不思議で有る。小学校の時に教室に実物の百合の花の植木鉢うを置いて、皆で写生したが先生の画いた百合の絵は実物より生命観に溢れて居て唖然とした事が有る。人心の不可思議でも有る。
  学校の式典では紙花も多く使われる、白が男で赤が女の象徴にれるが、源平合戦で敵味方が入り乱れ て集う平和の象徴でも有る。 目出度い紅白の幕に同じで有る。運動会の紅白も昔は多かった。オリンピ ックに倣って5色に分ける学校も有った。                            





            2009−09−07−434−01−01−OSAKA



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