ダイナミックディスクに注意

 最近はハードディスクの大容量化、低価格化が進んで居ます。新しく購入したHDDを使える様にするにホーマットする必要が有ります。ディスク管理を開くと、マスタブートレコード(MBR)ディスクにしますか、GUIDパーティションテーブル(GPT)ディスクにしますか聞いてきます。2TB以上の容量のHDDではGPTを選択しないと全ての容量を利用する事が出来ません。
 マスタ ブート レコード (MBR) ディスク上には、プライマリ パーティションを4つまで、または3つのプライマリ パーティションと 1 つの拡張パーティションを作成できます。拡張パーティション内では論理ドライブを無制限に作成できます。
 GUIDパーティション テーブル (GPT) ディスク上には、128までのプライマリ パーティションを作成できます。GPT ディスクではパーティションが4つに制限されないため、拡張パーティションまたは論理ドライブを作成する必要はありません。
 どちらかを選んでフォーマットすると使用出来る様に成ります。空のホルダーにマウントする事も出来ます。クイックフォーマットを選択しないと可也の時間が掛かります。
 問題は昔からのベーシックディスクを簡単にデータを其の儘でダイナミックディスクに変更出来る事で有る。今動いているOS以外のOSが起動出来なく成る可能性が有る事の警告は出ます。ヂュアルブート構成の時には注意が必要。しかし、其の逆は簡単には行きません。データは其の儘での方法は有るらしい ダイナミックディスクは今迄ディスクコントローラが行って居た、RAID機能等がOSレベルで出来る優れものでは有るが、今使用のOSに不具合が出て起動しなく成った時の再インストールの時に此のパーテーションにはインストール出来ませんと警告が出て次に進みません。オープションでパーテーションの削除やフォーマットの釦は表示されるが起動しません。新品のHDDに交換するとインストール出来るので有るが、無駄な出費と成る。もう一台のパソコンが在れば其れでパーテーションを削除すれば出来そうだだが新品と同じには成らない様で有る。方法が無い事も無いのですが、インストールの場所の選択画面でSHIFT+F10を押すとコマンドプロンプトが起動します。
 コマンド ラインを使用する
ダイナミック ディスクからベーシック ディスクに変換するディスク上のすべてのボリュームをバックアップします。 コマンド プロンプトを開きます。
次のように入力します。
diskpart
DISKPART>list disk(ベーシック ディスクに変換するダイナミック ディスクをメモしておいてくださいDISKPART>select diskn(nでベーシック ディスクに変換するディスクのディスク番号を指定します。)
DISKPART>detail diskn(nでベーシック ディスクに変換するディスクのディスク番号を指定します。)
ディスク上のボリュームごとに
DISKPART>select volume=n(nでボリューム番号を指定します)
その後、次のように入力します。
DISKPART>delete volume(繰り返し)
DISKPART>select diskn(nでベーシック ディスクに変換するディスクのディスク番号を指定します。) DISKPART>convert basic
DISKPART>exit(完了)
 ベーシックディスクをダイナミックディスクに変更する事で、シンプルボリュームの外にも、色々の機能が有ります。ストライボリュームやミラーボリュームやRAID−5やスパンボリューム等です。
                スパン ボリュームを使用する
 スパン ボリュームとは、複数のディスク上の未割り当て領域を結合して 1つの論理ボリュームを生成したものです。これにより、複数のディスクを持つシステムですべての領域およびドライブ文字をより有効に使用できるようになります。
 ボリュームを1つ作成する必要があり、そのボリュームに必要となるだけの未割り当て領域を持つ単独のディスクがない場合でも、複数のディスクの未割り当て領域を結合して1つのスパン ボリュームを作成すれば、十分なサイズを持つボリュームを作成できる場合があります。スパン ボリュームの作成に使う各未割り当て領域は、それぞれでサイズが異なっていてもかまいません。スパン ボリュームは、1つのディスクの空き領域をすべてボリュームに割り当ててから次のディスクに移り、そのディスクでもディスクがいっぱいになるまでボリュームに空間を割り当てるという方法で編成されます。
 スパン ボリュームでは、マウント ポイントを使用せずにディスク上でより多くのデータを得られます。複数のディスクで使われる領域を結合して 1 つのスパン ボリュームにすることにより、その他の用途に使えるドライブ文字が増え、ファイル システムに使える大きなボリュームを作成できます。
既存ボリュームの容量を増やすことを、ボリュームを "拡張する" と言います。NTFS ファイル システムでフォーマットされた既存のスパン ボリュームは、全ディスクの未割り当て領域の容量まで拡張することができます。ただし、ボリューム セットを拡張した後、ボリューム セット全体を削除せずにその一部だけを削除することはできません。ディスクの管理は、元のスパン ボリューム上の既存ファイルに影響を与えることなく新しい領域をフォーマットします。FAT ファイル システムでフォーマットされたスパン ボリュームを拡張することはできません。
 Microsoft TechNetのオンラインライブラリーの閲覧やダウンロードで検索サイトの掲示板等で良く見掛けるパソコンの不具合も解決方法が見付かるかも、如何に便利な世に成っても取扱説明書は必要。
























































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