検索エンジンの牙

 或会社員が或日に突然解雇を通告された。再就職を求めて就職活動を試みるも全て不採用。解雇の理由を会社に聞くと検索エンジンで当人の氏名を検索すると前科者や犯人や容疑者を連想させる検索候補の言葉が表示されて仕舞うと言うので有る。昔の検索エンジンは主にタイトルを検索して居たが最近の検索エンジンは全文検索で有る。極重の悪人と同じ氏名の人は災難で有る。本人か如何かも確かめもせずに不採用は酷い話でも有る。GoogleやYahoo!やMSNに削除を求めても応じるかねる場合が多い。最近では検索エンジンの被害の対処をアドバイスする事がビジネスに成ったりで有る。風評、誹謗中傷被害も多い。検索サイトでは無料で提供されるサービスも多いが、個人情報の書き込みには注意しましょう      --------------------------------------------------------------
      l  入力当人氏名 I               l  検索  l
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      l  入力当人氏名 容疑者            l
      l  入力当人氏名 犯人              l 
      l  入力当人氏名 変質者            l
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 検索エンジンは収集したページの情報は、前もって解析し、索引情報(インデックス)を作成する(日本の著作権法では編集)。日本語などの言語では、自然言語処理機能が生成される索引の質に影響する。このため、多言語対応した検索エンジンの方が精度の高い検索が可能となる。
 検索結果の表示順は、検索エンジンの質が最も問われる部分である。ユーザーが期待したページを検索結果の上位に表示することができなければ、ユーザーが離れてしまうからである。そのため、多くの検索エンジンが、表示順を決定するアルゴリズムを非公開にし、その性能を競っている。検索エンジン最適化業者の存在も、アルゴリズムを公開しない要因になっている。Googleは、そのアルゴリズムの一部であるPageRankを公開しているが、やはり、多くの部分が非公開になっている。Googleの場合、創設初期におけるアルゴリズムについては、創設者自身がウェブ上で公表している論文でその一端を知ることができる。 ウェブページの更新時刻の情報を用いて、新しい情報に限定して検索できるものや、検索 結果をカテゴリ化して表示するものなど、特長のある機能を搭載したり、検索結果をユーザーへ最適化していく動きもある。
 検索エンジンを利用したストーカー行為の事例も発生するようになってきた。個人の氏名で検索すると非常に詳細な個人情報が取得できるケースもあるが、個人情報の削除要請に対し検索エンジン各社は、元のページの作成者に一切の責任があるとして、応じない方針を取っている。Yahoo!では削除要請を依頼するための連絡先すら掲示せず利用者からの依頼を無視することでこの問題に対処する方針をとっている。検索エンジンの利用のうち30%程度が個人情報に関連する検索で占められており、プライバシー問 題は検索エンジン各社にとって触れられたくない問題であるのは事実である。
 インターネット上で実名を挙げて誹謗中傷された場合、検索エンジンの力によりその効果が大幅に増幅される。この誹謗中傷に関する検索結果に対し、Googleでは "通信品位法第 230 (c) 条に基づき弊社では、Google.comでの検索結果から中傷的なコンテンツを削除することを行っておりません。" と し、削除しない方針を明示している。他の多くの検索サイト運営会社は、誹謗中傷に関する検索結果について、インデックスからの削除についてはあいまいにしつつも、不削除の方針を取っている。
 膨大なインターネット上の情報を網羅的に調査するには大手の検索エンジンを利用するほか方法が無いこのためURLがあまり知られていない無名なウェブサイトやドキュメントなどに関しては検索エンジン に検索結果として表示されなければ、その情報にたどりつく可能性が著しく少なくなってしまう。表示されなくなる基準は露骨な検索エンジン最適化テクニックを使用しているサイトや各国の法律等に反しているサイト(下記中国の例)、公序良俗に悖るサイト(アダルトサイト、誹謗中傷が主体のサイト等)と考えられているが、その明確な基準はGoogleを除いては各社共に不明瞭であり、検索結果から削除される際の該当ウェブサイトへの警告は基本的にない。各社とも、検索エンジンスパムには厳しい姿勢を取る反面、公序良俗に反するサイトの非表示には消極的である。
 検索エンジン各社にとって、公序良俗に反するサイトをも含め検索できるような状態にしておくことが結果として自社の検索エンジンのシェアを高めることになるため、積極的に不適切なサイトを排除するという動機は働きにくい。
 検索エンジンのクローラは盆や正月、深夜を問わずに働き続けるロボットととも言える。何日かに一度サイトを訪れて更新ファイル等をチェックして居るものと思って居る人も多いが、リンクの数やファイルの更新頻度によっては様々で有る、頻繁の場合も有る。企業名を検索上位に表示を目指す有料のSEO対策等も有る。検索エンジンのクローラを制御するrobots.txtや制御用のタグ等も有る。
 VHSで呑みの販売の昔の有名な洋画も多い、DVD化されなかった為に消えゆく運命でも有る。日本語字幕が出ないのを我慢すれば、YouTub等で懐かしの昔の洋画を見つけ出す事も出来る。原題での検索等の工夫が若干必要。あまりに有名な西部劇の駅馬車のスペイン語吹き替え版等も有る。ジョン・ウェインがスペイン語を話す珍奇な世界では有るが日本人には馴染み易い。検索のオープションの活用で色んな外国のテレビドラマも観れる、中南米では知ら無い人が居無い程に有名な歌手のタリアのテレビドラマがお薦め。言語の壁はあまりにきついが世界中の検索エンジンのクローラの御陰で思わぬ恩恵も有る。

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